本日は、これから

午前、午後、夜間の3回に分けて

特別講義を行っていく。

と言っても、気負ったり構えたりする必要はない。

6月20日のブログでも書いたように、

私は学問のことばかりに偏った、

堅苦しいだけの男ではない。

むしろ既成概念にとらわれない柔軟思考こそが、

私の天才たるゆえんである。


そこで今回、私が用意したのは、
「恋愛」をテーマにした特別講義である。

意外に思うかも知れないが、
これは確固たる理論に基づいた選択なのだ。


いくら優秀な人間といえども、長く同じ環境が続くと、

エネルギーは自然と低下していくものだということは、
先日のブログでも述べたとおりである。
そして、恋愛のように刺激的な体験こそが、
脳細胞を活性化させ、
活力を持続させるのに有効ということが、
科学的にも立証されている。
私が日々、脳内デートを繰り返しているのも、

一人でこまめに修練を積んでいるのも、
そのためである。

本題に入ろう。

近年の研究では、

脳内で分泌されるドーパミンなどの化学物質と
人間の恋愛感情に深いかかわりがあることが分かっている。
また、恋愛中の男女の脳をスキャンすると、
驚くべきことに、脳の同じ部分、
それも脊椎動物の脳における根源的な部分が、
盛んに活動しているのが見てとれるという。
すなわち、恋愛という感情の動きは、
食欲や睡眠欲といった
抗いがたい欲求に基づくものといえる。

とはいえ、すべての人間に
この理論が当てはまる訳ではない。
自らの感情をセーブできるばかりか、
脳内物質の分泌すらコントロールできる、
天才的な頭脳を持つ人間もごくまれに存在する。

私だ。

現に私は、

愛されたことはあっても、

誰かを愛したことはない。

無論、諸君がその境地にまで達する必要はない。


ただ、ひとつ言えることは、


恋愛は人間の活力を維持する上で、

非常に重要な要素を担っているということ。

学問や仕事で多忙を極めている者にこそ、

恋愛というビタミン”が必要なのである。


上田次郎オフィシャルブログ「天才の私から君へ」by Ameba

多忙な者こそ、時に空でも見上げながら

恋する者に思いを馳せることが必要である