童謡伝道マガジン『ふんふん』のインタビューコーナー
「我こそは童謡伝道師」では、
毎月、童謡大好き
童謡をたくさん歌っています
童謡を、もっと多くの人に歌ってもらいたい
そんな思いをお持ちの方々にご登場いただいています。
5月号の童謡伝道師は
社会福祉法人専心会 くすのき保育園・くすのきめぐみ保育園
理事長・園長の今西 博嗣(いまにし ひろし)さん
優しい笑顔と穏やかな語り口。
その中に秘められた、子どもたちへの温かな熱い思いに感動でした
6月号の童謡伝道師は
学校法人白ゆり学園 白ゆり幼稚園・いずみ幼稚園の園長として
50年に渡り幼児教育一筋でこられた、垂 芙美(たれ ふみ)さん
現在は、リタイアされ、時々幼稚園に出没?しつつ、
孫育てに奮闘しつつ、
月に3回は「楽しい童謡コーラス」で童謡を歌うのを楽しむ垂さん。
垂さんのホームグラウンド・宝塚で
インタビューをさせていただきました
宝塚といえば、宝塚ホテル。
久々に伺いましたが、やはり雰囲気がありますね。
気分はすでにタカラジェンヌ(笑)
タカラジェンヌといえば、
垂さんのお嬢さんは、もと宝塚の娘役。
それも、エトワールをお務めになった
星野 瞳(ほしの ひとみ)さん
フランス語で「星」という意味の「エトワール(etoile)」
宝塚歌劇での「エトワール」とは、
オペラで言うプリマドンナ:歌姫のことを指し、
フィナーレに登場します。
エトワールは、フィナーレの大階段を他の誰よりも先に降りてきて、
大階段の中央で、その演目の主題歌などを歌います。
エトワールは、その公演を行っている組の中で
一番歌がうまい生徒が務めます
エトワールを務めると
フィナーレの最初にソロで歌うことができるわけですから、
大変名誉なこと
でも、大階段で一人で歌うことができるのは
主役クラスだけなので、
プレッシャーもすごいものなのでしょうね
そのエトワールをお育てになったお母様であり、
子どもたちへの幼児教育一筋に
過ごして来られた教育者でもある垂さん。
とても控えめで上品な垂さんに、
私もこんな風に年を重ねたい
と思いながらお話を伺いました。
「幼稚園は、日常的に生活の中に歌があり、
歌を通して物事を身につけられる場所。
感性豊かな子どもたちは、
どんどん吸収していくので、
それだけに、心に響くいい音楽を届けたい」
「家族が仲良くしていることが大事。
特別なことをしなくていいので、
一緒に歌ったりお散歩したり、
そんな「日常」を大切にし、楽しんでほしい」
たくさんの
メッセージとともに、垂さんの笑顔が心に残りました
子育て中ではありますが、
幼児期はとっくに過ぎたわが子たち
でも、おひざ抱っこで絵本を読んだり、
手をつないで童謡も歌ったよね。
そんな日々がちょっと懐かしくなる
ひと時でした
垂さん、素敵な時間をありがとうございました