私には現在、
・21歳 長女(間も無く出産予定)
・17歳 次女(通信高校三年生)
・11歳 三女(小学6年生)
の三人の娘がいます。
私自身は、長女。下に弟がいます。姉弟です。
一人っ子で無い人は、わかると思いますが。。。基本、兄弟間で「弟の方が可愛いんだ」とか「お兄ちゃんの方が大事なんだ」とか、
「贔屓〜!!それって、ひいき〜!」みたいな感覚あるよね。
私は、あったよ。ありまくったよ(笑)
弟の方が、二重ぱっちりの、女の子みたいな顔立ちだったから、いつも周りの大人から言われてた
「(私と弟が)逆だったら良かったのにね〜!」
そんな言葉に傷付いていたと気付いたのも大人になってから。当時小さなnoriは、言われるがまま、男の子みたいな服を着て、男の子のように振る舞い【男勝り】を演じてた。多分、周囲の期待に応えようとしてたの。
もともと【女オンナ】した女性が苦手な母に育てられたんだもの。…そうなるよね。
なので、私は三人の娘を育てるにあたり、気を付けていたことがあります。
完全なる【姉妹平等】順位を付けない。
完全なる【容姿の全肯定】OK!出す。
この2つ!!
でもね〜!実際には難しかった(笑)
難しいというより?不可能なのよ。。。
「平等にしよう!」と同じにすればするほど?娘たちからは「ひいき〜!ずるい〜!」と言われ。。。そりゃそうだ!姉妹とはいえ、全く違う人間だもの。感じ方は個々それぞれ違う。同じことを同じように受け取れ!って方が無理がある。
私は自分の産んだ子どもという括りで、娘たちを【ひとまとめ】にしてたところがあって。
「お姉ちゃんの時にやった事は、下2人にもしてあげなければ!」とか、躍起になってたの。
長女が喜んだ事が、次女にも喜ぶ事だと信じて。
平等だから。贔屓なしだから。。
だって!贔屓されると悲しいじゃん?順番つけられるの辛いじゃん?(そうチビnoriが申しておりました)
でも、違った。
そもそも平等って言葉を私は履き違えてた。「同じ言葉を。同じ行動を与える」って思ってた。私にとっての平等ね。
娘たちが「どう感じるか?」じゃないの(笑)私が「同じように扱った」ってことが【平等】って思ってたの。
それで満足してた。
違・う・だ・ろ〜!!あぁ勘違い!!
で、容姿の全肯定に関してもね。
例えば「太ってるね」とか「目が細いね」とかそんな言葉を吐かないことが、全肯定だと思ってた。
「全肯定しよう!」とすればするほど?娘が、イジケる。。。特に上2人ね。
「太ってたっていい!優しそうだよ」「目が一重だっていい!」と、太ってても着れる服を探し、正統派な美人を否定して、オリエンタル美人を良し!とした。(うちの場合ね)
ぜーんぶ、OK!!と伝えてるつもりだったの。。。でも、一回否定してからの全肯定だっただって自分はダイエットしてて、目が大きく見えるように化粧してるんだよ?
でも、娘たちからしたら?
全肯定=むしろ自分の良さがわからない。
全肯定=ダメなところはあってはいけない。
みたいな感じになってた。
あ、三女に関しては多少違います(笑)私がいろいろ学んできたのも効果あったかな?
で、夫は?見事に全否定(笑)
私からみたら?言葉の暴力以外の何物でも無いと感じてた。
「何でそんなに食うの?だから太るんじゃん」とか「一重なんだし無理に化粧するな!」とか。。。
言うよね〜!!怖いくらいに言うよね。
そして、私は更に心に誓う。
「私はぜーったいに、夫みたいな事を言わない!娘たちの全てを愛してるし、受け入れるんだから!!」と。。。
さて。復習しますよ?(笑)
私の前提はなんだったっけ??
…
…
…
完全なる【姉妹平等】順位を付けない。
完全なる【容姿の全肯定】OK!出す。
でしたよね?
はい!叶ってます(笑)
ちゃんと、平等にしなきゃいけない!と感じる出来事、全肯定しなきゃ!な出来事が、繰り広げられてるじゃんか。。。
そしてそもそも?なんで?この前提にしてのか?なんですが。。。幼い頃の経験からでした。悲しかった経験ね。
なので、そこをグルン!とひっくり返しま〜す。
平等じゃなくていい。
否定してもいい。
声に出して言ってみたりもします。
三女に対しては、言っちゃってます(笑)私に似て鼻がダンコなんで「コアラみたーい」と。イラストにすると?こんな感じ(笑)
そして私は「ゴリラみたーい」と言われてます(ひでぇー!)口周りがゴリラ感が強いんだそうです(次女曰く)でも三女とは「コアラだからこそ、可愛いんじゃん!」とチャイのチャイのしてます(笑)
ちなみに夫は自分を【カバ】と認識してる様子。
愛しきコアラだし、ゴリラだし、カバなんです(笑)
次女は、私に似てるので基本、ゴリラです。と、なると?長女もか??(笑)マウンテンです。そんな所も
話戻して。
【平等に】を、やってきて気付いた事があります。
同じ腹から産まれても?基本、同じようには育たない。育つわけが無い(笑)同じことを伝えても?受け取り方や受け取る量は三者三様。
同じように、お水あげたし(躾け)
同じように、お日様当てて(環境)
同じように、肥料もあげた(教育)つもり。
でも、まぁー!見事に違う花を付けます(笑)
例えば?片付け。長女と三女は見事に片付けられ無いの。基本?私は、片付けなきゃ捨てる。若しくは、各自の部屋に押し込む(笑)で、対応してきた。それでも出来ない。床にモノを広げ、足の踏み場が無くなるほど。
でもなぜか?次女だけは何も言わなくても自ら掃除したりする。喘息持ちだったせいか?しょっ中ホコリが気になり、Myクイ○ッルワイパーを所持。水筒とかもすぐに洗う。食器もすぐに片付けるし。あとね、空気清浄機の加湿用の水タンクも、毎晩補充しに部屋から持ってくるのは次女。長女も三女もその機能を使ってる様子なし。基本、そのまま回しっぱ。
3人に同じように育児して、思ったことは?
これって、持って産まれてくるんだと思った。そう言う性質なの。その代わり、長女と三女の豪快さや行動力には、時折、驚かされるしね。繊細さと強さの違いみたいな感じ。
どちらが良いも悪いもないのに、それをね【同じお花】にしようとするから、苦しくなるんだもんね。
長女には長女の花。
次女には次女の花。
三女にも三女の花。
それぞれどんな条件で一番咲くのか?を親の私は考えればよかったんだろうな。
(ん?何かの歌みたいになってない?)
いやいや。違うな。。。
「水とお日様、肥料もあげた!あとはどんな花でもいいから自由に咲きなさーい!」かな?(笑)
むしろ違いを楽しめる。。。
そんな母でいたいです