初めて救急車 | シンガーソングライター梅谷陽子オフィシャルブログ

シンガーソングライター梅谷陽子オフィシャルブログ

シンガーソングライター、作詞、作曲、イベント企画。
ラジオパーソナリティー。
iTunes Storeなどにてオリジナル曲を配信中。
カラオケジョイサウンドにて配信中。
有線にてリクエスト受付中。
11歳の子と
視力障がい、自閉症、身体障がいを持ってる4歳の子の子育て中

5歳の脳性麻痺の子が

くずってしかたなくて

泣き止まなくて

どこかが痛そうで‥


でも痛いとか

しんどいとか

そもそもママすら一言も言えないので

毎日一緒にいる私ですら分からない💦


土曜日から日曜にかけての深夜の出来事なので

病院も開いてない。


しかも

滅多に熱も出さなければ

そもそも風邪すらひかないから

リハビリや脳神経以外のかかりつけ医がない💦


仕方なく救急や#8000など

相談のお電話をしたら

加古川市の小児科は23時半で終了してるので

救急車を呼んでくださいとのこと。


大袈裟だなあとおもいながらも

119番に電話して事情を説明したら‥


大丈夫ですよとすぐに手配してくださって

本当にすぐに来てくれました


でもここからが大変で‥


救急要請を受け入れてもらえても

重度の脳性麻痺があるというと

受け入れ拒否。


脳性麻痺の子は例えばコロナでも重症化する可能性も高いらしく

結局また違う病院へって可能性も高いし

近くの救急はごったがえしてるらしいし

問診に答えられないのも困るそうで‥


言ってる意味もよくわかるけど

ひたすら拒否されて

そのうち火がついたように泣き出して

もうこの子を助けてくれる人は世の中にいないのかなって気分になりました。


だんだんと

病院へ症状を説明してくれてる救急隊員さんにも

脳性麻痺だということを最後に伝えて拒否されてるので、先に脳性麻痺だということを言ってから症状を伝えてくれればいいのにと苛立ってしまったり

自然と子供をかかえながら

ため息と一緒に助けてくださいって泣きながら連呼してました。


そして、遠く離れた県立子ども病院しか

受け入れてくれないということになって

救急車で赤信号を飛ばしまくっても

40分はかかるとのこと。


子どももぐったりしてくるし

もう生きた心地がしなかったです。


40分が長く感じて

ようやく到着したら

先生が救急車の前で待機してくださってて

優しく接してくださって

ようやく私も涙が止まりました。


子ども病院の救急は逆に重症や重篤の子たちがくるので、他に誰もいなくて鎮まりかえってて

重症ではない子供を救急車を使ってきてしまったことがこれまた逆に申し訳なくもなってきました。


でも、先生が

脳性麻痺の子はそこまで大変な症状じゃなくても

みんなここへ運ばれてくるので

いつものことだから気にしなくていいですよと言ってくださって

子どもを診察するのも

本当に大事な命を扱うように、

そして子どもと接する仕事を楽しそうにも

してくださって

本当に救われました。


検査もすみずみまでしてくださって

結果、お腹のエコをみると

水が見えるから

お腹を壊してるからお腹が痛かったんだと思います。ウイルス性でもないので

なんか変なもの食べてませんか?って

話でした💦💦


その時もその前も今も

まったくお腹は壊してないので

全く気づかなかった。


一言、お腹が痛いって言えたら‥


脳性麻痺の子は病気のかかりつけがなければ

救急は遠く離れた子ども病院しか見てもらえないということが分かったので

いろんなこと、気をつけたいと心から反省したし

あらためて子どもの命がどれだけ愛おしいかを

実感しました。


重度の脳性麻痺で

歩くことも話すこともできず

目もあまり見えてないので

私より長生きすることが果たしていいことなのかと思う日もありましたが

いろんなことを頑張って

1日でも長く幸せに過ごして生きてもらえるように

世の中ごと音楽で変えたいと思って時計をみたら

夜中4時。

数時間後には姫路の歌姫との2マンライブ


兵庫の子ども病院は

神戸の島にあるので

子どもを連れて泳ぐわけにもいかず

電車もない。


途方に暮れて平謝りで家族に電話したら

わりといいよーって返事で迎えにきてもらえて

本当に家族って大切だなとも実感。


ぐっすり寝たので

とてもいいライブが出来ました。


ライブの話はまたお伝えします。


明日もライブ、

頑張ってきます。