ウチのネコ、まだ生きています。
少しだけ、水を飲みますが、エサをまったく食べなくなって10日以上経ちます。

ネコは具合が悪くなると暗い涼しい場所に行くそうで、何度かそんな行動をとり、いよいよか、と思っていると、部屋に戻ってきて、ちょこんと顔を上げていたりします。

私は今、ネコの終活に付き合い、右往左往していますが、そんなネコの姿から、自然に~ありのままに~生きる、を学んでいます。


動物と会話ができる娘によると、ウチのネコは、「次に生まれ変わるなら、白い鳥か白い猫になりたい。」と言っているそうです。

「白い猫にはなれるかもしれないけど、白い鳥にはなれないよね。(鳥と猫は違う星から来ている、という私の説(根拠なし))」といって、
「ネコには黙っていようね、がっかりするとかわいそうだもんね。」
などど、話しています。


マッサージや撫でられるのがとても好きだったのに、体がつらいのか、触れられるのを嫌がります。


最期を看取りたい、という思いも手放しました。
具合が悪くなると隠れてしまうということは、ネコが望んでいない、と思うからです。

日常の中で、ふっと体が軽くなって私に付きまとえるようになった瞬間がこの子が死んだ時です。


本当に、生きていても、死んでしまっても可愛くって仕方がないのが、『ペット』という存在です。