へい!夏の思い出の話に戻りますよ( ▔•ω•▔ )
今回は8月20日の日曜日のお話です
今年の夏の思い出の中には、私にとってはとても特別な作品との再会がありました
流れる雲よ
未来より特攻隊へ愛を込めて
in六行会ホール
演劇集団アトリエッジさんが長年公演し続けている歴史ある作品で、私が9年前、池袋の東京芸術劇場小ホールで観た時は『飛行機雲』というタイトルでした。
女学生役で出演していた友達を応援しに行って感動し、さらに実はその後の自分の人生にもとても影響した、大変思い入れのある作品です
また観たいなと思いながら気にはなりつつもずっと逃していましたが、今年は舞台『こと~築地寿司物語~』や『古事記‐日本の始まりの物語‐』に出演されていた亀井達也さんがご出演ということで、これを機にとまたこの作品に会いに来たわけでございます
今までと全く違う亀井さんが見れたという貴重な公演となりました
相手に情を持ってはならないとし、まるでサイボーグの如くとても厳しい中佐として、全力で任務を全うする小笠原実さん。
しかし最後の最後で純粋にひとりの人間として耐えきれず涙を流すところがあり、それがとても心を揺さぶられました
毎年やっていることもあり、あまりお話的なネタバレはしたくないのですが、少しだけ語ります
見えづらいかもですがひとまずここで相関図を出しておきます
さて、この公演には他にも楽しみにしていた方々がいらっしゃいまして…
そう、ご存知の方もいらっしゃるかもですが、アズタハルサ版の『熱海殺人事件~売春捜査官』にも出演されていた方です
アーチさん、この物語の中ではとても重要な役を演じられています
アメリカ人の母を持つ天野真一さん。
日米どちらの血も流れていて、どちらも母国として愛しているけど、日本兵として特攻し散っていった人。
上司からの信頼も厚く、最期の最期まで誰よりも暖かく、優しく、穏やかで、そして力強い侍魂を持った第一飛龍興武隊の隊長さんでした
そして・・・
小川もこさん&つちやかおりさんもこさんはアーチさんと共に前回印象に残っていた方で、相変わらずお綺麗でチャーミングなお方
もこさんの役は、現代(今回は2017年)のラジオ放送でDJを務める坂本未来さん
ラジオの電波が過去へ飛び、特攻隊で亡くなったという叔父様(主役の坂本光太郎さん)のいる昭和とつながるという不思議な出来事が何回か起こるのですが、ある時その電波を通じて電話が繋がり、奇跡的に光太郎さんと未来さんが直接話すことに…!
ラジオの情報で敗戦するとわかっていながら、それでもなお特攻する道を選んだ光太郎さん・・・その理由がこの時の未来さんとの会話にありました。
2人の会話がまた心に残るのです
もこさんの優しくて柔らかい癒しボイスだからこそ、未来さんの魅力がここで存分に発揮されるのではないかと思っています
つちやかおりさんは特攻隊員の1人竹山直彦さんの母、竹山なみ役
何度も何度も機体のトラブルで帰ってきてしまっていた竹山隊員でしたが、ついに第一飛龍興武隊員として任務を全うし旅立たれます。
それを知らずに息子の好物をこしらえて残った隊員達の元へ差し入れに持ってくるお母さん。
戦死を伝えられ最初は気丈に振る舞いますが・・・やはり母として涙を流し泣き崩れてしまいます。
この時の徐々に沸き立つ感情と共に出てくる言葉と、最後に泣き崩れるまでの姿がもう素晴らしくて、このシーンがほんとに心に残りました
他にも女学生とか、その弟さんのこととか。。。。泣
特攻する際の、武士として闘いに行く隊員達を表現した刀を使った演出とか。。。
振り返ると、ストーリーを知っていてもなお新鮮な形で心に刻まれるところがたくさんあるのですが、全てを通して言えることは、この『流れる雲よ』は、ほんとにキャストの方皆さんが全身全霊で《生きている》ことがこちらも全身で感じ取ることが出来るくらいパワーが伝わってくる作品であるということ
これからも末永く公演を続けていただきたいなと心から思っています(*˘︶˘*).。.:*♡
話は変わりまして。。。
予算も限られていたのでとても迷いましたが、これでいつでもお話を振り替えれるぞという嬉しさが勝ってしまい、思い切ってゲットしてしまいました
おかげさまで、こうしてブログを書く時も振り返ることができました(笑)
お次は記念写真です
そして隣の佐々井さんは超安定の癒しスマイルでした(*๓´╰╯`๓)♡
みなさまありがとうございました
あ、この作品が私の人生にどのように影響したのか語りそびれましたが、それは内緒にしときます。。。(笑)
最後に、この日アンケートを書いて出したのですが、そしたら後日こんな素敵なポストカードが届きました(*๓´╰╯`๓)♡
来年も観に行けるといいな