こんにちは
咲多 美唯喜です
幼い頃に、両親が離婚している方は
その頃のことを親に尋ねること
なんとなく憚られたりしませんか？
私もそうなんです
もう、離婚した当時の両親の年齢を
とうに越えているのに
そのことに関して、もう1ミリも
ネガティブな想いはないのに
むしろ、
あの頃も、今も、懸命に生きて
懸命に育ててくれた2人の母と、1人の父に心から感謝しているのだけれど、
幼い頃のことを聞くのは、
なんとなく、気まずい思いがあります。
それは、
両親にとっての
何か深い思い出を
勝手に掘り起こしてしまうような
両親が通過して
閉じていた蓋を
勝手にこじあけてしまうような
ちょっと申し訳ない感覚があるのです
あるいは、
父とか、母とか、
そういう役割で見ている人を
いきなり
一人の男性として、
一人の女性として、
役割を通さずに感じること
そこは、覗いてはいけないんじゃないかって思っているのかもしれません
そんな気持ちがありながらも
何をそんなに尋ねたかったのかというと
私自身について、出生にまつわること
・血液型
・出生時間
・出生場所
でした
血液型は、献血できる年齢16歳になるのを待ちわびて、なんなくクリア。
残るは、
出生時間と、出生場所。
母子手帳がないので、誰かにたずねなくてはならないのです
うみの母とは
もうしばらく会っていない。
連絡先も知らない。
父と母に聞かずに知る方法はないかしら・・・と随分考えました
随分調べて、
出生した病院を探して
電話したらどうか・・・
戸籍に載っているのでは・・・
いろいろ動いてはみたのですが
もう随分むかしのこと
どこにも手がかりはありません
もう仕方のないこと
なかば、あきらめていたとき。
長男を出産しました
どうしても自宅でお産したくて
夫、姉と助産師さんに助けてもらって
29時間の陣痛の最中
考えていたことは、
母のことでした
無事にお産を終えて
はじめて絶対無二の愛する命を
この手に抱きかかえることができて
長男坊と共にあゆみはじめる中
どうにもこうにも
知りたいきもちが募っていき、
ある日。
とうとう、父に電話をかけました
電話のコール音を聞きながら
口から心臓が飛び出るんじゃないかと思うほど緊張したこと
胸に蘇ります
久しぶりに聞く父の声。
何をどう話しはじめたのか
よく覚えていません
もしかしたら
唐突に用件を伝えたのかもしれません
ただはっきり耳に残っているのは
明らかに父が動揺していることと
その頃、2歳だった姉の育児と仕事で
私の出生時間を覚えていないということ
そして、何より
父がとても申し訳なさそうにしていること
出生時間がわからなくてがっかりしたのはもちろんですが
父を動揺させ、電話口でもはっきり分かるほど、申し訳なさそうにしていること
それがとても痛かった
胸がいたみました
もう二度と聞かない
父を困らせない
父を悲しませない
そう思いました
長文になりそうなので、
②につづきます・・・
2017年 2月19日（日）
神奈川県横浜市緑区にて
アカシックリーダーのゆみこさんと
お料理教室主宰のmorisunりかさんとコラボする
をひらきます✨
私は、絵本担当です
胸に響くみなさまとご縁がつながりますように