こんにちは

 

美雪です

 

今日は、中秋の名月。

 

そして、昨日は秋分の日でしたね。

 

 

次男坊が地球暦の中の

地球号のインディゴブルーのピンを9月23日に動かしてくれました。

 

 

春分から、ちょうど180度ひらいた、この日。

 

地球号の動きをながめながら、

 

おおおお!!!あゆんできた・・・地球号に乗ってここまで流れてきた・・・

 

 

生かされている、今このときに胸があつくなりました。

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

2018年の夏は、はじめて、3つの文学館めぐりをしました。

 

 

 

☆鎌倉文学館・富安陽子の世界「夢か うつつか 妖怪か!?」(9月17日で終了しています)→HPはこちら

 

☆町田市民文学館ことばらんど・舘野 鴻 絵本原画展「ぼくの昆虫記ー見つめた先にあったものー」(9月24日まで)→HPはこちら

 

☆神奈川近代文学館・没後10年 石井桃子展ー本を読むよろこびー(9月24日まで)→HPはこちら

 

 

「夏の文学館スタンプラリー2018」に参加したのです。

 

 

最初は、富安陽子さんの本にご縁を感じて、わくわくでかけたのですが、

3館のスタンプをあつめると、すてきなプレゼントがもらえる!

という、よこしまな考えから、スタンプラリー開始。(昨日、ついにすてきなプレゼントいただきました!)

 

 

これが、とてもよかった!

 

 

 

各文学館のみなさんが、どれだけの想いを込めて準備してくださっているのかを

感じて、感動しきり。

 

残念ながら現在、鎌倉文学館の富安陽子さん展示は終了していますが、

 

☆神奈川近代文学館(横浜市・港の見える丘公園内)

☆町田市民文学館ことばらんど(町田市・町田駅)

 

こちらは、本日・9月24日までひらいています。

 

もし、ぴんときたら、ぜひお出かけくださいね。

 

 

 

 

 

なかでも、町田市民文学館ことばらんどの舘野 鴻さんの原画展は、予想をこえる素晴らしさ。

 

ふかい・・・

 

3つの文学館めぐりで一番心を動かされて涙したかもしれません。

 

写真でお伝えします・・・(写真が横になっちゃってごめんなさいね)

 

舘野さん、本当に素晴らしいです・・・

 

 

 

 

そして、昨日出かけた、神奈川近代文学館・石井桃子展も、とってもよかった!

 

中でも心動かされたのは、

石井桃子さんが、土屋滋子さん、松岡享子さん、村岡花子さんらとともに、

子どもたちにー本を読むよろこびーを贈りつづけてこられたこと。

 

たくさんの翻訳や編集のお仕事もそうなのですが、

戦中戦後の子どもたちが本と出会い、本を読む喜びの場所を創ってくださったこと。

 

【東京こども図書館】をご存知でしょうか。

 

 

以下は、東京こども図書館のHP→から、ご紹介しますね。

 

 

東京子ども図書館は子どもの本と読書を専門とする私立の図書館です。

1950年代から60年代にかけて都内4カ所ではじめられた【石井桃子のかつら文庫】、【土屋滋子のふたつの土屋児童文庫】、および【松岡享子の松の実文庫】を母体として1974年に設立、2010年に内閣総理大臣より認定され、公益財団法人になりました。
子どもたちへの直接サービスのほかに、“子どもと本の世界で働くおとな”のために、資料室の運営、出版、講演・講座の開催、人材育成など、さまざまな活動を行っています。

 

 

 

【東京こども図書館の理念ーHPより】

政治がどう変わろうと、経済にどんな浮き沈みがあろうと、子どもたちは、日々成長しています。

世界が困難な問題を数多く抱えている現在、次代を担う子どもたちには、深く感じ、しっかり考え、きちんと自分を表現し、心の中に、自由に想像力を働かせることのできる世界をもち、文化的背景を異にする人たちとも協調して生きていける人間に育ってもらわねばなりません。そのためには、幼い日に、ことばの力と、想像力を身につけることが何よりも大切です。

ことばは、愛情のしるしであり、あらゆる精神活動の土台です。想像力は、人間を置かれた場所から、より広い世界へはばたかせる翼です。

そして、本は、このふたつの力を育てるもっとも強力な手段です。
公益財団法人東京子ども図書館は、子どもたちが、たのしみのうちに本と出会い、本を、自分を育てる手立てとして、生涯活用することができるようにと願って活動しています。

 

ー東京こども図書館のHP引用おわりー

 

☆☆☆

 

私は、図書館が大好きな子どもでした。

 

とくに、司書のお姉さんがひらいている「おはなしのへや」は、なんとも魅力的で、

 

こども図書コーナーの一角にある、普段は鍵がかかって入ることができない「特別な部屋」に入り、

 

ろうそくを灯して、素話を語ってもらう時間は、胸がドキドキして

幼い私にとっても特別な時間でした。

 

高校生の頃は、「おはなしのへや」で語る人になると決めていました。

 

 

その「おはなしのへや」の時間が、東京こども図書館から発祥していることは、

大人になってから知りました。

 

そして、まだ全国展開されていなかったと聞いて、

わあ、、わたしは、子ども時代にとても豊かな恩恵を受けていたのだなあとありがたく思ったことをよく覚えています。

 

 

ただ、その【東京こども図書館】が、

大好きな作家・翻訳家のみなさん

 

石井桃子さん、土屋滋子さん、松岡享子さん・・・みなさんが尽力されて、

ひらかれたこと

 

 

昨日、「神奈川近代文学館の石井桃子展ー本を読むよろこびー」に出かけて

はじめて知ったのです。

 

 

 

幼い頃から、大好きだったこと、

 

 

こうして、石井桃子さんらの想いあふれる方々の恩恵をいただいて

わたしの心は育ててもらってきたのだ

 

 

そうか・・・おはなしのろうそくは、ここが原点・・・

わたしの語りへの想いは、ここが原点・・・

 

 

泣きたくなるほどの感動をおぼえて、

ああ、これを書いている今も胸がドキドキします。

 

 

 

ちらばっていた点々が、一気にばああああっと、今に繋がっていくのを感じて

しずかな感動の火を胸に抱いて、帰路につきました。

 

 

 

9月24日。今日までです。

 

 

もし、ぴんときたら、

☆神奈川近代文学館(横浜市・港の見える丘公園内)ー石井桃子展・本を読むよろこびー

☆町田市民文学館ことばらんど(町田市・町田駅)ー舘野 鴻絵本原画展ー

 

出かけてみてくださいね

 

 

みなさんの心に光るものを想像して、

わたしもときめいています。

 

 

ー石井桃子さんの言葉よりー

 

子どもたちよ

 

子ども時代を   しっかりと

 

たのしんでください。

 

おとなになってから

 

老人になってから

 

あなたを支えてくれるのは

 

子ども時代の「あなた」です。

 

2001年 7月18日

 

石井 桃子

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

 

今日は、中秋の名月。

 

私の今日は、こどもたちと、お団子づくり。

 

昨日、お買い物中に、なんども次男坊から

『お母さん、白玉買ってね』とせがまれていたのに

すっかり忘れてしまったので(ごめん)

 

今から買いに行ってきます。

 

(次男坊は、中秋の名月は知らず、食べたかっただけの様子。

 彼は、いつもナチュラルに繋がっているのです・・・ありがとうね)

 

 

 

 

今は、私たち大人が

こどもたちの

「こども時代」がゆたかであるように

そっと支える番です

 

 

 

 

今日も、あなたとあなたの大切な人が幸せいっぱいでありますように・・・

 

愛と感謝をこめて

 

美雪