うっぴのブログ

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自然を求めて多摩へお引越し。
これと決めずに日々のことを書いています。

バイク教習。

最後の投稿が「そろそろ二段階目見きわめ」という内容でしたが、そこから飛んで、4月最後の日曜日、無事に教習所を卒業しました。

 

その日はとても天気の良い日でした。

集合の30分前に到着し、時間まで外のベンチでコース内の教習車を眺めて待ちました。12月末に申し込みに来た時もコースを眺めていたなと思い出していました。

外で作業をしていた教官が話しかけてくれ、名前を覚えていてくれてとても嬉しく、気が和みました。

 

一緒に試験を受けたのは私を含め6人で、男女3人ずつ。1人は大型、3人は2度目、3度目の超戦。

私の走行順は3番目。1人ずつ走行し、教官が後をついてきます。

慣らし走行は一切なく、卒検のためだけにコース走行約10分だけしかバイクに乗らない日。

 

チェックされているという緊張から、いつもなら3速まで上げるところも2速のまま。他に車はほぼ走っていないのに安全確認に時間をかけ、「行けるところはすぐ行ってくださいね」と注意を受ける。だけどこちらは1つの課題が終わるごとに、「止まれ」で止まるごとに、よし、次はあそこだと深呼吸が必要。

最後バイクから降りるときに少しよろけヒヤッとしましたが、即検定中止のミスは無く、無事走り切りました。他の5人も無事帰還しました。

あとは減点がどれだけあったかです。

 

ほぼ初対面の6人ですが、全員が走行を終えるまでまとまって待っていました。みんながみんなを応援していました。


3人が2度目、3度目の卒検だったので、1度落ちるのは普通だ、まだ不安なところもあるから補修を受けてからの合格でも十分なんだと思いつつも、やっぱり不合格は辛いし、ここで一人だけ落ちる絵は見たくない、そういう思いでした。

 

ロビーで待つこと約30分。

F野教官出てくる。みんなを見渡す。

一息ついて、「皆さん、全員合格です」の声。

 

はぁ~っと肩の力が抜けました。

歳を重ねると涙もろくなりますね。

できなかったものがこの年でできるようになることに対しての感動が激しい。

発進と停止だけでこけまくっていた私が合格と認めてもらえた。これで教習は終わった…。

 

そこから部屋に移り、一人ひとり卒業証明書を受け取りました。

そして記念写真を撮ったりお世話になった教官が出てきてくれることもなく(そもそも教習中でいない?)、いつも帰るときと同じようにさらっと解散。ちょっと寂しいくらいあっさりしていました。

 

帰りのバスは一緒に合格した20代の女性と2人でした。降りるバス停が近く、どこかで会うかもしれませんねと会話しましたが、ヘルメットかぶってたらわかりませんね。

 

そしてバスの中で、府中免許センターの学科試験の予約をしました。できれば連休前に受けたかったのですが、もう埋まっており、約2週間後の連休明け金曜日となりました。

 

教習を振り返ると、受けた補修の回数は1段階目での4回のみ。

補習や再試験になっても追加費用が発生しない安心パック4万円(35歳~45歳はこの価格)のうち、1万2千円分しか使わなかった計算。ま、戻ってこないものを考えても仕方がない。40代の私にとって時間は大事。早く進めるのは良いことだと考えました。

 

ここまで来たら学科も一発合格したい。実技に年齢ハンディはあるけれど学科にはない。試験までの1週間は今これせずに何をするという気持ちでまじめに勉強しました。


免許センターで13時からの試験を受けて、結果発表までの約1時間、速攻地下の食堂に向かいました。そこにアジフライ定食があることを前日に見つけていたのです。食堂も私を応援してくれている。そうとしか思えませんでした。そしてとてもおいしかった。(税込み650円)

 


その後、一応身だしなみを整え、元いた教室へ。

無事合格。


ぞろぞろと流れ作業でお金を払い写真を撮り、そこからまた1時間半待って免許証を手にしました。 写真は普通の顔で、安心しました。


そこから急いで帰宅。19時の閉店時間ギリギリ、すでに購入していたバイクを受け取り、跨って道路に出ました。