GW中の事なのですが…

高山市に遊びに行きました。


お友達のお家に遊びに行きまして、いつも行っている温泉は観光客が多いとのことで、

チョット遠い温泉へ行ってきました(・ω・)ノ




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とても良い温泉でしたが、

やっぱり混んでました( ̄◇ ̄;)






さて、その帰り道。


川沿いに出ると、橋のたもとに…






コレ⬇︎がみえました  ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


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おおお!



これは、ここが民話の里であるモニュメントではないですか?!




「ここ! 龍の伝説があるのですか?

クワ持ってますね? 

龍の開墾伝説があるのですか?!」



思わず、同乗していたお友達にかぶりついていました(笑) 


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橋の反対側にはこちら⬆︎がありました。


お友達は、伝説があるのかよくわからないとの事だったので、

調べてみました(・ω・)ノ



そしたら、ありましたよ♡





よそ八伝説


昔、この地に「よそ八」という若者と母親が暮らしていた。


病気の母親のために、よそ八は、イワナを釣りに出かけた。

なかなか釣れないため、宇津江の山奥の大蛇の住む大沼に来てしまった。


ここで釣りをしていると、木の上から大蛇ににらみつけられてしまい、

大蛇の妖気で、よそ八は寝込んでしまった。



その夜。

一人の旅の娘がよそ八の元に訪れ、数十日看病をした。

娘の看病により、よそ八は元気になった。



娘の名はおよしと言い、二人の間には可愛い赤ん坊が生まれた。


二人は仲睦まじく暮らしていたが、

ある日、およしが泣きながら言った。



「私は大沼の大蛇です。

陸で千年修業をし、これから海で千年修行をしなければならない身です。


海に修行へ出る直前、

あなたに姿を見られてしまいました。


私の姿を見たものは、死ななければなりません。


でも、私は、親孝行なあなたを助けたいと思い、

私の血で看病することを決心しました。


しかし、血の大半を使ってしまいました。


そのために私の力のほとんどは無くなり、こんなにも痩せてしまいました…

もっとあなたのそばに居たかったのですが、それももう叶いません…」


と、言い、赤ん坊を残して、姿を消した。


すると、突然雷雨となり、大蛇が現れ、

そして龍になり、天に昇って行った。



雨が止むと、よそ八はおよしを探して、宇津江の大沼へ行った。


大沼の水はすっかりなくなり、谷間の木々もなぎ倒され、

渓はごつごつの岩肌が出て、大小数十段の滝ができてキラキラと輝いていた。


しかし、二度とおよしに会うことはできなかった。



後に、

諸国修行の途上にこの地に立ち寄った弘法大師さまが、この話を聞き、


「よそ八とは四十八、つまり『仏法四十八願の意味であろう」

と言い。


このことから宇津江四十八滝と呼ばれるようになったという。



ーーー・ーーー・ーーー


さて。


仏法四十八願 (ぶっぽう しじゅうはちがん)とは、

ウキペディアによりますと、


浄土宗の根本経典である仏説無量寿経』(康僧鎧訳)「正宗分」に説かれる、

法蔵菩薩が仏に成るための修行に先立って立てた48の願いのこと、だそうです(・ω・)ノ

詳しくはウキペディアで♡




…うーむ…。


よそ八 = 経典

…となる理由がよくわからないのですが…




こちらのお話。


およしが子供を産まない話もあります。

よそ八に血を上げてしまって。

修行に出られなくなっていたおよしを、

旅の僧侶が不動明王の力を借り、苦労して、旅立たせ。


後年、この地にやってきた、弘法大師さまが、

「旅の僧侶は不動明王の化身であり、よそ八は四十八願の事である」

と、言った事から、

この地を宇津江四十八滝と呼ぶようになった、という伝承もあるそうですよ(・ω・)ノ



つまり…


『およしは、よそ八を看病するとこで、

知らず知らず仏様(神のよう)になる願いをかけた修行をしていたことになり、

看病が終わったから修行も完了した、』


…と、いう事のようです。


なかなか、奥の深い民話ですね…( ̄◇ ̄;)





いつもありがとうございます(≧∇≦)





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写真の一部はこちらからお借りしました。