深夜の三原駅 4番線
特別列車 さくら号 伯備線経由 深夜なので出発の放送もしてもらえず
うさ 師匠 夜が明けたら 京都でっせ
うさ子 そうじゃのう やっと帰れるのう
れおん しかし 伯備線 経由ってなっていましたよ
うさ子 何じゃと まさか山陰線回りで帰るんか
三原を出た列車は倉敷から伯備線に入り
うさ 師匠 ここ来た事おまへんか
うさ子 あにゃん ここ西出雲車庫やないか 京都行きと違うんか
れおん でも どこにも京都行きとは書いていませんでしたよ
はな また この辺の温泉巡りでもして 正月は 出雲大社に詣でよか
子うさぎ お母ちゃん ここからやったら大田市から三瓶山に行けるよ
ボス子 何がありますの
子うさぎ 大森エリアって 江戸時代の街並みがあるのですよ
ボス子 うわっ 見てみたいです
子うさぎ お母ちゃん 連れて行って
はな よっしゃ よっしゃ 行こな
れおん しかし はなさんの子供達もしっかりしてきましたね
うさ ほな 今晩も温泉津温泉泊まりでんな
大田市駅から大森代官所跡まではバスで30分弱です
ボス子 凄いですね 江戸時代の街並みそのままですよ
子うさぎ 旅に出るのもいいもんでしょ
れおん 次は羅漢寺の五百羅漢も見に行きますか
今晩は 温泉津温泉にて宿泊
翌日は 波子 から アクアスを見学に
子うさぎ ここには 西日本ではここでしか見れない シロイルカが見れますよ
ボス子 ええー 見てみたいですよ
うさ子 はなくそ お前の子 えらいしっかりしてきたやないか
はな そうやな 旅に出て 一回りも二回りも大きゅうなったで
れおん 源三さんの子供とも仲がいいですしね
うさ子 そうじゃ 喧嘩せんと仲良くしてくれるのが一番やで
うさ そうでんな師匠
ボス子 うわっ 「幸せのバブルリング」 「マジックリング」 凄いです
子うさぎ 喜んでもらえて 良かったですよ
お昼ご飯は仲良く お子様ランチ
ボス子 ねえ ねえ ペンペンにも会いに行きたいです
イワトビペンギンにも 会いにいけましたね
波子よりは スーパーおき で75分 松江へ
ここでは 松江城 堀川めぐり も楽しみ やはり宍道湖の幸も楽しまないとね
うさ まさか また宍道湖七珍を楽しめるとは思っても思いませんでしたで
うさ子 そうじゃのう やっぱり うみゃいわい
子うさぎ ボス子さん どうです 「スモウアシコシ」は
ボス子 本当に美味しいですね
子うさぎ 瀬戸内海の幸も美味しいですけど ここの幸も最高でしょ
はな まさか また食べられるとは思ってもみんかったで
うさ 師匠 これだけ旨いと酒も進みまんな
うさ子 ホンマじゃ うみゃい わい
翌日は前回は回らなかった中海を 松江からバスで美保関へと逆ルートで
まずは 境港 妖怪タウン
うさ 師匠 あの連中がおらんと大した事おまへんな
うさ子 作り物やし しれてるわな
ボス子 これ テレビで見た ゲゲゲの鬼太郎 でしょ
子うさぎ そうですよ 水木しげるさんの作ですから
ボス子 水木しげるロード 800mありますから壮絶ですね
子うさぎ 120体の 妖怪ブロンズ像が並んでいますからね
れおん ここでは ベニズワイガニを食べないといけませんよ
ボス子 かにめし メッチャ美味しいですよ
子うさぎ そうでしょ 日本海で獲れる 海の幸 新鮮で美味しいですよ
ボス子 生マグロ丼 に 真鯛の お寿司も美味しいです
うさ 師匠 まずは一献
うさ子 おー おー すまんのう 最高じゃわい
米子からは 特急で玉造温泉までは30分です
今晩は美人の湯 としてその名を馳せる 玉造温泉にてお泊りですよ
日付は変わり 12月31日
はな 今年も 大晦日やな
れおん 初詣は 出雲大社でしょ
うさ子 大国主命に挨拶に行かんとな
子うさぎ お母ちゃん 年越しそば 食べないといけませんよ
はな そうやな 出雲そば 食べに行こか
子うさぎ ボス子さん イッパイ食べましょうね
ボス子 年越しそば 始めてですよ 島ではこの時期食糧難でしたし
子うさぎ じゃあ これからは一緒に美味しい物を沢山 食べましょ
ボス子 うん ありがとう 楽しみにしていますよ
うさ 師匠 本当の兄弟みたいでんな
うさ子 ホンマじゃ これも縁結びの神さんのおかげじゃのう
れおん ここで競馬をしたんですね 懐かしいです
うさ 師匠 壮絶なレースでしたな
うさ子 素戔嗚尊もビックリしとったやろ
はな 畑電が飛び出してきたんは想定外やったな
子うさぎ 僕らもあれには ビックリやったで
ボス子 何か凄い競馬みたいですね
子うさぎ あんな競馬 JRA では見れませんよ
れおん ギロチンの落ちるスタートなんか うさ子さんしか考えつきませんよ
子うさぎ お母ちゃん そろそろお腹空いた お蕎麦食べたい
はな よっしゃ よっしゃ 食べに行こな
子うさぎ ボス子さん ぜんざいもありますから お腹一杯食べましょうね
ボス子 うん 食べる
うさ 師匠 年越し蕎麦で一杯 やりまひょ
うさ子 何じゃこれ 小倉蕎麦ってか こりゃ店主 何じゃい この蕎麦
店主 当店のオリジナルでっせ 小倉トーストの蕎麦バージョン
実用新案 申請中ですわ
うさ子 アホンダラ こんな気持ちの悪いもん 名古屋人しか喰わんわ
れおん 店主も余計もん 出さんでもよいものを
うさ子 いたたたたーー
うさ 師匠 どうしはりましたん
うさ子 イカモン 喰うて腹 壊したがな ピチッ
うさ あ”-- 師匠 チビりましたがな
うさ子 こりゃぁ わりゃ変なもん喰わせやがって
チビった もとい 腹壊したわい
うさ おっさん どうするんや
店主 あんこ と 蕎麦では腹壊したりしまへんで
うさ子 わりゃあ これ あんことちゃうわい うんこやんけ
はな トンスルならぬうんこ蕎麦てか 確かに島根は特亜タウンやけど
うさ こんなもん 李朝時代の土人しか喰わんわ
店主 へえ 日本の方ではあんさんが初めてですわ
うさ 師匠 日本の方や言うてまっせ
店主 特亜の方々には好評なんですが
うさ 師匠 こんな悪い店主 お仕置きせなあきまへんで
うさ子 おっさん 今やったら和解に応じるで
店主 じぇになら無い
うさ子 誰がじぇに払え言うたんじゃ
ゆすり・たかり みたいに言いやがって
れおん オッサンも余計な事を言わんでもよいものを
子うさぎ ピッピのおばちゃん店の前で寝転んでるで
れおん おまけにチビってますやん 店頭の掃除なんか嫌ですよ
通行人 どうしたんや
うさ子 ここで食べたら 腹壊して 苦しゅうて 苦しゅうて
通行人 店主に言うたらええのに
うさ子 知らん 言いよるんや
はな うわっ えらい野次馬が増えてるやんか
通行人 誰か 保健所に電話したれ 軽率にもじゃ
れおん 表がえらい事になっていますよ
うさ ほれ見てみい オッサン
店主 このかき入れ時に難儀な話や
うさ オッサン 最初から謝っといたらええもんを アホじゃのう
子うさぎ ボス子さん いい勉強になったでしょ
ボス子 こんな事 誰も教えてくれませんよ
れおん そろそろ 出雲大社ですね
うさ子 今年も もう終わるんやな
うさ 今年も 色々おましたなぁ
はな 色々あり過ぎたわ
れおん 来年こそ 良い年になって欲しいですよ
子うさぎ お母ちゃん 僕たちは良い年だったかかもしれませんよ
ボス子 そうですよ 新しいお友達が出来ましたし
はな 子供は 可愛い事言うてくれるわ
そうこう しているうちに 令和5年も
カウントダウン 3 2 1
うさ子 じぇろ
新年あけましておめでとうございます
うさっ娘軍団を本年も宜しくお願い致します
うさ子 ミミ うさ ごま れおん 源三 はな
令和6年 元旦
うさっ娘軍団からの年賀状
うさ 師匠 新年明けましておめでとうございます
はな おばはん 新年 おめでとう
れおん 師匠 おめでとうございます
子うさぎ お母ちゃん おめでとう
ボス子 皆さん 明けましておめでとうございます
うさ子 みんな おめでとう 今年も仲良く旅しよな
はな みんな はいっ お年玉
うさ うさからは おどし玉など
れおん そんなもん いりませんよ
うさ子 ほな 初詣じゃ
うさ もう 競馬の名残もおまへんな
はな あんな大きな 蟻地獄 残っててみ えらい事やで
うさ子 みんな 大国主様にお願いするんやで
うさ 師匠 神さん 嫌やて言うてまっせ
れおん 今迄が今迄ですし 普通は拒否しますよ
うさ子 はなくそ ちょっと来い
はな どうしたん
うさ子 屁ぇこけ 好きなだけかませ
れおん 年明け早々 また暴れますの
うさ わしも一発 かましまひょか
うさ子 屁ぇだけで十分じゃ じわじわと効果が出るわ
こりゃ はなくそ お腹グリグリ 屁がぷっぷじゃ
うさ はなえもん 良かったのう こいて こいて こきまくったれ
れおん うわっ はなさん こきまくっていますやん
はな 久し振りにスッキリしたわ
うさ子 ほな 退散しょうか
れおん あれっ うささん見当たりませんよ
どっかーーーーーーーーーーーーーーーん
はな うさが 大人しいしてる訳がないやろ
うさ 新年でっから おどし玉 かましてやりましたで
れおん お年玉ならともかく 爆弾なんかいりませんよ
はな おばはん これからどうするんや
うさ子 京都に行こ
西出雲車庫で 御一行様を待っていたのは臨時列車 さくら号
れおん 昔はこの列車が 寝台特急 出雲 として東京まで行っていたんですね
うさ 夜が明ければ 京都でんな
はな ミミとごま 源三の子供 連れて行ったらビックリするやろな
子うさぎ 一緒に京都で お正月 楽しみましょ
ボス子 はいっ 楽しみにしていますよ
うさ子 そろそろ出発の時間やな これで山陰路の旅も終了じゃ
うさ 師匠 食堂車で雑煮とおせち用意していまっから やりまひょか
うさ子 そうじゃのう
子うさぎ ボス子さん 僕たちも行きましょ
ボス子 はいっ
れおん じゃ 僕も
はな 本当にみんな 仲が良いわ
うさ 師匠 まずは一献
うさ子 うさや すまんのう
美味しいですね うみゃい うみゃい ええ酒じゃ
漆黒の山陰路を 特別列車 さくら号 は一路 京都へと快走して行くのでした
夜が明ければ 京都です
今年も うさっ娘軍団の楽しい旅が始まりました
それじゃあまた逢えたらいいね
うさうさ うさ子
思い起こせば 2007年11月4日アメブロに初めて投稿した記事がこれです
うさっ娘 漫遊記 鉄道唱歌の旅 1 | うさっ娘漫遊記 鉄道唱歌の旅 (ameblo.jp)
当時は何字打てるのかも解らず 写真の挿入の仕方も解らず試行錯誤の日々でした
ここに登場しているウサギ達はもうお月様に召されました
しかし こうして旅を続けていればまだ健在なのかと思いこのような
変な旅ブログを17年も続けているのです
ウサギ達のアホゥな行動は喜劇ですが
文中に紹介させて頂いています 地理・風俗・歴史・神社仏閣・グルメ・温泉
そして日本神話等は全て、事実に基づいて紹介させて頂いております。
次のシリーズでは 温泉・神社仏閣をより詳しくお伝えできれば良いと思っている
次第です
温暖差の激しい日々ですが皆様 お体には十分にお気を付け下さい
それでは皆様 よいお年をお迎え下さい
DISCOVER JAPAN
美しい日本とうさ子