水森かおりさんとザンザザザン♪ | 月刊歌の手帖 編集部ブログ

歌の手帖6月号は

今日、4月19日発売です。

表紙巻頭は

水森かおりさん。

 

水森さんと言えば

本誌の年間ベスト歌手

女性歌手部門15年連続1位。

 

そしてご当地ソングを

ずっと唄い続け、

NHK紅白歌合戦に

21年連続21回出場中。

 

彼女は

続けることの大変さ、

続けることの大切さを

とても知っている歌手の方だと思います。

 

皆さまも感じたことがあると思いますが、

同じことを続けることって本当に大変。

でも、信じたものを続けることこそが、

人生でとても大切なことだと思うんです。

 

ヒット中の新曲『三陸挽歌』は、

これまで彼女が積み重ねてきた

ご当地ソングのラインでありながらも、

積み重ねてきたからこそ進化できた、

新たな水森かおりを感じさせてくれる歌。

 

水森かおりが

新しい局面に入ったことを感じさせてくれる

魅惑的な荒々しさが逆巻くような

ドラマティック演歌です。

巻頭のタイトルを

新たなゾーンへ!

とつけさせていただいのは、

そういう意味合いが含まれています。

 

今回、本誌で水森さんが

4年ぶりに飾ってくださった

表紙巻頭でしたから、

新曲の話を中心に、

じっくり話を聞かせていただきました。

 

続けること、についても伺っています。

 

それにしても

新曲『三陸挽歌』って

好きなんですよね。

彼女の作品で

こんなにハードな演歌は初めてですが、

パワフルさの中に

切なさや痛みを

たっぷり沁みこませた歌唱が

波のように心を打ってきます。

 

あの波に砕け散るような想い、

ザンザザザンと唄う、

荒波を誌面で表現したくて、

葛飾北斎さんの絵(タペストリー)

をバックに撮影させていただきました。

荒波…と聞いてイメージするのは、

この北斎さんの絵か、

昔の東映映画のオープニング映像(笑)。

 

まぁ、まさか

東映さんのオープニング映像は

著作権的にも使えませんからね。

 

みもりんも、

この絵を前に撮影する時、

すごくテンション高く

喜んでくださいました。

ぜひ6月号を読んでから、

改めて魅惑的な演歌『三陸挽歌』を

聴いていただければと思います。

 

村田