購入してからかれこれ数カ月経ったので
自分なりにタロンを使ってみた感想を
12フィートのアルミに積んでいる人のインプレは見かけた事が無いので
もしも自分と同じ様に12フィートのアルミに積んでみたいという方や
タロンに興味がある方に参考にして頂ければ幸いです。
・メリット
底質によるが魚探読みで2m程度ならカレントが効いていてもボートが止まる。
敢えて言うまでのないメリットですが
カレントが効いている中であるストラクチャーを決め打ちする時は
エレキを全く踏まずに止まるので圧倒的に便利です。
また、大雨が降った時の橋の下のステイ、昼寝にも最適ですね。
モーターの音がちょっと気になるかもしれません。
取り外しが出来る
パワーポールには無くてタロンに出来る利点は簡単に外せるという事ではないでしょうか。
自分はリアデッキの下、ガソリンタンクの隣に魚探用のバッテリーを置いてタロンの動力にしていますが
配線を束ねるターミナルを作ったので、タロンの配線もすぐ外せます。
デメリットにありますが、タロンを背負う事で確実に最高速度は落ちますが
ランガンメインの時等、いらない時は外してしまえばいいと思います。
パワーがギリギリの12フィートのアルミは1人乗船タロン有りでは何とかプレーンしますが
2人乗船タロン有の場合同船者がデカイとプレーンしません…
しかし2人乗りの時は外してしまえば普通に釣りができます。
これは非力な12フィートのアルミだけでなく14フィートくらいまでの船には
自分のその日のプランに応じて付けたり外したりして船の性能を変化させるメリットがあるんじゃないかと思います。
・デメリット
最高速度の低下
セッティングは色々試してみましたが最高速度が2km/h程度遅くなります。
バスボート等の100km/h速度が出る中のの2km低下と
アルミの頑張っても40km/h行くか行かないかの中の2km/h低下では
40km/hの2km/h低下はかなり効いてきます…。
が、元々12フィートのアルミは接近戦のシャローでこそ生きて来ると思うので
特徴が際立つ代わりに足が遅くなっても仕方なしと思います。
いらない時は外せば最高速度は上がりますし!
適材適所で使って行けばいいと思います。
水門通れない
トランサムに長いタロンが付く為、低い水門は通れません。
クイックリリースキットを付ければハンドルで高さを調整できますが、時間がかかると思います。
これは本体自体が下がるパワーポールには敵いません。
しかし、一応このデメリットを解消する構想はあります。
TBC第1戦に合わせて早くタロンを付けたかったので焦ってそこまで頭が回らなかったので
今使用中の取り付けブラケットを作った時に組み込めなかったのですが
いつか余裕が出来た時に作り直そうと思います。
と言う訳で簡単ですがタロンの使用感でした。