日曜日の夜明けの時間、
正直なところこの時のワタシの頭の中は、
寝るコトしかなかった(笑)
本番を迎えるまで、
休むことはまったく考えていなかったけれど(笑)
風に当たりまくりの状況はめっちゃ体力を消耗していたようだった💦
小さな焚き火にあたりながら、
「このまま風邪ひくかもしんないなぁ。。。」
と、眠気マックスの頭でぼんやり考えていたら聞こえてきた
「日の出だよ~~🙌」の声。
日の出より、
夜明け前に見れるはずだと聞いていた流星群の方が見たかったなぁと考えてハッとした(笑)
こんな風に愚痴っぽくなったら疲れてる証拠‼️(笑)
頭の中に聞こえてくる思考のおしゃべりにつきあうのをやめ、
重い体をよいしょと持ち上げ、日の出を拝みに出てみた。
新鮮な太陽の光を浴びてるうちに、なんだか不思議と元気がわいてくる気がしてきた(笑)
そしたら二回目の出番でJugenクンがDJブースに立ったので、
俄然やる気が出てワタシもフードブースに直行‼️(笑)
日曜日の明け方にぜひ作ろうと決めていた赤レンズ豆のスープおじやに取りかかった。
フードブースに立つとやはり幸せが込み上げてきて、ニヤニヤしてたワタシ(笑)
自分でもびっくりするくらい、
改めて音場で料理するのが好きなんだなぁと実感した(笑)
ひとりでもクラブに行って音を浴びたりしてるんだけど、
それを上回るほど音場で料理をするのが好きなのだ‼️(笑)
その幸せに浸りながらも、
カセットコンロ1台で作る料理はとにかく時間がかかって(笑)
出来上がってみんなが食べ、
残りわずかになったところで時計を見たら朝の10時をまわっていた👀‼️
あ、あれ⁉️
料理始めたの朝の6時半くらいだったんじゃね⁉️
夢中になると子供の頃から眠気とか食欲とか感じなくなるほど没頭するタイプで、
この時も時計を見るまでそんなに時間が経っていたとはまったく気づかずにいた(笑)
事前に発表されてたタイムテーブルでは午前11時に終了となってたので、
撤収も考えてこれ以上料理するのをここで止めることにした。
調理にかかる時間を考えても無理だったけれど、
撤収に必要な余力を残すためにも、
これ以上料理を続けることは無理だった💦
食材はまだあったので作ろうと思えばできたけれど、時間的&体力的に断念した。
そこに後悔などは微塵もなく、
むしろ清々しい達成感&充実感で心が満たされていた🎵
作った料理は
◽韓国風わかめスープおじや 約15人分/2回
◽赤レンズ豆のスープおじや 約20人分/2回
◽野菜の水炊き&手作りゴマだれ 13人分/1回
◽トルティーヤチップス&アボカドディップ&サルサソース 8~10人分/4回
◽アボカドディップサンドイッチ 12人分/1回
◽塩抜き生うどんを使った味噌煮込みうどん 約8人分/2.5回
一人一人食べる量が違いすぎたので、ホントざっくりとした人数分なのだけれど💦
作った回数は土曜日の夕方5時半頃から日曜日の朝8時頃まで、合計13回となった(笑)
変に休むともう動けなくなりそうな気がしたので(笑)
鍋に残っていた残りわずかの最後の最後まで食べてもらったあと、
そのまま撤収作業に取りかかった‼️
ワタシが撤収作業してる間、
オーガナイザーの一人であるタイチさんのライヴが行われていた。
今回の現場には水場がなく、
水タンクに詰められたお水でまかなわなくてはならなかったので、
使い終わった鍋を洗うのにちょっとした工夫が必要だった。
メラミン素材のスポンジで、洗剤無しで綺麗にする。。。
こういうとき、メラミン素材はその威力を発揮する❗
本気で洗うのは昭和の部屋に帰ってからにして、
とりあえず現場ではおおざっぱにこうして洗うことにした。
鍋類の洗い物が終わると、残った食材をまとめたりテーブルの上を片付けたりと、
これまた意外に時間がかかってしまった💦
頭の中で考えてるだけなのと、
実際にやってみるのとで大きく異なるのはやはり、こういうところ。
実際にやってみないと分からない、気づけない、見えないコトばかりなのだ‼️(笑)
フードブースの撤収作業が終わった頃、
タイムテーブル最後のDJであるKENZOクンのチルセットが始まった🎵
KENZOクンのチルセットは9月の終わり頃、
CAVEで初めて体験した時にその美しさにケイコちゃんと二人、
完全に持ってかれたという経験がある(笑)
KENZOクンの音世界でフロアが異次元世界に変わり、
目がとろんとしてうっとりするしかなかった(笑)
その時以来、KENZOクンのチルセットをもっかい体験したいと心から願っていたワタシは、
撤収作業を終えて完全に自由になった状態で一番いい音のする場所に腰をおろし、
じっくり&どっぷり音に浸かって楽しんだ🎵
純也さんのディジュリドゥに夢中のAikoちゃん
空には高く太陽が昇り、
昨夜の極寒の寒さがウソのように暖かい日曜日になった。
KENZOクンの後に何人かが続いて短時間まわし、
最終的に音が止まったのは確か3時をまわっていたと思う。
荷物をサトリちゃんのクルマに積み込み、
現場を後にしてみんなで温泉に行こうと車内で話しているのが聞こえたけれど、
明け方に外でうたた寝しかしてなかったワタシはとにかくひたすら眠っていた(笑)
温泉に到着しても一人クルマに残って眠り、
そのあとみんなが食事に移動してもやはり眠り、
都内に入ってワタシの部屋の前にクルマが到着するまで、ひたすら眠っていた(笑)
部屋に到着して時間を見たら深夜2時をとっくに過ぎていた(笑)
(帰り道も長時間の運転、サトリちゃんお疲れさまだよ~~💦)
大量の荷物をまた昭和の部屋に運びいれ、
とりあえずそのまま就寝(笑)
月曜日になって近くのお風呂屋さんに行き、
じっくりお湯に浸かって体を労い、やっと現実に着地~~🙆🙆(笑)
部屋に戻ってからふと、
今回の挑戦であるフードジョッキーの構想がいつから頭にあるのか記憶を辿ってみた。
そして思い出したのが2005年頃に請け負った、あるケータリングの時の思い出だった。
それはオレンジレンジを起用したタウン&カントリーの撮影現場で、
メガホンを握る監督さんは短編映画で有名な方。
ひとつのシーン(時間にして数秒)にほぼ1日丸ごと費やすような過酷な現場だった。
1日ごとにスタッフの体にかなりの疲労が蓄積され、
撮影3日目あたりで担当者から「みんな疲れで便秘になっちゃって(笑)
なんか便秘の改善になるような食事ってお願いできますかね⁉️」と要望があったんだ。
その撮影現場では海外での映画撮影のように、
ワタシが丸一日つきっきりで現場に常駐し、その場で料理を作っていた。
そういう形での依頼ではなかったんだけど(笑)
撮影現場のニーズに合わせていると自然にそうなっていたのだ。
その日から食べるスタッフさんたちの体調を考慮してメニューを考えるようになり、
体力的に厳しくなればなるほど味や好みを超えて、
体が欲するモノを食べるに勝る料理はないことを学んだんだ。
撮影日程全6日間を通して料理を提供したので、
スタッフさんたちと仲間意識を共有する特別な関係になれたのも新鮮な体験だった。
この時の経験から、
UREI@OTOBOLAでフードを提供するようになったとき、
食べる人の体の調子を考慮したパーティフードを作るようになり、
お酒が進むメニューや遊びとしてのフードを考えるようになったのだった。
。。。何事も無駄な経験というのは無いものですなぁ。。。(笑)
今回のCHILLOUT MOUNTAINでは、
食べてくれたみんなが喜んでくれて嬉しかった🎵
FBに投稿されたタイチさんの言葉を借りると、
L.E.F➕Star note
Chill out mountain.
皆様のおかげでのおかげで、大成功。^_^
最高に「ちょうどいい」パーティーでしたね。
出演陣の出す音も全て、きっちりしたコンセンサスと、配慮と刺激とクリエイティビティを発揮した素晴らしいプレイばかりでした。
なにより、こんなに素敵な人たちばかり集まることってあるんだなと感動。
緻密な会議をいくら重ねたって
なかなかこうはいかない。
C.Mのパートナー、L.e.f Kenzo-Aceくんのブッキングと細やかな配慮で練り上げられたタイムテーブル
は完全にオンタイムで進みました(奇跡!!)
そして、ヴィーガンジャンクエクスペリエンスの
サヨコちゃんが、全員を腹の底から幸せにしてくれました。あれだけ、ちゃんと音楽を聴きこむ人がインプロで作るご飯。当然場に流れてる音楽が溶け込んでます。もう、心身ともに共鳴し合える感じで、みんな
喜んでたなー。美味しかったし、彼女がブース前でフロアを見守ってる安心感は半端なかった。
いつも山を宇宙に染め上げてくれる、植物自然愛に溢れたい湖あきさわくんの銀河照明も最高でした。
そして、サプライズでハイクオリティーのファイヤーダンスチームが花を添えてくださって、見とれました。大いなるギフトでした。
マヤちゃん、ノブくん、さとりちゃん、みどりさん、
最高のパフオーマンスをありがとうございました!
(メンバーさんのお名前、失念がありましたら大変失礼ですが、教えてください!)そして、なんと原付で暗黒激寒ロードを駆けつけてくれたアプサラちゃん。
バケツドラマーマサとリサちゃんも、遊びに来てくれてありがとう!色々、紹介したかったんだけど、運営でバタバタだったんで申し訳ない!
この、ギスギス感ゼロの空間は
無料投げ銭祭りの強みですねyah!
今回、俺は電気、機材周り、自分のライブの準備ぐらいだったが、それ以外の連絡調整や、設営、撤収も絵理が頑張ってくれたんで、すごく助かりました。
駅までのピストン送迎、機材の運搬、積み込撤収、
湘南Starnote team びおファームのじゅんくん、
あったかい休憩テントを提供してくれたコヒーニョ、
美味しいコーヒーと気配り おとちゃん
美味しいたこ焼きとお好み焼きをふるまってくれた
しまちゃんとアスカちゃん。送迎でも活躍してくれました。
書ききれないけどみんなほんとにありがとー!!!
このタイチさんの言葉に、すべてが集約されてると思う‼️
楽しむ事を目的に、
それぞれがそれぞれの出来ることを
出来る範囲で楽しみながら全うし、
困ってる人を見たら助け合う。
運営にかかった経費はドネーションで賄う。
CHILLOUT MOUNTAINの根底にあったのは、お互いを思いやる心。
それがとても美しかった✨
誰も今回のパーティで収入を得ていない。
収入を得るどころか、
喜んでお金を払ってたくらい(笑)
でもどの顔にも、満足感と達成感で満たされた幸せな笑顔があった。
ワタシは今回の経験を糧に、
理想の追求にもっともっと邁進しようと強く思っている。
パーティという遊び場で生計を立てるコトができるのか未知数だけど(笑)
音場という遊び場には人生のすべてが凝縮していると感じているんだ。
音場で鍛えられた感性はきっと、
どの現場にも通用するものになると信じて疑わないワタシは、
来年も東京で行けるところまで行ってみるつもり(笑)
これまでもそうだったように、
壁にぶち当たって終了のゴングが鳴るまでは(笑)
たぶん止まらないだろうな(笑)
素晴らしい経験ができたCHILLOUT MOUNTAINに心から感謝✨
オーガナイザーのKENZOクン、タイチさんはじめ、
今回ご予約してくださったDJさん、ダンサーさん、すべての参加者のみなさんに
深くありがとうの気持ちです。
これからも音場でのフードの役割や可能性を追求するべく活動していくので、
今後ともどうぞ、ヨロシクお願いします❗