初七日が終わった翌日から3日間、
半病人のような状態になっていたワタシ💦 

朝昼晩の母に供える食事をつくるコトと用事以外は、横になって過ごしていた ^^;

マインドも暗く、ジメジメしたものになっていたし、
顔には軽い痒みを伴う蕁麻疹みたいなものが広がっていた。

こどもの頃からストレスを抱えると、甘いものをバカ食いするクセがあるワタシは、
今回じーまーみ豆腐と白餅にハマりまくっていた(笑)




じーまーみ豆腐というのは、落花生の絞り汁でつくる沖縄伝統の冷菓。 

豆腐という名前がついてるけれど、甘いタレをかけて食べるお菓子なんだ。

うちなーんちゅとして沖縄で生まれ育ったワタシだけど、
昨年末まで食わず嫌いで食べたことが無かった。

ところが!
東京の友達宅で行われた忘年会に参加したら、
観光で沖縄に行ってた友達がお土産でじーまーみ豆腐を持ってきてくれてて、
懐かしさのあまり初めて一口食べてみたところ。。。ハマってしまったのだ!(笑)

落花生を茹でて絞り、その汁にタピオカ粉や芋くず粉などを加えて冷やし固めたものだから、
ゼリーやプリンとはまたちょっと違うトゥルンとした食感がたまらない(笑)

じーまーみ豆腐は、島豆腐同様メーカーによって味や食感がかなり異なる。

幸か不幸か、ワタシ好みのじーまーみ豆腐をお通夜初日に見つけてしまい(笑)
それから連日コレをバカ食いしてた(^o^;)

大抵、小さなカップに入ったじーまーみ豆腐3〜4コが1 パックになって売られてるんだけど、
ストレスフルなワタシは2袋。。。つまり、8コを一度に食べてたのだ!(笑)





口の中にじーまーみ豆腐がある間、ワタシの意識はトゥルンとした食感だけに集中している。

ところがそれは、悲しいくらいとても儚くて(笑)
ほぼ一瞬で消えてしまう。

マッチ売りの少女が極寒の中、
あたたかい家族の団欒をマッチの小さな炎に見て、マッチを擦り続けたように、
母の危篤から怒涛の体験が続いていたワタシは、
ストレスから逃げる術をじーまーみ豆腐を食べるコトに見つけていたのだった(笑)

ところがマッチ同様、食べても食べても一向に満足しない💦

じーまーみ豆腐が口の中に存在する瞬間だけ、
ストレスから目をそらせるというだけなので(笑)
どれだけ食べても満足するワケがないのだ!^^;




このカラクリのタネ明かしはもちろん、
夢中になって食べてるときには不思議とアタマに浮かばない(笑)

ただ、バカ食いしてるという自覚はある(笑)

ストレスの怖いところは、
今の自分には余裕がまったくないというコトに、自力でなかなか気づけないところ💦

じーまーみ豆腐の他に、沖縄のお供え物の定番である白餅にもハマっていたんだけど、
これも普段のワタシならほとんど食べないもの。

母が亡くなった翌日から初七日を過ぎ、さらに半病人になって寝てた約3日間、
じーまーみ豆腐&白餅を大量に胃袋に押し込んでいたのだ(・・;




。。。そりゃ、太るわなぁ。。。




気づけばお腹は出てるし、顔は吹き出物で荒れてるし、マインドは重くて暗いし。。。(・ัω・ั)




ところがやはり、
自己治癒力というありがたい機能はカラダに備わっているようで。

初七日を過ぎて4日目、久しぶりに爆睡できたコトで見事に復活❗(*^^)v




しかもこの時の睡眠はかなり質が良かった上に、
夢で会いたい人に会うこともできたのだった!

目が覚めてからもしばらく、ぽーっとして幸せを感じていたワタシ(๑´ڡ`๑)

ココから急速に回復が始まった✨




アラハビーチ@北谷




きのうは夕方、
夕陽を見ようと買い物帰りに実家近くの海に行ったんだけど、
沖縄の太陽はなかなか沈まない(笑)

夕方5時過ぎで、この明るさ❗

東京に出てから太陽の光の弱さと日照時間の短さをいつも感じていたけれど、
久しぶりにカラダに馴染んだ日光の強さと時間の感覚を体験すると、
一気に元通りの自分に戻れたような気がした(*˘︶˘*).。.:*♡




こうしてワタシは完全に復活した(*^^*)




疲弊したココロとカラダをしっかり休ませるコトができれば、
努力しなくても自己治癒力で自然にエネルギーは充填される。

そうしてココロとカラダが満たされれば、
ワタシを取り巻く状況は何一つ変わらなくても、
世界はそれまでとまるっきり変わってしまうのだ(笑)




つまり父は相変わらずそのままだし、
弟も相変わらずそのままで、
家族を取り巻く不穏な空気もしっかりあるんだけど(笑)

それに影響されないワタシがいる!




父と弟それぞれに共鳴できる余裕があるおかげで、
それぞれの感情に巻き込まれることなく、
いつもの自分でいられる。

それどころか、自分の中に改めて家族愛を感じたりもしている(笑)

ワタシが東京に戻ったあと、父と弟の二人だけの実家を本気で心配したり(^.^;




もちろん親子なんだから、ワタシが心配しなくても結局はうまくいくんだろーけど(笑)




でも、求められれば実家に戻るのもアリだなと考え始めている。。。




とはいえこれまで同様、すべては流れに委ねてるんだけど^^;




自分を満たすことが出来るのは、自分しかいない。

目の前の誰かを変えるコトで満足できる環境をつくろうとしても、
他人を変えることはできない。

自分に余裕がないと不平不満が多くなり、何に対しても感謝することができなくなる💦

食べ過ぎたり暗いことを考えたりして、
自分で自分をキズつけているのにも気づけなくなる(๑´•.̫ • `๑)




こんな状態でさらにがんばったら、
悪循環の輪の中に入って抜け出すのはかなり困難になる。




疲れたら休む!
しっかり休めば、あとは浮上するだけ。



2月3日に沖縄帰ってから16日の今日まで、
怒涛の如くだった流れが一段落したように思う。

少なくとも、ワタシ自身の内的体験は一区切りを迎えたように感じる。

驚きから始まって感動や悲しみ、怒りなどのあらゆる内的な感情体験と、
家族間や親戚間といった独特の関係性がもたらす感情のぶつかりあいによって、
過酷なストレス環境をくぐり抜けてきたけれど。

いまワタシは、満たされた自分に戻ってすべてをありのままに受けとめることが出来ている。

目の前の家族に共感でき、受け入れるコトが出来ている。

そして亡くなった母に対しても、素直に心を寄せることが出来ている。





49日までまだまだ時間はあるけれど、
この満たされた自分の感覚を大切にして、
心から家族を愛する自分で在りたい。



変わるべきは自分。

このコトを、身を持ってつくづく感じている。



家族だと遠慮が無い分、
感情のぶつかり合いが激しくなりがちだけど、
もう諍いは正直飽きた(笑)

これからは、常に和合のヒントを積極的に探していこう❗


修行は続く。