<上履きで減災と安心を!➂安全な上履きの選び方と履き方> | 湘南平塚ママと子どもの足のサロンねむのき

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【足に良い靴】【足にピッタリ合う靴】【足に良い履き方】【体に良い歩き方】で、子どもも大人も、どんどん健康に!



<上履きで減災と安心を!>

①上履きは避難靴
②浸水予想地図を見てみよう
に続いて 
➂安全な上履きの選び方と、安全な履き方...

をお伝えします。
   

上履に限らず、
靴選びのポイントは同じです。

ベビーシューズでも、
お年寄りの靴でも、
ポイントは
【カカト】【靴底】【留め具】【中敷き】です。


【カカトに芯が入っていること】

カカトまわりに
しっかりした芯が入っていると
歩行が安定します。転びにくいです。
とっさの危険を避けやすいです。
上履きも同じです。
 


【靴底の素材が良いこと】
靴底に十分な強度があると
硬いアスファルトの上を歩いても疲れません。
避難経路のガラス片やガレキから足裏を守ってくれます。    



【靴底が良い位置で曲がること】
カカトから足指のつけ根まで
靴底にシャンクという補強材が入っていると、
足が曲がる位置と、
靴底が曲がる位置が同じになります。

そういう靴を履いて歩くと

足指が伸びて、
力強く地面を踏み返すことができます。

疲れにくくなります。
子どもでも楽に、長く、歩くことができます。


そう!
本物の津波が来たら、
お子さんは避難場所で先生に守られながら、
ママのお迎えを待ちます。

ママが迎えに来てくれたら
一緒に帰宅します。

疲れにくい靴を履いていたら、
その時も自分の足で、
しっかりと歩いて自宅に帰れることでしょう。
    
「疲れた…歩けない…抱っこして…」
と言って泣いたりするようなことは、
おそらくないでしょう。



【留め具】

ベルトで足をしっかり固定できる上履きなら、
簡単に脱げません。


階段でも、
曲がり角でも、
誰かにぶつかってしまった時にも、
決して靴が脱げ落ちることなく、
安全に避難できるでしょう。
 

新しい靴を
買ってもらったばかりの時でも、
ベルトがキュッと締まる靴なら、
脱げたりしません。


もう一つのポイントは
サイズ選びです。

【ちょうど良いサイズ】を選んだ時が、
もっとも靴の機能が発揮されます。

【ちょうど良いサイズ】かどうかは、
上履から中敷きを抜いて
お子さんを立たせることでチェックできます。


必ず
靴下を脱いで立ちましょう。

中敷きのかかとに
足のかかとを合せて立ちます。

一番長い足指から、

中敷きの先端までは、余裕が必要です。

この余裕は
「捨て寸」と呼ばれています。

子ども靴の「捨て寸」は
10~15ミリが適当だとされています。


5ミリでは足りません。
靴の中で足指が当たってしまいます。
すぐに買い替えましょう。


 【中敷き】が
抜き出せる上履きが望ましいです。
    

子どもの靴は
ついつい、大きめサイズを買いたくなりますが、


きつすぎると、
子どもはカカトを踏んでしまいがちです。

カカトを踏むと、スリッパのようになります。
スリッパでは、安全な避難が難しくなります。
    

一方、大きすぎるのも困ります。
靴の中で足が動いて

脱げそうになるからです。
 
小さすぎても、大きすぎても、
 階段を降りる時、

 角を曲がる時
  坂道を上る時、
 車をよける時、
などのとっさの局面で、

安全な避難が難しくなります。
    
        
上履は

避難靴になる履物です。

まず初めに除外してほしいのは
【キュッと締められるベルトがついていない靴】です。

足に固定できない靴は
お子さんの身体にとって負担です。
かならず除外してください。
    


<買う時の注意点>
 【かかと】に芯が入っていること
 【靴底】が丈夫なこと
 【靴底】が足指のつけ根で曲がること
 【ベルト】の位置と角度が良くしっかり固定できること
 【サイズ】が足にピッタリ合っていること
 【中敷き】が抜き出せること 

<履く時の注意点>
 ①ベルトを広げる
 ②かかとトントンして、足と靴を踵で密着させる
 ➂靴の羽を左右からきつく寄せる
 ➂その上からベルトを固定する
 ★目安は、ベルトのすきまに指が入らないこと。
   


これらは【ママだからこそ可能な減災】です。
ご参考になりましたら嬉しいです。
 


2018年5月から

上履き体験会を計画しています。
 


<上履きを買う時の注意点>を、

多様な上履きの実物を手に取って

実際に練習していただくことができます。
 
<履く時の注意点>について、

大人サイズの上履きを使って、

実際に履き方の練習をすることもできます。
 


ベルトには

色々なタイプがあります。


どれが一番安全なのか、

ぜひ、ご自身で実感してみてください。
   
同じタイプの靴でも、

サイズが違うと歩行が変わります。

ぜひ、実感してみてください。
   
ママに実際に履いていただき、

歩いていただくことで、

上履き選びの大切さが、

皮膚感覚や、歩行感覚で

実感していただけます。
 

上履体験会のお知らせは、

ブログで発信いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

安全な上履きを選ぶことと、
正しい履き方で上履きを履くことで、
減災が可能になります。