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調査員は他の工業式畜産場でも、バタリケージの下の糞を溜める穴に捕らえられた、生きている鶏を見てきました。このPACE農場の糞の穴にいる何十羽の鶏は、エサや水を得られませんが、糞虫や自分で産んだ卵を食べて生きのびているようです。雌鶏は動き回れるし、翼を伸ばせて、ひっそりと卵を産むことができます。従業員がケージ内の死体を取り除くとき、生きている鶏が時々逃げます。それで糞の穴に落ちたと思われます。

 


糞の穴の鶏たちは羽の再生の度合いがさまざまなので、異なる期間、糞の穴にいたことを示しています。数日から数ヶ月でしょう。おんどりもいました。1年あるいはそれ以上ここにいるのでしょう。

 


写真のマークは、卵産業によるとPACE農場が他の多くの卵農場同様 ”厳しいガイドラインの元に生産された保証つきの証” とのこと。PACEは自社サイトに、この農場が ”最新式” ”高い畜産の基準”だと書いています。

この施設には120,000羽がいます。”成功”の基準はどれだけ生きた鶏が残っているかなのです。

Animal Australia が当局に、PACEの深刻な動物福祉法違反を報告したのはこれで2度目です。前回は死体が放置され、ケージに6羽という違法な詰め込みがあり、退屈とストレスで鶏が他の鶏をつついていました。

雌鶏は個性をもった感受性の強い動物です。苦しみの一生を送るに値する存在ではありません。

EUではバタリーケージが廃止されました。オーストラリアには産卵施設の鶏を監査する第三者がいません。つまりこの産業は隙あらば、鶏から1匹残らず最後の1ドルまで搾り出すのです。

それを許してはなりません。

Animal Australia

 

ベジタリアン ベグブロ