https://www.youtube.com/watch?v=5PJtpvCMhkA

 



アメリカ国立衛生研究所(以下NIMH)で、動物にとって悪夢のような実験が、ラットとマウスに税金で行われています。この映像はNIMHの研究員が撮影したものです。恐怖、パニック、無気力などの度合いを測定する精神病理学の実験だそうです。

1.フットショック・テスト
1960年代にMartin Seligman と Steven Maier が、犬に不定期な電気ショックを与える実験をしました。犬は無力さを感じて次第に電気ショックに反応しなくなるというものです。NIMHはこれをマウスとラットに行いました。マウスとラットはジャンプし、這い回り、壁を登ったり、立ちすくむものもいます。

2.強制水泳実験
NIMHでは水を入れた入れ物にマウスを落とします。マウスは必死に足をキックして頭を水の上に出そうとします。壁を押してよじ登ろうとします。この実験は11分間行われます。

3.尾を釣る実験
マウスの敏感な尻尾をテープで棒に貼り付け、マウスを逆さにつるします。マウスは体を持ち上げ、正常な位置に戻ろうともがきます。6分間行われます。

これらの実験は残酷で非倫理的だけではありません。強制水泳実験と尾をつる実験は、抗うつ剤の評価に使われています。抗うつ剤を投与された動物は、より長く泳いだりもがくであろうという仮定に基づいて行われています。しかしその仮定をこのデータは裏づけません。

 

フットショックテストは人間生活のストレス要因に似せていると思われています。しかし経済的な問題、仕事の問題、家族の問題など、人間が受けるストレスに電気ショックは含まれません。これらの実験は、動物を怖がらせるだけでなく、新しい効果的な治療法の開発を遅らせます。NIMHにフットショック・テスト、強制水泳実験、尾を釣る実験をやめるように要望してください。こちらから

PETA