皮膚の機能や性質を理解すると、表皮角質層の下部には余分な水分や毒性物の侵入を防御するバリアゾーンがあるので化粧品を皮下に積極的に浸透させることができにくいのです。
ところが、電気の実際例では人体に安全で弱い電流は角質層から垂直にバリアゾーンを越えて表皮と真皮の間まで流れます。
【皮膚トラブルの原因は真皮から】
例えば、紫外線による皮膚表面の炎症やシミ・ソバカスの色素沈着、皮脂腺がつまったり、ニキビや酸化、シワ、タルミが生じたとき、単なるスキンケアだけでなく体液や血液が多く集まっている表皮と真皮の間にまで電流にともなうイオン化された溶液を浸透させることによって、より積極的にトラブルトリートメントをすることができるのです。
この美容法をイオントフォレーゼ（イオン導入）といいます。
【イオン導入法の理論】
体液や細胞が電流を流すのは、それが電解質の水溶液だからです。
例えば、汗の成分であるナトリウムをはじめ、カリウム・カルシウム・マグネシウムなどが体液や細胞の中に＋イオンとして存在しています。
－イオンとして、塩素・重炭素・リン酸などが存在しています。
表皮に＋の電流を流すと体液中の－イオンが皮膚下に集まり、表皮に－の電流を流すと体液中の＋イオンが皮膚下に集まる現象となります。
【極性と皮膚下の関係】
極性…＋のとき皮下の体液…－イオンが増える
皮膚の表面…酸性になる
皮膚の内部…皮脂分泌や発汗抑制
極性…－のとき皮下の体液…＋イオンが増える
皮膚の表面…アルカリ性になる
皮膚の内部…細胞の機能が亢進
脂性肌・脂漏性肌・ニキビの肌は興奮（亢進型）の肌質で、この場合は＋電極の通電が適しています。 乾燥性・老化肌・シワの肌は鎮静（衰退型）の肌質で、この場合は－電極の通電が適しています。ヴィーナスボーテのイオン導入は【オーダーメイドコース】で体験できます。
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イオン導入についての記事はこちらもご覧ください。イオン導入の【美肌再生プログラム】
イオン導入の効果
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