近いうちにと言いながら書くまでに時間がかかってしまいました。
気持ちに余裕がなく、どうすればいいだろうと悩んでます。

先週の火曜日は外来でした。
整形外科、口腔外科、皮膚科、緩和ケアがあり、あとは造影剤を使っての頭部MRI、上半身のCTの検査をしました。

最初に口腔外科と皮膚科を終わらせてから検査をしましたが検査が終わったのは15時近く。
整形外科に行ったらすぐ呼ばれて主治医と話しましたが、結果は良いものではありませんでした。

上半身の原発は大きくなっており(自分でも触っていたので分かってたけど)、肺の転移も大きくなってた。
「聞いてて辛かったら止めるからいつでも言ってね」と先生は言いました。

頭部は腫瘍があった箇所がなくなってたり、腫瘍がなかった箇所にできてたり、
濃かった箇所が薄くなってたり、薄かった箇所が濃くなってたり。
先生は専門じゃないからよく分からないと言ってた。

1年半前の画像と比べながら説明もしてくれた。
結果的に先生はヴォトリエントは効いてないと判断していました。
「お金の事ばかり言うのもやらしいけど、効かない薬に使うより楽しい事に使った方がいい。
これからの選択はYellowさんにとって凄く大事な事になってくるし、聞きたい事や分からない事は何でも言う。
嘘もつかないし、言い方が難しいけど悪いようにはしないから安心して」
と、笑顔で言われました。

でも急に治療を止めるのは不安だから次の外来まではヴォトリエントを処方してほしいとお願いしたらそれはOKしてくれた。
他の治療も長い間やっているから身体がボロボロになってきてるのも怖いんだよね、と先生は言ってた(それもあって他の治療をしたくない?)

今回は泣かなかった。
自分でも言われる事が分かってた部分があったからかもしれません。
納得できてない部分はもちろんあります。
「手術はできないの?」と聞いたら、
「そんなのやったら死んじゃうし、もしかしたら今止めれてる病気が散らばっちゃう可能性だってある。肺が片方なくなるって相当辛いよー」と言われ、
「1年半前に同じ事を聞いてたとしても同じだった?」と聞いたら、「転移してるからね」と言われた。

往生際が悪いと読んでる方は思うかもしれませんね…すみませんm(_ _)m
それから緩和ケアに言って先生と話した事を説明。

仲のいい看護師のIさんには、
「それでも治療を止めて痛みを取るという緩和だけの治療で余命が延びるというのは証明されてるんだよ」と言われました。

そういえばブロックする為に入院した時、整形病棟の仲がいい看護師Yさんがお見舞いに来てくれたけどカルテを見たのか、
「Yellowさん、先生と話してかなり落ち込んだらしいですね~(笑)」と言われた。

そりゃ泣くし落ち込みますよ…っていうかなんでそこで笑えるんだろう。
突っ込めば良かった(苦笑)


一通り話が終わってから帰ろうとしたら主治医が来たらしく従妹が伝言を受け取った。
「救急でやった採血の結果を見たら肝臓の数値が高いからヴォトリエントを処方するのは危ないからやめておくね。質問があったらいつでも電話して」との事だった。

Iさんに「モヤモヤしちゃうといけないから聞いておいたら?電話してあげるよ」と言われたのでお願いしました。

それから整形外科に戻って先生とお話。
「ヴォトリエントは副作用で肝臓の数値が高くなったりするし普通に処方してたとしても少し高いからやめておくね。
元々、Yellowさんは食事をしっかり取れてないのもあるんだけど(苦笑)肝炎とかになっても怖いし」と言われました。

「普通に処方してたとしても止めてました?」と聞いたら、「うーん、そうだね、止めるね」と言われた。
ここでワーワー言っても仕方ないし納得したので、先生に説明してもらったお礼を言って会計→薬局に行って帰宅しました。

終わったのが遅かったので会計もやめても時間外でした。

そんな火曜日でした。
ブロックはまだ効果が完全ではないのか痛みで悶絶に近い時が多々あります…。

この日は泣かなかったけど信じられないという気持ちと諦めたくないという気持ちがあるからだと思う。

でも触って分かる腫瘍、痛み、先生からの言葉で不安になります。
1年半前に比べても大きな差があるし毎日怖くて仕方ないです。
でも、そんな時に応援&励まして下さる皆様のお言葉に感謝しています。
本当にありがとうございます。


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