こんにちは!

はしもとまゆみです照れ

 

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大阪・都島の個室サロンで

「タロット」「ボイスクリアリング®」などを

使った対面での個人セッションをしています。

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すでに、早咲き桜の花びらが、

チラホラ舞い落ちていました。

 

でも、

桜の開花は、まだまだ、これから音譜

ウキウキしますね照れラブラブ

 

 

 

 

(今日の記事も、プライベートな話です・・・)

 

 

 

先日、母の一周忌法要を行いました。

 

 

母が亡くなってからの

この1年は、他の年と比べものにならないくらいの感覚・・・

 

強い風で書籍のページがパラパラとめくれていくような・・・

 

本当にあっという間でした。

 

 

父は、

「とても寂しくて、長くツラい時間だった」

と言っていました。

 

 

 

実は、

一昨年秋、母が倒れてから1ヶ月くらい経った頃、

 

ある詩を思い出して、母の状態と重ねていました。

 

 

 

その詩とは・・・

『最上のわざ』

 

 

 

 

この詩は、

2012年に公開された「ツナグ」という映画の中で、

主人公である孫(松坂桃李さん)に対して、

祖母役の樹木希林さんが語っていた詩です。

 

 

そして、

先日、樹木希林さんの訃報が入ってきました。

 

 

さらに、母の一周忌、というこのタイミングで

 

偶然にも、この詩を目にする機会もありましたので

 

 

ココにも、記録しておきます。

 

 

 

以下、映画「ツナグ」のパンフレットより引用しました。

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劇中詩『最上のわざ』(一部抜粋)

 

 

この世の最上のわざは何?

 

楽しい心で年をとり、

 

働きたいけれども休み、

 

しゃべりたいけれども黙り、

 

失望しそうなときに希望し、

 

従順に平静におのれの十字架をになう。

 

若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても妬まず

 

人のために働くよりも、

 

謙虚に人の世話になり、

 

弱って、もはや人のために役だたずとも、

 

親切で柔和であること。

 

老いの重荷は神の賜物、

 

古びた心に、これで最後のみがきをかける。

 

まことのふるさとへ行くために。

 

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一昨年の10月初め

 

前々日には、

息子の運動会を見にきていて、楽しそうにしていた母が

 

前日には、電話でも元気な声で話していた母が、

 

突然、倒れて、緊急手術を受けました。

 

 

 

 

16時間後、手術室から出てきた母は、

 

いくつものチューブに繋がれ、

複数の医療機器に囲まれていました。

 

 

 

そして

身体を動かせない、見えない、話せない、

 

意思表示できない、意思疎通できない、

 

 

 

だから、

誰かの手を借りないと生きていけない

 

人の助けをいただいてるから、生きていける

 

 

 

母は、

このことを、体現してくれている。

 

わたしは、そのとき、そう感じたのです。

 

 

 

 

 

 

どんな出来事であっても、

わたしにとっては、わたしにしか得られない貴重な経験

そして、宝物です。

 

 

 

 

 

 

 

誰でも、

どこかで、誰かの助けをいただいている

 

そして、

誰でも

どこかで、誰かの助けになっている

 

 

 

そう思えると、一つ一つの出来事が

愛おしく見えてきますドキドキ