「日本からアメリカに飛行機で肉製品等を持ち込むとどうなるのか？」
誤って持ち込まないようにかなり気をつけている人、知ってるけど大丈夫～
と気軽に持ち込んでる人、そもそもそのルールを知らない人...いろんな人がいます。
よく話題になることでもあるので、前から気になっていたことを調べてみることにしました。
(注：最新の正確な情報は各自でお調べください。)
気になっていたこと、その①：
「禁止なのは知っていて持ち込んでいなかったけど、実際どういう理由から持ち込み禁止なの？」
禁止リストには目を通して気をつけていたものの、それぞれの理由をきちんと理解していませんでした。今回は特によく話題になる肉製品について調べてみました。
US Customs and Border Protection (.gov)のリンクです。
Bringing Agricultural Products Into the United States(農産物の米国への持ち込み)
Google翻訳を使って引用
「国際空港、国境検問所、港などで検査官に食べ物、植物、お土産を持ち去られたことがある方は、その理由を理解していただきたいと思います。
外国から米国に持ち込まれる特定の品目は、米国農務省 (USDA) の規制に従って制限されています。禁止された農産物には、アメリカの作物、家畜、環境、そして我が国経済の大部分に深刻な被害を与える可能性のある植物の害虫や外国の動物の病気が潜んでいる可能性があります。
米国に入国するすべての旅行者は、持ち込み可能な肉、果物、野菜、植物、種子、土壌、動物、および植物および動物製品（スープまたはスープ製品を含む）を申告する必要があります。申告書は、受託手荷物、機内持ち込み手荷物、または車両内で輸送されるすべての品目を対象とする必要があります。
植物、動物製品、および関連品目を検査した上で、入国港の米国税関国境警備局 (CBP) の農業専門家が、これらの品目が米国の入国要件を満たしているかどうかを判断します。CBP 申告フォーム 6059B の質問 11 で「はい」にチェックを入れて、農産物を常に申告してください。
肉および動物製品および副産物：
口蹄疫（FMD）、牛海綿状脳症（BSE、または狂牛病）の脅威が続いているため、多くの生肉、乾燥肉、および一部の缶詰肉および肉副産物は、外国から米国への入国が禁止されています。およびその他の動物の病気。制限国からの肉が製品（ビーフブロスなど）の原材料として含まれている場合、その製品は通常禁止されます。」
下記のリンクは、海外から日本への移動の話で政府広報オンラインの「なぜ海外の肉や肉製品は日本に持ち込めないの？」という記事ですが、わかりやすかったのでリンクを貼っておきます。
記事の引用
「アジア地域でのASFの発生拡大などを受け、日本では、令和元年（2019年）4月から、海外からの肉や肉製品の違法な持込みへの対応が一層厳しくなりました。違法に肉製品などを持ち込むと、空港や港の動物検疫カウンターで、所有者のパスポートの情報が控えられ、データベースに登録されます。また、どこで買ったのか、どんな目的で持ち込もうとしたのか、などについて詳しく聴取されます。これは、故意に持ち込まなくても同様です。悪質と判断されると、警察に通報され、家畜伝染病予防法により、3年以下の懲役又は300万円以下（法人の場合は5,000万円以下）の罰金が科せられます。」
気になっていたこと、その②：
「虚偽の申告をして禁止されている物をアメリカに持ち込んだ場合どうなるのか？」
罰則が軽いからといって持ち込むつもりはないのですが、SNSやブログなどで肉製品を持ち込んだ写真をアップしたり、日本から持ってくるのにおすすめの品(自分も愛用している)として肉を含む商品を多く紹介している人を結構見かけるので、実際はチェックや罰則などがゆるいのかなと気になっていました。
US Customs and Border Protection (.gov)のリンクです。
Bringing Agricultural Products Into the United States(農産物の米国への持ち込み)
Google翻訳を使って引用：
「乗客が申告していない禁止品目は没収され、CBPの農業専門家によって処分されます。さらに重要なことは、禁止されている農産物の申告を怠った場合には民事罰金が科される可能性があり、非商業的数量の場合は初犯につき最高 1,000 ドルの範囲で科せられる可能性があります。商業目的であると判断された場合、違反の査定額はさらに高くなります。禁止されている農産物を国際郵便で送る場合にも同様の罰金が適用されます。」
実際に持ち込んだ乗客に罰金を科しているという記事↓
CNNの記事：
If you’re planning to travel to the US with food items from overseas, read this(海外からの食料品を持って米国旅行を計画している方は、こちらをお読みください。)
Google翻訳を使って引用：
「米国の国境当局は、海外から食料品を持ち込む旅行者に向けて、「違反すると費用がかかります」とメッセージを送っている。
先月、インドネシアからオーストラリアのノーザンテリトリーにあるダーウィン空港に旅行していた乗客が、荷物の中に卵と牛肉のソーセージマックマフィン2個とハムクロワッサンが発見され、1,874ドルの罰金を科せられた。（インドネシアの家畜で口蹄疫が発生したことを 受け、オーストラリア当局は入国者全員に厳しい新たなバイオセキュリティ対策を課していた。）
数日前の別の事件では、シンガポールで買ったサブウェイのサンドイッチ の残りを申告するのを忘れたオーストラリア人女性に1,844ドルの罰金が科せられた。
米国の国境当局は昨年だけでも、バルートの卵、 ポークボローニャ、七面鳥のハム など、申告されていない幅広い食品を荷物に入れて持ち込んだ乗客に罰金を科している。米国税関・国境警備局が発表した会計年度の統計によると、国境当局は2021年に「63万150件の積極的な乗客検査」を実施し、禁止されている農産物品目の申告を怠った旅行者に数千件の罰則や違反を課し た。
CBPによれば、米国の空、海、陸の国境入国地点で食品の申告を怠った場合、最高1万ドルの罰金や罰金が科せられる可能性があるという。」
What Happens if I Don’t Declare Products at U.S. Customs?(米国税関で製品を申告しなかった場合はどうなりますか?)という記事のリンク
Google翻訳を使って引用：
「米国の国境を担当する連邦機関である税関国境警備局 (CBP) は、その仕事を非常に真剣に受け止めています。アメリカの国境では、入国者は全員、海外から米国に入るすべての製品の詳細、特にその価値と原産国を提出する必要があります。これらすべては、米国に戻る飛行機の中で配布される有名な青い用紙に示されています。
禁制品を申告するとどうなるか？
どのような製品が米国に輸入できるかについてフランスの情報を読んでいなかったあなたは、今、財布の中に持ち込み禁止のとろとろのチーズを入れていることになります。叱責されることを恐れることなく、安全に申告できます。しかし、たとえ 「禁止品の申告に罰則はない」としても、税関で自主的に放棄するか、没収されるかのどちらかでなければなりません。
禁制品を申告しなかった場合はどうなりますか？
2,500 ドル未満の場合：
密輸品を申告しなかった場合、または密輸品について虚偽の情報を提供した場合は、 間違いなく何らかの結果に直面することになります。関税法第 592 条によれば、禁止された非農産物の申告を怠った場合、「スポットペナルティ」として 300 ドルの罰金が科せられ、その製品は没収されます。フレンチ・モーニングは、この件に関するさらなるコメントを求めてCBPに連絡を取った。CBP広報担当のジェイソン・ギブンズ氏は、罰金の支払いを拒否する旅行者は聴聞会の開催を選択するよう求めることができると付け加えた。「しかし、審問が行われる場合、品目に応じて罰金は1,000ドル以上に増加する可能性があります」とギブンズ氏は述べた。
寄生虫を運ぶ可能性がある禁止 農産物（果物、野菜、肉、 動物や野菜の副産物から作られたすべての食品）について：申告を怠ったり、申告に誤りがあったり、申告をしなかった場合少なくとも、最大 10,000 ドルの民事罰金が課せられる可能性があります。
2,500 ドル以上の場合：
この場合、CBP は 米国法典第 18 編の第 542 条を適用します。第 542 条に基づき、申告されていない商品の商用品質を輸送する者は、マネーロンダリングおよび違法または違法輸入未遂の刑事罰に問われる可能性があり 、最高 20 年の懲役または罰金、またはその両方が科せられます。刑事罰金は最高 50 万ドル、または密輸品の未申告品の価値の 2 倍のいずれか大きい方となります
罰金はそれだけではありません。刑事罰に加えて、最大 10,000 ドル、または密輸品の未申告製品の価格のいずれか大きい方の民事罰が課せられます。
税関申告をしないことは犯罪ですか？
関税法に違反すると、特に海外で購入した高額商品の場合、連邦刑事告訴される可能性があります。
米国の税関を通過する際に罰金を回避するにはどうすればよいですか?
禁制品を税関に持ち込まないでください。また、密輸品を持っていると嘘をつかないでください。」
ざっとしか調べていませんが、こんな感じでした。
罰金もですが、違反して没収された際に所有者のパスポートの情報が控えられデータベースに登録される可能性があるのが一番厄介だなと思っています。
禁止製品を持ち込んだことはありませんが、引き続き紛れ込まないように十分気をつけようと思いました。
今のところ我が家の悩みは、「梅“肉”エキス」が含まれた製品についてどう説明するかです。
「肉」という漢字がないかをチェックしている様なので