フランスでは、何をするにも「辛抱と忍耐」が必要です。
っていうと大げさですが(笑)、とにかくよく並んで待たされます。
プロフィール にも書きましたが、並んで待つのってどうも苦手で(汗)、
これも修行のうち、、、と耐えています(笑)。
郵便局に行けば、必ずといってよいほど、この順番待ちの光景を見ることができます。
日本のように、番号カードを取って順番が来るまで座って待つ、というシステムをとってるところはほとんどありません。。。
ところが!
順番待ちどころか、何度でも行きたくなるような素敵なポスト(←フランス語で郵便局のこと)を発見しました!!
RERB線のCite universitaireを出て、すぐ向かいにある「Maison internationale(メゾン・インテルナショナル)」の入り口にあるポストです。ここは、フランスで3ヶ月以上学生する人が、身分証明書として使う「滞在許可証」というのを申請する場所なので、まだフランスの暮らしに不慣れな外国人が大勢いてるわけです。
その小さなポストには2人の局員が窓口にいます。
フランス初心者の私たちが、コピー機のところでちょっととまどってたりすると、「どうしたの?」とすぐ声が飛んできます。しかも、窓口業務も怠りなく、冗談を言って笑かしてくれながらテキパキと、何というか仕事の流れにグルーブ感があるのです(笑)。
実は私も、「滞在許可証」を申請しに行ったのですが、一発では通らないんだな、これが。
昨日、ある書類の不備を指摘され、再度トライしに行ったのですが、そのポストを見るとまたまた空いてる。(人はいっぱい入ってくるんですけど、なんせ仕事が速い)
こんな空いてるポスト、利用しない手はないので、封筒を買いに中へ入ると、局員さんったら、清掃員のおじさんが持ってきたポットにお水を入れてあげてる。。。優しいったらありゃしない。
で、私が窓口に立つと、いきなり「ボンボン(※)いるかい?」って言うんですよ。「え?あ、はい。」って答えたら、ちゃぁんと「ポスト」と書かれた黄色い包みにくるまれたキャンディをくれたんですよーーー(-^□^-)。 ※ボンボン=キャンディ
はぅう~、このポストは申請に行く前の緊張感すらほぐしてくれる、用事がなくても寄りたい、いや、並んでも行きたいポストです。
申請の結果は、今日も玉砕(涙)。。。
がんばって書類の説明したんだけどなぁ、なんせフランス語のレベルが3歳児並みなので。。
よ~し、次回申請しに行くときも、またあのポストに寄るぞ!!って、違うか。