は~いパー

セルヌュスキ美術館と聞いて、ピンひらめき電球ときた方いらっしゃいますか?

…って、あんまりいらっしゃらないのではないでしょうか~~!?


わたしも、『LA PETITE ROSE』というパティスリーに行こうとして、偶然近くにあるのを知り、行ってきたんですよ(*´・ω・`)


イタリア人富豪だったセルニュスキ氏の東洋美術の収集品を、氏の住まいを開放して展示されているそうで、なんとびっくり常設展は無料で観られるんですよすまいる

パリ市内には、このセルニュスキ美術館を含め、常設展が無料で観られる美術館が全部で15カ所もあるんです。

モードの美術館『ガリエラ美術館』もその1つなので、この滞在中に行くつもり音符

それにしてもスゴイよね。15カ所もの歴史的価値のある美術館が無料だなんてあげ

文化に対する意識の低い人が、首長に選ばれちゃうような国とはちょっと違うよね(´-ω-`)



で、セルニュスキ美術館なんですが、ベラスケス・アベニューという閑静な高級住宅街に建てられています。

photo:01

玄関が見えてきました。1月27日まで、特別展『赤い河メコン-ベトナムの光景』が催されていたため、アオザイを着た女性の絵が見えます。特別展を観るには7ユーロ入場料が必要です。


photo:02

入って左手が常設展。すぐにドラゴンが出迎えてくれます。

photo:03

エントランスホールにらっしゃる白い彫像が、この館の持ち主だったセルニュスキさんです。

photo:04

この美術館のステキなところは、すぐ裏手に『モンソー公園』が広がっていること。かのマルセル・プルーストも愛した公園ですよ。

photo:05

セルニュスキ氏が中国を旅行して収集した土器や陶磁器、青銅器や絵画が展示されているのですが、建物自体はヴェルサイユを模したというフランスブルジョワの館。ですが、東洋の文化としっくり融合しています。



$La Vie de Paris-ipodfile.jpg
2階に上がると出迎えてくれる懐かしいお顔。


$La Vie de Paris-ipodfile.jpg
さらには、大きな仏像様が部屋の真ん中に鎮座しています。ああ、心が和む~はあと


$La Vie de Paris-ipodfile.jpg
大仏様の前には、なぜか石盤が。紀元前206年から9年ころに河南省に建てられたもののようです。


$La Vie de Paris-ipodfile.jpg
首から上がすべて動物という、不思議な石像さんたち。


来館者は、わたしを除いてみなフランス人のようでしたが、熱心に観覧していて、「東洋の美術に関心を持ってくれてありがとよ~」と心の中で思ったわたしでした(・v・)


美術館を出たあとは、もちろん、モンソー公園に立ち寄ってみましたよにくきゅう


$La Vie de Paris-ipodfile.jpg



$La Vie de Paris-ipodfile.jpg



公園の中の子ども向けの遊具は、上の写真のように年代物のメリーゴーランドや、3ユーロで背中に乗って園内をパカパカできるポニーちゃんがいるくらいですが、子どもたちはサッカーボールを蹴ったり、ブランコに乗って元気に遊んでいました。

某TDLとかTDSみたいに高い料金払って、並ぶのに疲れて、パレードのために場所取りしたりとか、値段のわりに美味しくないファストフードみたいな食事をして帰るよりも、ずっと楽しげで無邪気に遊んでいるように感じました。


このように、自然と一体化した巨大な公園が街中にいくつかあって、何もしないでボーッと憩えるところが、パリの良いところのひとつだと思います。

お金を使って楽しむだけが、人生の愉しみではないですからね~ha-to


Beatles - A day in the life (studio version)



幸せな気持ちでモンソー公園を後にしたのはいうまでもありませんおんぷ

ペタしてね