ピナコテーク・ド・パリに行ってきました。

$La Vie de Paris
ピノコたんじゃないですだよもんじゅ君



ピナコテーク・ド・パリ(パリ絵画館)は、マドレーヌ広場に2007年6月にオープンした新しい美術館。
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車の奥に見えるのがマドレーヌ寺院。暗いっすね(^_^;)



ピナコテークは、通りをはさんで1と2があるのですが、
1では『Hirosige - l'art du voyage 広重 - 旅のアート』展を
2では『Van Gogh - rêve de Japon ヴァン・ゴッホ - 日本の夢』展を開催しています。


このエクスポジションのことは、パリ市主催の「アフリカン・パーカッション講座」で仲良くなって以来の友人、
シャンタルにおしえてもらって知ったのですが、ふたりでピナコテーク2の『ヴァン・ゴッホ』の方を観てきました。

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ピナコテーク2の入り口



展示物は、このようにゴッホの絵が広重のどの絵から影響を受けているか、対比して展示されています。矢印 矢印
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テーマが(命題ではありません)日本と関係あるだけに、日本人のお客さんも結構入ってるかな~と思ったのですが、わたし以外のアジア系はひとりくらいしかいませんでした。

その代わり、フランス人が熱心に鑑賞していましたよ(・v・)

パリって、ルーヴルや、オルセーやポンピドゥーセンターなどの有名美術館も素晴らしいですが、時間があればこういうプチ美術館も訪れてほしいです。

入館するまで待たされないし、じっくりと絵を鑑賞できますよブルーだワン♪


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それにしても、驚きましたムンクの叫び

ゴッホがいかにジャポニズムに、広重に傾倒していた時期があったかびっくり

上の馬から降りる絵も、広重の元絵があるのです。

なんと、ゴッホは浮世絵を400枚も持っていたそうです。

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最後に、この展覧会で一番印象に残った絵をrose**rose**

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太陽と月が同居するこの絵に、このあとゴッホがたどることになる精神世界を暗示しているような気がするのです。

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