2010年に来場者100万人以上を記録した「第1回ノルマンディー印象派フェスティバル」。
2013年もその成功を受け、第2回印象派フェスティバルが開催されます
今年のフェスティバルは、印象派の作家が常に意識した「水」がテーマ。
穏やかなノルマンディの平原を流れるセーヌ河や、海岸線、港湾施設など、当地方特有の水辺の空間に焦点があてられます。
フェスティバル期間中は目玉となる6つの特別展や、写真、ビデオ、ダンス、演劇、音楽、映画、建築などあらゆる芸術領域を動員した展示やスペクタクルを実施され、岸辺のダンスパーティなどのレジャーも含め期間中600以上のイベントが予定されています。
会期は3月から10月までとそれぞれの街によって異なりますが、夏のヴァカンスにフランス行きを予定している方は、ノルマンディー地方にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか
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Peintures de Eugène BOUDIN (Debussy Nocturnes Nuages)
ドビュッシーが印象派の絵からインスピレーションを得て創った曲でしょうか
ちなみに、上のYouTubeに貼られている絵はウジェーヌ・ブーダン(Eugène-Louis Boudin, 1824年7月12日 - 1898年8月8日)の作品です。
彼はノルマンディー地方のオンフルールで生まれ、青空と白雲の表現に優れ、ボードレールやコローから、「空の王者」としての賛辞を受けたそうです。
パリのサロンにデビューを果たしたあと、ベルギー、オランダ、ヴェネツィアなどにも滞在しましたが、晩年は生まれ故郷であるノルマンディーに戻ったようで、ドーヴィルでその生涯を終えています。