昨年の暮れ、わたしは壮大な宇宙を観に行き、ヴィーナスに移住して新たなコロニーを創ろうと意を決し
借りの住まいに帰宅すると
思いがけないe-mailが届いていたんだ。
フランス語のオンライン翻訳で学んでいたときの恩師から
下訳をしてくれないかという依頼だった。
出版されるのは百科事典のようなものなので、短期間に人海戦術で下訳をしないといけないらしい。
それで、教え子たちに声をかけてくれたのだ。
先生は、「薄謝です」と書いていたけれど、ちゃんと報酬もいただける。
(いまどき、『翻訳をやりたい、けど経験が少ない』っていう人は、無報酬ででも下訳などを受けちゃうそうだ
わたしはそういうのはイヤ。いつ、どんな場面でも、自分を安売りするのだけはゴメンだぜ)
なんてありがたいお話なのだろう
もちろん、すぐにやらせていただく旨のお返事をした。
締め切りまでの日々は至福のときだった
いいものに仕上げるためなら、三日三晩、半徹でもかまわないと思った
やっぱり、自分の好きなことで報酬を得られるということはとっても気分がいい
その後、この勢いで足場を広げようと、自分なりに営業をかけたりもした。。
Kamio Mayuko Road to Victory 12/12
(大好きなヴァイオリニスト、神尾真由子さんのシベリウス)
が、現実はそんなに甘くはありません
翻訳学校に通ったこともない。修士号や博士号を持っているわけでもない。
そして何よりツテも経験もあまりないわたしは『トライアル』(腕試しのようなもの)すら受けさせてもらえずに門前払いされることが。。
せめて、チャレンジぐらいさせてくださいよ~~
経験を積みたいのに、経験がないと仕事をさせてもらえない。
まったくもってジレンマである。
新卒の学生さんや若者の就職難も、短いスパンで業績をあげなくてはいけない(巨額な単位のマネー投資家に媚を売らなくてはいけない)企業の姿勢が反映されているからではないでしょうか。
人を育てるなどといったまどろっこしいことはしていられない、「即戦力で使える人材」が欲しいからなのでしょう。
けれど、そんなのって、数年後、十数年後を考えると、人材不足になることは容易に想像がつきます。
企業はモノやカネに投資するのではなく、もっと「人」に投資するべきだと思います。
『巣鴨プリズン以来、対米従属が日本の真の姿』
「安倍晋三総理の祖父、岸伸介がCIA宗教の統一教会を日本に持ち込んだ」と書かれています
今の日本で「右翼団体」と言われているのは、似非ウヨクです。
きちんとした組織に属せないような、世間のはみ出しもののようになっている若者を洗脳し、うまく利用して、ウヨクに所属するしか生きて行けないような状況をつくっているのでしょう。
彼らは「日本のために」と脳を洗われているのでしょうが、教宣カーに乗って該当演説している内容を聞くと、「アメリカのために」協力するべく働かされている軍隊アリみたいなものです。
彼らは「アメリカから押しつけられた憲法を改正して、武器を持って国を守ろう」と叫んでいますが、あの当時、アメさんが「非核三原則」を盛り込むことを許した(強要した?)のは、
当時は、日本のすぐれた技術力を目の当たりにして、核開発に乗り込んでほしくなかっただけなのではないでしょうか。核の競争は大国ソ連だけにとどめておきたかった、、そういう意図もあったのではないでしょうか。
そして今、アメさんの事情は変わり、日本を核製造の下請け工場、廃棄場として利用するために、憲法改正をプッシュしているのではないでしょうか。
なんだか自分の不甲斐なさを、無理やり今の日本の諸悪の根源にこじつけてしまいました
あの陶酔の日々がいつかまた訪れるよう
せっかく恩師のいる星に移住してきたのだから
副業に慣れた来月あたりから、学校に通って精進しようと思っています
Kamio Mayuko Road to Victory 10/12
(ご存知チャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルト。ああ、陶酔するぜ)