シャンプーについて~上級編~ | にいちゃんのブログ~個人的耽美論~

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さて



上級編



という事で今回は界面活性剤の実際の種類や働きを



ダダーッ



と載せて行きます。





全て読もうとすると催眠効果抜群の為、目が冴えている時にどうぞ(笑)







アニオン活性剤


☆高級アルコール系


・ラウリル硫酸Na:洗浄力が高く泡立ちも良好な活性剤。


・ラウレス硫酸Na:ラウリル硫酸Naよりも低刺激性でほぼ同様の働きがある活性剤。




☆α-オレフィン系


・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na:ラウリル硫酸Na同等の洗浄力・泡立ちを持つ石油系活性剤。




☆アミノ酸系


〇グルタミン酸系

・ココイルグルタミン酸Na

・ラウロイルグルタミン酸Na

:アミノ酸(グルタミン酸)由来、皮膚・毛髪に対して低刺激性の活性剤。洗浄力は強くなく泡立ちもあまり良くない。コンディショニング性が高く、比較的高価。



〇アラニン系

・ラウロイルメチルアラニンNa

・ココイルメチルアラニンNa

:アミノ酸(β-アラニン)由来、適度な洗浄力と脱脂力を有しており、しっとりした感触に洗い上がる。



〇グリシン系

・ラウロイルサルコシンNa

・ココイルサルコシンNa

・ココイルグリシンNa


:アミノ酸(グリシン)由来、温和な洗浄力と静菌力を有しており、歯磨剤から身体洗浄剤まで幅広く使用されている。



☆タウリン系

・ココイルメチルタウリンNa

・ラウロイルメチルタウリンNa

:含硫アミノ酸と言われるタウリンから作られ、AMTとも呼ばれる。皮膚・毛髪にやさしい低刺激性の活性剤。



☆タンパク質由来系


〇ココイル加水分解コラーゲンNa:コラーゲン等のタンパク質を加水分解して得られるポリペプチドを元に作られ、 皮膚・毛髪に対してとてもやさしい低刺激性の活性剤。



☆スルホコハク酸系


〇スルホコハク酸ラウレス2Na:泡の持続力に優れ、他の界面活性剤と組み合わせると起泡力が増す。高級アルコール系より皮膚刺激がやや弱く、特に目に対する刺激が弱くなっている。原料は高級アルコール。



☆石鹸系


〇アルカリ石鹸系

・オレイン酸Na

・ヤシ油脂肪酸K

:生分解性が高く洗浄力があるが、ph(※1)が高い為皮膚への刺激性がある。また、水の中のカルシウムイオンと結合して水に溶けないスカム(石のようなもの)をつくり、髪に吸着して硬くなってしまう。



〇酸性石鹸系

・ラウレス酢酸Na

:アルカリ石鹸に類似した構造を持ち、生分解性が良く、適度な洗浄力がある。



☆アミドエーテル硫酸系


・PEG-3 ヤシ油脂肪酸アミド

・MEA硫酸Na

:高級アルコール系とほぼ同等の泡立ちの良さがありながら、アシルメチルタウリン系(AMT )に構造が類似しており、皮膚刺激は高級アルコール系よりも弱くなっている。




両性活性剤


☆ベタイン系


○アミド型

・ラウラミドプロピルベタイン

・コカミドプロピルベタイン

:高発泡性、低刺激性を有する両性界面活性剤で、アニオン界面活性剤との組み合わせにより優れた増粘・増発泡性を示す。


○イミダゾリニウム型

・ココアンホ酢酸Na

:特に目に対する刺激が低い両性界面活性剤で、ベビーシャンプー等、低刺激性洗浄剤の基材として使用される。



☆アミノ酸系


・ラウリミノジプロピオン酸Na:両性とアミノ酸系の両方の良い点を持ち、目・皮膚への刺激性が少ない、低刺激性の界面活性剤。




※1 ph~酸性・アルカリ性、等の基準値となる水素イオン濃度の事。ph1(強酸性)→ph14になるにつれアルカリ性。





初級編で書いた


シャンプー選びの基準 〉

・ボトルのデザイン
・メーカー
・香り
・安全性
・手触り
・ツヤ
・ハリ、コシ
・ボリュームが出るか
・知人に薦められて



そして上述の成分と照らし合わせて選ぶ事で、少しでも理想のシャンプーに出会える機会が増えたら嬉しいと思います(^_^)アップ












こちらは個人的にオススメのシャンプーです合格



契約美容室でしか買えません(゜゜)



詳しくはwebで(笑)