来ました!!
ついに我らが兄貴のファースト・ソロ・エキセントリック・ハイパー・アトミック・エキサイティング・シンフォニック・エモーショナル・フル・アルバム
☆☆Heart☆☆
9/24発売、でしたがJupiterのアレをアレしたりしていたので、この度改めてレビューを執り行いたいと思います(ノ´▽`)ノ
すでに「Louis ~艶血のラヴィアンローズ~」や「Symphony Of The Vampire」で
参ってしまった
僕にとっては、1998年サッカーW杯決勝で後半に3点目を入れられた時のブラジルの気分ですヽ(´Д`)ノ
わかり辛い(笑)
まあとにかくラリってる所にさらに特上の薬を服用した感じです( ´艸`)
そして今回も
あくまで個人的な見解でアレをして逝きます。
ちなみに冒頭の画像は初回限定盤、MV満載のDVD付き、なので通常盤を買うメリットがわかりません(笑)
さらに、「タワーレコードオリジナル特典」のDVDとインストアイベントの参加券が付いておりました
これは長いレビューになりそうな…………
楽曲レビューの前に参加ミュージシャン一覧から
見え辛い(笑)
とにかく一曲ずつ、合ったミュージシャンが演奏をしております
ちょいちょい曲ごとの紹介の中で触れるとして
全体的な大まかな感想としては
・これぞKAMIJOの真骨頂Versaillesの首謀者として申し分無い世界観を繰り広げている
・ヴォーカリストとしての進化を感じる
・こちらもKAMIJOの人生が存分に表現されている →「MARICE MIZER」の雰囲気が漂う
・ゲストで参加のミュージシャンが言わずともハイレベル
・退廃的耽美。音に限らずトータルのクオリティーに脱帽
といった所でしょう(・∀・)
そしてコンセプトは
「人の心を領土にする帝国」。
何のこっちゃ解らない人はとにかく買って聴くべし(笑)
基本的にKAMIJOはメッセージやコンセプト等の核の部分を先に決め、広げていく作曲家。
今回のアルバムは、全体を1本のストーリーとして聴いた場合「Heart」と「追憶のモナムール」という2つの結末があり、リスナーに委ねる作品となっている(って言ってた)。
つまり
核となる部分ー“人の心を領土にする帝国”を舞台とし、ヴァンパイアと人間の女性の禁断の愛を描き、
最後は愛を選ぶか、誇りを選ぶか
という結末をリスナーに委ねる、と。
たまんねーーーーーー( ´艸`)♪♪
そして
KAMIJOと言えば歌詞という方も多いハズ。
なので、歌詞の写メ付きで逝きたいと思います
1) Vive le Roi
イントロダクション的な、入場曲的な。
ここで頭の中を18世紀に持って行きましょう
でなければマリー・アントワネットのコスプレをしましょう。
決して現実に還らない事。還ると虚しさハンパ無いですので( °д°)。
“Vive le Roi“→“国王陛下万歳”という意味だが、日本語表記すると「ヴィーヴル・ホワ」。
いや「ホワ」って。「ホワ」って。
これについてはまた後程激しくツッコミたいと思います。
いきなり耽美なオーケストレーション
このパイプオルガン音色は反則だぜ兄貴。大好き過ぎて鼻毛出ちゃうよ。
壮大な国家の幕開けに相応しい曲。
2) Rose Croix
耽美感満載、アルバムの顔となるシンフォニックメタルナンバー( ̄▽+ ̄*)
通常鼻歌でサビから曲を作る兄貴が珍しく「ギター・リフ」にメロディーを乗せて出来た、と語る至高の一曲。
本当、一曲の中でどんだけドラマティックな展開を繰り広げるんだこの人は。
「ここには刻などない 永遠の楽園 心を領土とする 美しき帝国」
って
THIS IS KAMIJO
3) 闇夜のライオン
こちらは兄貴の第3弾シングル。
へヴィなギターから始まるブチ上げナンバー(ノ´▽`)ノ
「今こそ侵撃の時 声を高らかにあげ」
てたら近所迷惑になるので、お家では我慢しましょう。
これはストレートにカッコイイ曲、だが
やはりKAMIJO、曲中のドラマティックな展開はここでも健在。
4) Louis ~艶血のラヴィアンローズ~(Symphonic Metal Version)
第1弾、ソロデビューシングルのアレンジヴァージョン。
原曲は完全MARICE MIZER寄りと言え、耽美のど真ん中。
Mana様出てるし。PVに。
今回はギター鳴りまくりのメタルヴァージョンで、少しアンニュイな雰囲気が出ている様な気がする。
ここまででも
薔薇の血
はKAMIJOの中に流れ続けている事を確信。
このまま歌謡曲に流れないでくれよ兄貴~
頼むよ~
(→お察しの通り、フリですw)
5) Death Parade
ここで変化球
というか原点回帰。
今年11月からスタートする全国ツアーのタイトル「TOUR 2014“THE DEATH PARADE”」にもなっている曲。
LARAINEの歌謡曲路線から脱却しヴァンパイア設定にしてから、Versailles初期に色濃く見られた雰囲気をこの曲で感じる。
実は「生きていること自体が素晴らしい事」と歌っている叙情的いけずぅ兄貴( ´艸`)
勝手にレビュー④へ続く→