この作品にかける想いがありまして。
まず、ミュージカル音楽界の巨匠アンドリューロイドウェバー作曲の音楽は、本当に美しく、何度聞いてもすばらしい。感動する。
僕は大好きです。
その最高の音楽の力。それにのせて届けられる、出演者の声。
これが、自分がこの作品に一番魅力を感じているところです。
ファントムというと、仮面を被った怖い人。
なんですが、実は彼は、本当に美しい声を持っているのです。
彼は、生まれつき醜い顔。そのせいで、誰からも愛されないと感じて生きてきました。
一度もキスをされたことがないのです。
生まれてすぐ、母親に仮面をつけられました。
そんな傷ついた彼の心を癒したのは、自分の持っている声でした。
物心ついたときには、パリの街で歌っていました。
それは、夜だけ。
なぜなら、顔を見せると、怖がって誰も聞かないからです。
街の人々は不思議がります。
「この美しい、天使のような声は、いったいどこから聞こえてくるのだろう?」
(続きはホームページにて。ブログの文字数制限のため)