S14 最高レート2045 最終レート2006
今シーズンも結果を出せませんでした
※5/21追記
S15もこれと殆ど同じ構築で少し潜りました
大体同じ勝率で、最高レートは2012でした
勝率だけは無駄に高めですが相変わらず高レート帯では通用しない構築となってしまいました
結果が出せなかったので構築記事は書かないつもりでしたが、記事を書きたいという欲に負けました()
サザンドラ@黒い眼鏡(S14)
181 * 111 187 129 125
悪の波動/大文字/挑発/羽休め
サザンドラ@拘り眼鏡(S15)
167 * 110 194 111 150
悪の波動/流星群/火炎放射/ハイパーボイス
メタグロス@メガストーン
167 186 170 * 130 178
アイアンヘッド/バレットパンチ/思念の頭突き/冷凍パンチ
ガブリアス@拘りスカーフ
183 200 116 * 105 154
逆鱗/地震/岩雪崩/ドラゴンクロー
サンダー@ゴツゴツメット
197 * 149 149 111 123
ボルトチェンジ/めざめるパワー氷/熱風/羽休め
エンテイ@食べ残し
意地っ張りHD
聖なる炎/毒々/身代わり/守る
マリルリ@オボンの実
意地っ張りABS
じゃれつく/アクアジェット/叩き落とす/腹太鼓
以前のシーズンで使っていた並びを弄っただけの構築です
構築コンセプトは、強いて言うならメタグロス+他のポケモンとの連携で相手を倒していく構築とでも言うべきでしょうか
メタグロスを活躍させることばかり考えて組んだ結果、メタグロスを選出しないとまるで勝てないパワーの低い構築になるという以前組んだ構築と同じ失敗を繰り返してしまいました
【個別解説】
国際孵化産理想個体
メタグロス@メガストーン
陽気
H92 A164 S252
167 186 170 * 130 178
アイアンヘッド/バレットパンチ/思念の頭突き/冷凍パンチ
・アイアンヘッドで181-120メガガルーラが確定二発
構築の軸
S14はありとあらゆる型のメガメタグロスを試したが、結局毎シーズン使っているこの配分構成のものに落ち着いた
メタグロスを選出したい、メタグロスで3タテしたい
という欲望に最も応えてくれる型がこれなのである
アイアンヘッドは命中安定の素晴らしさ、
167 186 170 * 130 178←この数値の高さで火力のある3割怯みを押し付けられることの強さを教えてくれる、メタグロスが持てる技の中では間違いなく最強の技である
この構成の場合、メタグロスの役割は以下の三点
・ストッパー
クチート、ヘラクロス、ボーマンダ、ガルーラ等のメガ進化ポケモン
非メガだとパルシェン、腹太鼓マリルリ、悪巧みボルトロス等を対面から止める
ガルーラに先にグロパンを積まれたら止められない(そもそも対面ですら勝てるか怪しい)
・クッション
フェアリー全般(マリルリ、ハイボフェアリー)、遅い格闘(キノガッサ、ローブシン、ヘラクロス)、竜全般(鉢巻逆鱗、眼鏡流星群、地震が不一致の物理竜)を後出しから受けて、そのまま遂行するか釣り出しを狙う
・エース
対面構築、害悪構築、物理受けにスイクン、ギャラドス、ランドロスを採用しているメタグロスが受からない並びを崩す
同じ技構成でより耐久に振ったものも試したが、他のポケモンとの連携で相手を倒していく構築コンセプトの関係上、これ以上Aを下げると相手にミリ耐えされる局面が非常に目立ってくるので配分を変えることも出来なかった
選出率は相変わらず100%で、このポケモンが苦手な受けループやサザンガルドのような構築にすら出してしまっていたので実質絶対選出の枠になっていた
メガメタグロスはメガクチートに弱いポケモンだという認識を持たれているが、アイアンヘッド×2もしくはアイアンヘッド+バレットパンチ×2で157-145メガクチートをほぼ確定で落とせるのでこの型の場合全くもって不利対面ではない
(アイアンヘッドで怯ませれば択次第で無傷での突破すら可能)
毎シーズンこの色違いリボン付きの子をどんな相手だろうと構わず選出してアイアンヘッドを連打しているせいか、以前は引いてくる事が多かった意地っ張りアームハンマーを耐えないASメガガルーラが迷いなく突っ張ってきたり、陽気襷、鉢巻、球持ち以外のマンムーがメガ進化を済ませてないメタグロスとの偶発対面で必ず引いてくるようになったりとこちらの構成を覚えられているかのような立ち回りが目立ってきたので、流石にS16では別の型を使おうと思っています
国際孵化産理想個体
【S14】
サザンドラ@黒い眼鏡
控えめ
H108 B4 C196 D148 S52
181 * 111 187 129 125
悪の波動/大文字/挑発/羽休め
・悪の波動で159-124メガゲンガー、201-101ヤドランを確定で落とす
・C222メガゲンガーの気合玉を高乱数で耐える(14/16)
採用理由を省略出来る程メタグロスと相性が良いポケモン
CS眼鏡サザンドラだとメガゲンガーの気合玉でワンキルされる点、スカーフサザンドラだとスカーフをガブリアスに持たせられない点と悪の波動で与えられる負担の小ささが気になった
これらの悩みを解決するだけなら耐久振りの眼鏡型でも良かったのだが、どうせなら対応範囲を広げてみようと思い悪の波動の火力をある程度維持しつつ低速を嵌められる黒い眼鏡を持たせたサザンドラを採用
発想自体はどこかで見たものをパクったものである
メガゲンガーとの対面で億せず突っ張れること、サイクル戦において悪の波動で掛けられる圧力を維持するために配分はHCベースで確定
ゲンガーや受けループ等を仮想敵とする為
、Cは耐久振りメガゲンガーやヤドランをワンキル出来るところまで振り、ギルガルド、サンダー等に上から挑発を入れるためにSは124~に設定
余りの努力値でなるべくHPを確保出来るように耐久調整を施した結果この配分となった
火力と低速への嵌め性能を両立したこのサザンドラは非常に使い勝手が良く、拘り型と違い悪技と炎技を撃ち分けられることでヘラクレセドラン、クチート+トリルのような並びも崩しやすくなり強い型だと思った
(悪の波動×2+大文字で187-125メガへラクラスが落とせる)
【S15】
サザンドラ@眼鏡
控えめ
C252 D4 S252
167 * 110 194 111 150
悪の波動/流星群/ハイパーボイス/火炎放射
・メタグロスのアイアンヘッド+悪の波動で197-122-123メガガルーラが確定で落ちる
・メタグロスのアイアンヘッド+悪の波動で227-189-150クレセリアが確定で落ちる
先述のサザンドラだと遅くて硬いガルーラをメタグロスとの連携で倒せない点と構築的にレパルガッサに無力な点が気になったので、S15ではS12から愛用しているハイパーボイス採用の眼鏡サザンドラに変更
役割対象+フェアリー(特にマリルリ)の並びに一貫して通せるハイパーボイスは非常に役に立つ
レパルガッサやみがまも戦術を崩すことも出来るので採用率が上がってもいい技だと考える
メタグロスとメガガルーラの対面だとメガガルーラ側が撃つ技は不意打ち、地震、炎拳なのでサザンドラの受け出しが比較的安定する
遅いメガガルーラはメタグロスでアイアンヘッドを一発入れた後、サザンドラにバックして処理している
ガブリアス@スカーフ
意地っ張り
A252 B4 S252
183 200 116 * 105 154
逆鱗/地震/岩雪崩/炎の牙→ドラゴンクロー
・メタグロスのアイアンヘッド+ガブリアスの逆鱗で203-120メガガルーラ、197-122メガガルーラが確定
・メタグロスのアイアンヘッド+ガブリアスの地震で167-170ギルガルドが確定
こちらも毎シーズン使い続けている、メタグロスとの連携で様々なポケモンを落とすテンプレスカーフガブリアス
しかし特にS15はスカーフガブリアスへの対策が厚いPTが多かった印象が強く、身代わりボルトロス、秘密の力+不意打ちメガガルーラ等のガブリアス対策に返り討ちに遭うことが多かった
メタグロスと同時選出する上でナットレイ、ハッサムへの打点が欲しかったので炎の牙を採用していたが、撃つ機会が全くなかったのでサザンドラとの対面で安定行動となるドラゴンクローに変更
サンダー@ゴツゴツメット
図太い
H208 B248 C28 D4 S20(28 28 30 31 31 31)
191 * 149 149 111 123
ボルトチェンジ/めざ氷/羽休め/毒々→熱風
・ボルチェンで161-152クレッフィ、193-127ヒードランの身代わりを確定破壊
・めざ氷+メタグロスのバレットパンチで183-116ガブリアスが高乱数で倒せる
メタグロスがガブリアスと対面した際の引き先として元々この枠は図太いボルトロスを採用していたが、耐久があまりに頼りなかったので後述のエンテイとの兼ね合いも考えて耐久と再生回復のあるサンダーに変更
電気技をボルチェンにしてある理由はHDファイアローにハメられるのを防ぐため
HDファイアローはボルチェンからメタグロス、サザンドラ、ガブリアスに繋いで処理する
図太いボルトロスへのメタがこのポケモンにも通じてしまうのがイタい
(ヤチェガブリアス、剣舞ストーンエッジガブリアス等)
毒羽でメタグロスの苦手な耐久ポケモンを毒殺しようと考えて毒々を採用していたものの、毒が活きる場面が無かったので熱風に変更
エンテイ@食べ残し
育成論
聖なる炎/毒々/身代わり/守る
サザングロスの並びでは崩すのが難しい物理受け+フェアリーの並びを崩せる毒まもエンテイ
ゲンガーやギルガルドに対して安定した役割を持つために配分は意地っ張りHDベース
詳しい内容についてはリンクを貼ってあるのでそちらをどうぞ
このポケモンが苦手とするガブリアス、マリルリ、メガガルーラ等と対面したときの引き先としてゴツメサンダーを採用していたが、サンダーでは耐久が足りず受けが成立しない試合が目立ったので耐久がしっかりした物理受けを構築に採用すべきだった
上述の物理ポケモンがまともに受からないこの構築ですら、このポケモンの活躍で勝てた試合が数多くあるので高耐久の物理受けが自然と入る構築に組み込んで使いたい
たまたま出てきた国際孵化産理想個体
マリルリ@オボン
ABSベース
じゃれつく/アクアジェット/叩き落とす/腹太鼓
バシャーモ、メガギャラドス、ガブリアス、サザンドラ等の重いポケモンの対策として採用
配分構成はテンプレのものなので省略
メタグロスがとにかく再生回復持ちの物理受け(クレセリア、カバルドン、ポリゴン2、ヤドラン、ブラッキー等)に弱いので、それらに強い腹太鼓マリルリはこの構築の穴を上手く埋めてくれた
【反省点】
メタグロスに仕事を任せすぎ
メガガルーラに受け出し出来るポケモンどころか対面で安定して勝てるポケモンすら採用していない構築で2100 ↑を目指すのは流石に無理がありました()
【勝てなかった原因】
・ABメガガルーラが無理
この構築では主にメタグロスのアイアンヘッド+ガブリアスの逆鱗の連携でメガガルーラを処理しているのだが、この連携を耐えてくるABメガガルーラが流行ったせいで処理が安定しなくなってしまった
遅いメガガルーラ相手ならメタグロスのアイアンヘッド+サザンドラの流星群という処理ルートがあるものの、対面構築にはサザンドラを選出し辛くガブリアスとの連携に頼ることが殆ど
・構築がメタグロスに依存しすぎ
個別解説の項を見れば分かるように何かを倒すためには常にメタグロスがダメージ計算に絡んでくるので、メタグロスを強引に選出しないと構築が回らなくなってしまう
メタグロスの選出率が100%になるのはその為である
これが原因でメタグロスが明らかに刺さっていない相手にもメタグロスを選出しなければならないので、構築コンセプトそのものを見直す必要性を感じた
・詰め筋が考えられていない
結果を出している構築は詰め筋がきちんと考えられているものが多い
・ABメガガルーラの対策を怠っていたりと全体的にメタゲームに適応出来ていなかった