トールペイントの見本、菊のプレートが出来上がりました | 大人のトールペイントクラブ

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アメリカントールペイント、和柄トールペイント、撮影ボードなどなど、
トールペントの新しいカタチをお伝えします

4月に入ったので、トールペイントクラスの

テキストを生徒さんに配りました。

10年以上やってきた私のやり方は、
1年分の作品を選んでテキストを作ってから、
作品を作る!!(笑)

今年も素敵な作品を選んだつもりですが

生徒さんの反応を見るまでドキドキです。



こちらはリン・デピュチュラさんの作品ですが、
アメリカンにしては珍しく、「菊」が描かれています。

菊といえば和柄!!

 

和柄トールペイントクラスでも見せたら

「やりたい!」と言ってくれました。


でも、、、、
少し難しいかもしれません。

どこが難しいかと言うと、
作品が大きいので、シェイドやハイライトは
広い範囲で入れなくてはいけません。

なので、こちらのモップという筆を使います。


モップには水も絵の具もつけません。

 

平筆でシェイドやハイライトを入れた後に
筆跡を消すように上からモップで叩きます。

そうすると、広い範囲に
シェイド(ぼかし)が入るんですね。

それと、カエデの葉の先が尖っているので
アンギュラーという、先が斜め切れている筆を使いました。
 

こちらです。

 

カーブしている部分に

シェイドやハイライトを入れるときに活躍する筆です。


前回のバラの作品で使ったのですが、
みなさん持っていないので私のを使ってもらいました。

でも今回も使うので
1本買っておいてもいいかもしれない。。

今回、和柄の生徒さんにとっては
アンギュラーは初挑戦になります。


デピュチュラさんはいつも
アメリカーナという絵の具を使って描いているのですが、
私はセラムコートしか持っていません。

変換表を見て絵の具を選ぶのですが、
どうしても納得できない色がでてきます。

そんな時は私がイメージする色に
変えちゃいます。(笑)


色を完全に変換して、この作品ができたので
本来の見本とは色が違うかもしれません。

でも、今回の色の選択は
「完璧!」と思いました。(自画自讃)

生徒さんたち、頑張って作ってね!!