酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba-091214_2159~01.jpg


おひとりさま、無事クランクアップしました。
すごく素敵な花束を頂きました。
最近頂くお花が紫と緑ベースが多い。
なぜ私の好きな色を知っているのだ。
ブログかなぁ。
最近思いもよらぬ人から「読んでます」と言われることが多いからなぁ。
ネット社会ですな。

さて。
これで、今年の演技は終わり・・・かな、まだ分からないけど。
今年はBS朝日の二トベに始まり、フジのボス、TBSのスマイル、映画天使の恋、フジテレビNEXTのニュース速報~、TBSのおひとりさま、他にもナレーションやドキュメントのナビゲーターや写真集に執筆等、私のわりには働いたナァ。
ありがたいなァ。
来年はどんな年にしよう。
心が割れるような台詞が言えるといいなァ。
心が滑らかになる言葉が書けるといいなァ。
来年のことを言うと鬼に笑われるかもしれないけれど、笑ってくれるならいくらでも来年のことを話せますね。
今日はまた、自分へのご褒美にポップコーンを買って食べました(ジャンキーな物を食べると翌日の肌に出るからあんまり食べられないの)。
この瞬間がとっても幸せ。
もし自分が目の前にいたら、髪の毛が2,3本抜けるくらいグシグシ頭を撫でて、摩擦で「あちッ」っていうくらい背中をさすって、肋骨がミシッというくらいギュってしてあげたいです。
よく頑張ったよ、私。
どの役も、ぜんぶ私の宝物です。
来年出会う役も、きっとそうなる。
時々「なんでこんな役引き受けちゃったんだろ」と思うこともあるけれど、そんな時はなかなか自分の中に役が入ってこなくて、向き合うことしかできなくなってしまいます。まぁ、出会わなければ楽だったとか、役は何もしていないのに面倒臭くなったり諦めそうになったりすることもあるけれど。「なんでそんなこと(台詞)を言うの?」と苛立ったりね。でも結局「○○(役名)は、私に演じて欲しかったんだ。なら私がこの役を絶対守らなければ」と思うのです。ちょっと恋愛に似ているところもあるかもしれませんね。
ま、すっと役が自分に入ってくるのがベストですけれど。
おひとりさまのメイクさんが、あるシーンで、すごく役にぴったりの髪型を作ってくださって、私がひどく感激していたら「考える、ってことが大事なんだよね」とおっしゃいました。
そうだよね、いいんだよね、一生懸命やっても。
今年最後の連ドラで、温かい言葉を貰った気がしました。
今日アップしたときも、共演者の先輩から「若菜ちゃんの演じる冴子が好きだった」と言われ、更に「あなたのファンだからね」という言葉を頂きました。
最高に嬉しかったです。
頑張っていれば、見てくれている人が必ずいる。
仮にいなくても、私が自分を褒めてあげられるからそれでいい。
頂いた役は絶対に捨てないし諦めない。
最後まで報われなかった時、「ほらね」と言わないために。
仕事だけじゃありません。
なんだってそうです。
「ほらね」はポジティブな想いが叶ったときにしか使いたくないよ。
ネガティブな「ほらね」は自分を傷つけるから。
最悪を想定していたって、傷は和らぎません。
最悪がトコトコやってきちゃったら、びっくりするんだよ。
目一杯びっくり。
「わッ!なんか来たッ!」って。
それに、予定調和な「最悪」は結局構えるから、体に力が入っちゃって受身がとれなかったりしますし。
咄嗟のほうが、意外と上手く対応できたりする場合も時にありです。
そうやって上手く自分をコントロールして、ガンガン乗り越えていけばいいさ。
だって
何度傷ついてきた?
何度掛け布団をぎゅっと握りしめて泣いてきた?
何度「できるだろ」と言われてきた?
そのたびきつくなるけれど、その時自分を支えるのは「ほらね」な思いじゃなくて、いろんなことを乗り越えてきた「過去の自分」です。
あの時ズルをしなかった自分が、
あの時頑張った自分が、
今やこれからの自分をきっと守ってくれます。
「私」だからできたんだよ。
「私」にしかできないことをしてきたんだよ。
すごいよ、「私」。
そう思ってもバチはあたりません。
正当な評価をしただけだと思えばいいべよ、なぁ。
自分を卑下したらだめです。

何を持って「最悪」とするかは人それぞれだけれど、本当に最悪を経験した人はこう言うよ。
「あの時よりはマシだ」と。
それは妥協じゃないの、きっと。

あれ?
話がそれたね。

ま。いっか。

そんなわけで、今年の酒井さんは残っている仕事をワシワシやって、ノホホーンと締め括りたいと思います。

あ、さっき、マネージャーのテキーラ娘から電話があって「(とある)資料を取りに伺いたいのですが、家にいますか?」と聞かれたので「いるよ」と答えたら
「それでは、11時から11時の間に取りにいきますね」
と言われました。

・・・・。

・・・・え?・・・

「それってザ・11時!ってこと?」
「・・え?」
「・・・え?」

電話を切って考える。
どういう意味だ・・・
11:00:00から11:00:59の間ということか?
正確すぎやしないか?
pm11:00からam11:00の間ということか?
アバウトすぎやしないか?
悶々々々々々々々々々々々々・・・・・
テキーラ娘、22時半に来ました。
10時から11時の間、と言いたかったんだね、きっと。
すんごい優秀マネなのだけれど、時々こうして話題を提供してくれる彼女に、心から「2009年お疲れさま」を。

なんか今年最後のブログみたいになっちゃいましたね。
また更新するのでご安心ください。

明日もはなまる!元気になぁれ!

ごきげんよう