こないだふと見かけた記事が「ポジティブに癌と闘病」というものでした。読んでみると、ポジティブ思考な方がポジティブにコロナのワクチンを受け、しばらく経ってがんの告知を受けたもののポジティブにがんばる!と宣言し、それをみんながポジティブに応援していました。

 

お若いかわいらしい方なのに突然のがん診断なんて心も体もきついだろうに、ポジティブにがんばるっていいながら顔が辛そうな笑顔で気になりました。

 

おそらくは、どこかで反ワク系の人たちの「ワクチンは危険!」という情報も見ていたけど、「そういう情報は波動が落ちる」とばっさりとポジティブに切り捨てられていたんでしょうね。

 

このミームの「メディア」のように、「ポジティブ思考」が受け入れたくない現実や自分自身の感情から目を逸らせる働きをしていたようにさえ思えます。

 

もちろん心が弱っている時などに一時的にそうすることは、自然だしそれほど問題もないとは思います。ただ少し元気になった時にでも、そういう感情などと後でしっかりと向き合って対処せず、「なかったこと」にして放置していると自分の中のその感情が二次災害、三次災害を生み出します。

 

 

 

「感情の抑圧や、身体の関係性」を総合して考えるととても納得な情報を、私が尊敬している歯科医のともりん先生のページに見つけたのでこちらでもご紹介させていただきます🙏

 

 

 

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ポジティブ思考が危険な訳

 

 

 

🌷あなたは健康を引き寄せるためにはポジティブ思考が大切だと思っていませんか?

 

私も一時ポジティブ思考は健康に良いと考えネガティブな思考は見ないようにしていた
時期もありました。

でもそれでは、ネガティブな思考は決して消えません
というのも、ネガティブな思考の発生源は幼少期の私たちの思い込みのプログラムなので
そこと正面から向き合わない限り根本的な解決離がなされないからです。

本当のポジティブ思考はネガティブな感情を受け入れて受容する事から始まると思います☺

 

 

★無理やりなポジティブ思考ががんや免疫疾患の原因に

 

「私ががんになるなんてどうしても納得できない。体にいいものを食べて、定期的な運動もして、常に楽観的に考え、健康には十分気を付けてきたわ。健康のお手本がいるとしたら、それはまさに私よ」

 

TEDのスピーカーで、ベストセラー作家でもあるカナダの医師カボール・マテ博士は、ある卵巣がんの女性から医療インタビューでそう聞きました。

 

もちろん食事や定期的な運動は健康を保つためにはとても大切です。
でも、ガボール・マテ博士はがんや自己免疫疾患などの慢性病にかかる人はある大切な事を見逃していると言います。

 

あなたは次の7の質問に幾つ「はい」と答えるだろうか?

 

■ポジティブ思考だ

■人前では怒り見せない

■順応性がある
■我慢強い
■小さい頃いい子だった
■自分より他人を優先する
■文句や愚痴は言わない
■夢想にふけることがある

 

これはがんの死亡率が高い人の特徴です。

 

では、ガボール・博士が言う「ある大切な事」とは何でしょうか?
それは、「ポジティブな考えに固執しない事」

ガボール博士は緩和ケア医の仕事の中で、がんにかかったことに当惑し「私はいつもポジティブな気持ちでいたんですよ」「悲観的な気持ちになったことは一度もない。なのにどうして、私ががんにならなきゃいけないんでしょう」等という人を嫌というほど見てきました。

救いがたいほどの「ポジティブ思考者」へのガボール博士の処方は、「ネガティブ思考」だった。

 

本当のポジティブ思考は、あらゆる現実を認めるところから始まります。そこに至るには、例えあなたの内側からどんな真実が出てこようとそれを直視できるという、自分に対する信頼感が必要なのです。

 

自分の内側の「ネガティブ思考」を見ないで、無理やり「ポジティブ思考」になろうとするのは、不安に直面しないために不安を封じ込めるひとつの方法なのです。その種の「ポジティブ思考」は傷ついた子供が、知らないうちに身につけて来た自分を守るための手段なのです。

 

では、「ポジティブ思考」の何が問題なのでしょうか?
「ポジティブ思考」はネガティブな感情を抑圧し、慢性疾患を引き寄せます。

 

■「不安な感情」はがん体質とつながる


一種の防御手段である「ポジティブ思考」にはその根本に幼少期の「自分には現実に対処するだけの力がない」という無意識の思い込みを抱え「不安な感情」を抑圧しています。


「不安な感情」の抑圧は非常に大きなストレスを生じさせます。たとえ無意識であろうと抑圧された「不安な感情」は身体には確実に伝わり、ストレス反応が引き起こされます。ストレス反応は脳に伝わり、副腎皮質からストレスホルモンが常に分泌されようになります。

こうして常にストレスホルモンが分泌されるようになると、がん細胞に対処するナチュラルキラー細胞などの免疫細胞の活動も低下してしまいます。つまり子供の頃の思い込みを持ち続ける事はがん体質と繋がっているのです。

 

 

■自己免疫疾患患者の心的共通点は「怒りの抑圧」

「怒り」と免疫系の働きの類似点

 

怒りとは見知らぬ危険なものを認識し、それに対して反応する事です。赤ん坊は親の保護下で、危険なものとそうでないものを学習していきます。そして免疫系が最初に行うべき重要な仕事も、やはり自己と危険な非自己とを区別することです。つまり免疫系もまず危険なものを認識する事から始めるのです。

 

幼少期の頃に親に拒絶された経験をもつ場合、その子が親との愛着関係を維持する為に、本来は親に向けるべき「怒り」が自分自身に向いてしまうことが多くあります。すると、「自分が悪い」とう不適切な思い込みが作られ、自分自身を攻撃してしまいます。このように「怒りの抑圧」は自分と親(自己と非自己)の境界を曖昧にし、やがて自分自身を攻撃するようになってしまいます

 

リウマチなどの自己免疫疾患は、免疫系の働きに混乱が生じて自己、非自己を認識することが出来なくなった結果、自分自身の細胞を攻撃する事で起きる病気ですがが、自己と非自己を区別する私たちの心の能力が損なわれれば、その損傷は間違いなく私たちの体にも及ぶのです。

 

現在では「怒りの抑圧」が慢性関節性リウマチに関連している事が、沢山の研究により示唆されています。

 

この様に幼少期に作られた見せかけの「ポジティブ思考」の無意識のプログラムを放っておくと、慢性疾患を引き寄せ、私たちの健康が著しく損なわれる可能性が高くなるばかりでなく、心の成長の機会も逃してしまいます。

 

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こちらの記事を提供してくださった谷先生は、こういった問題にも対処できるようになるためのライフコーチをされています。ご興味のある方は、オリジナルの記事でご確認ください。(水銀やフッ素などの問題にもとてもお詳しい方です)

 

無自覚な「思い込みのプログラム」に気づき、手放し変容する方法とは?

「50代からの心身リセット術」講座のメインテーマ

 

 

 

 

 

 

 

 

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【コメント】

辛い時は好きなだけ泣き、怒りたいときは素直にその怒りを受け入れて建設的な形で吐き出すだけでも、かなり気持ちは楽になります。特に、そういう気持ちを否定せずに受け入れてくれる人が身近にいたら、愚痴を言うだけでもすっきりします。

 

自分の中の毒をいつでも出したりはできないかもしれないですが、自分の中で有害になる前に、いい形で出すということは大事ですね。

 

抗議活動なんて意味がないという人もいますけど、首相官邸前で思いっきり言いたかったことを叫ぶだけでも最高のガス抜きになります😂

 

ちなみに私は、政治に対する怒りを原動力に「消化(昇華)」させてブログで毒を吐くことで、すっきりさせていただいています😂

 

そんな自分勝手な私におつきあいくださり、いつも話を聞いてくださっている皆様には、心から感謝しています。ありがとうございます🙏

 

 

★このオリジナル記事の追加情報

 

慢性病引き寄せの法則(カボール博士)

 
・自分のニーズをおいておいて、他人にばかり気を使っている優しい人(特に介護や育児をしている女性)が危険な理由
・怒りの健康的な出し方
・心と体を切り離して考える医療の限界
 
など、興味深いことを具体例と共に説明されています。
 

 

【関連記事】

 

★抑圧すると危険な感情5つ 「神との対話」より

 

★ふわふわスピリチュアルにはご注意!

 

 

★アヤワスカ:過去の自分をすべて受け入れ、愛することができるように

 

 

👉これは上級者テクですが、過去に受けた自分の傷を直視し、その時の感情も受け入れることで、自然にポジティブにも考えられるようになるという話です。

私もいつか、南米のジャングルで経験してみたいものです。

 

 

 

★心(感情)と身体の痛み・不調はお互いに影響を与え合っている

 

こちらは西洋からの「感情と身体の部位の相関性」の一部ですが、中国の五行と各内臓の関係性にも言及しています。

 

 

★感情が身体感覚に与える影響が可視化される

 
 
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👉自然な感情を押し殺し続けた上で、それを隠して「ポジティブさがもてはやされる社会に適合」しようとなるとこうなりますね。こういう「ペルソナ」でも作ってないと社会から浮いたりしがちですし?

 

 

 

 

★人生で全身を妨げ、人間関係も破壊?14タイプの危険な思考パターン「認知の歪み」

 

👉「ポジティブ思考」をしようとなると、どうしても「ポジティブか、ネガティブか」という二元論的な考え方になりがちですが、こういった考え自体がまたややこしい問題を生み出します。