息と時が止まりました。 
 
 
木目の絶妙な位置。 
思わず触れたくなる肌。 
ふっくらと柔らかなまるみ。 
 

瞳 
ライン


リアルな感じと抽象の合間に、荒い木肌が削り残され、そこを見て、木彫だったんだと、夢のような世界から目覚めさせられる。 
 
 
 
 
  
 
 
ノミ跡が視界から消える。 
語りかけてくる。
 
 
 
      
 
 生な感じ


  
 
透き通る感じ
 
 本当の肉体のよう
 
太ももの木目が筋肉繊維に見えてくる… 
 
  
 
 
  
 

見ててとろける


 
  
 
 
 
 
生前のビッキに憧れたとか。木彫のこと、教わったって。なんて素敵。生前のビッキ、会ってみたかった。
和人は大胆さではアイヌに(ビッキに)叶わない。繊細さに進んだそうな。
  
 

 

 物語がひしめく会場はゆっくり感じて楽しむ時間がたっぷり必要。視覚から心の深いところまで。
 
 

知らずに閉館1時間前に訪れて、翌日再び行きました。 
 
陳列とライティングが変わっていて、他の世界が広がっていました。 
 
 
 
 

木彫 仁吉展  

ふたつでひとつのかたち

 
今回の個展は 2019年の新作を中心に 2013年からの作品も展示します。6年の作品の歩みも ご覧いただけると思います。」 
 
 

2019.6.5(水)-16(日) 

茶廊法邑

札幌市東区本町1条1丁目8-27

011-785-3607
10(月)11(火)休廊
10:00-18:00
最終日 16:00