割れてない、熟したのを探すのは宝探しのようです。(もう、雨降らないで〜)

 
毎年、実をつけてくれる庭のサクランボ。 冬の積雪で折れたり、父が所々切ったりしているようですが(さくらは折れると、そこからまた枝が伸びることはありません)、殆ど野生のままなので去年より小粒になった気がします。お天気のせいかなかなか甘みがのらない。  
 
 
それでも、木の上で採って食べるのは格別♡  
 
 
 
毎日、父が母のために?採ってあげています。 
 
 
 
父がゴルフや何やらで出かける日は、職場が近いのでお昼は自宅に戻ります。 
 
 
この頃、食いしん坊なはずの母も寄る年波には勝てないのか食が細くなりつつあり、父が(←ここわが家ポイント)作り置いたシチューやおかずなどに手を付けず、お菓子などで済ませている事が増えているようです。 
 
または、座ったまんまテレビ眺めたりで食べないか。 


 
 
命の火が小さくなると、食べよう!食べたい!という勢いも小さくなるようです。 
 
 
でも、私が帰宅すると「何にも作ってないの…」と申し訳なさそうに言ったり、あれこれ温めて「食べなさい」と甲斐甲斐しく世話を焼き続けてくれます。 
 
私が「美味しい^_^!」と食べる姿を見てから食べるよう勧めると食べる事が多くなりました。 
 
 
 
「1人だとさみしいから。」 
 
 
 
 
 
「でも、あんたが帰ってくると美味しい。」 
 
 
 
 
とぽろりと吐露しておりました。 
 
 
 
 
独居高齢者の声を聞いたような気がしました。 我が家は違いますけれど。 
 
 

 
 
 
 
歳を重ねると子供にかえると言いますが、去勢を張ったり、取り繕ったりする事にかけるパワーも時間も不要になるのだと思ったり。
 

 
可愛らしいキラキラが増している気がします。