みなさんこんにちは。
着付け教室の講師をしています
岸本浩加です。
 
 
ここ岡山はお花見シーズン真っ盛り。
散り行く姿さえ美しい桜✨
今宵は夜桜でもと思っています🌸

 
 
 
先日、
テーブルコーディネートの講座に
参加しました。
 


 
前回同様、今回もお着物を着ていこうと
選んだコーディネートがこちら↓↓↓
 

 
*きもの:小紋(鹿の子模様に雲)
                  母のもの
*帯        :織りの九寸名古屋 戴いたもの
*帯揚げ:ちりめん
*帯締め:三分紐(真田紐)
*帯留め:ラリマー(天然石)
                   カナウ・ジュエリー
                   メッセージは「美しく立つ」
                                 ※KANAWジュエリーさんの作品にはすべてメーッセージがつきます。
 
 



着物は桜をイメージして、
ピンク色
 
 




お着物仲間の早苗ちゃんも


(右が早苗ちゃん)



同じくピンク。
 
 
お部屋が華やいだとお褒めいただきました。



 
 
このお着物には
深い深い思い入れがあります
 
 


兄と私は13歳離れています。
兄が生まれてから私が生まれるまでの間、
母は何回か流産の経験があり
それでも、もう一人産みたい!と
やっと恵まれた子が私。
しかも待望の女の子。
 
 



それはそれは大喜びだった父と母、
そして思春期真っ只中の兄も、
中1で妹ができるのが恥ずかしくて
しばらく誰にも
母の妊娠を話さなかったのに(笑)

赤ちゃんの私が退院の日、
友達をたくさん呼んで
家で待ってくれていたほど、
私の誕生を喜んでくれました。
 
 
 

この着物は、父が母に

「よく生んでくれた!
お前はえらい!」と

感謝の気持ちを込めて
買ってくれたものだそうです。
母はこの着物を
私のお宮参りの時に着ました。
 

ツンツン後ろ頭が私です(笑)

 
 
 
 
母は、父が作ってくれたこのお着物を
とても気に入っていて、父亡き後も、
「浩加が生まれて喜んで買ってくれたんよ。」と、
幼い頃からよく話してくれました。
 
 
 
 
父の思い、母の思いが嬉しくて
私も娘ができたら、この着物を
お宮参りで着よう!
そう決めていました。
 
 
 
ありがたいことに私たち夫婦にも
息子、娘に恵まれ
ついに、娘のお宮参りで同じ着物を
着ることができました。
(息子の時は洋服だったんです(^-^;)

 母が着て38年ぶりに私が着ました。
 
 

 
着物ってすごいですよね。
こうやって何十年たっても
着られるんですから。
 
 
 
娘の誕生への感謝、
家族が増えたことの喜び、
私もこのお着物を着て、
38年前の母と同じ気持ちを
味わうことができました。




また同時に
母への感謝の気持ちが込み上げました。
 
 



私を産んでくれてありがとう
大事に取っておいてくれてありがとう
 



これだけ思いの詰まったお着物ですから
これからも大切にしたい。
娘の代までは繋げたい。
そう!三代目まで❤
(あっ、私三代目JSBの大ファンです笑)
そう思っています。





もちろん、娘には
この大事な着物のストーリーも伝えて。
 
 
 
 
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きもの姿は女性の憧れ。
だけど、きものを自分で着るのは難しそう・・・
そう思っていませんか?
 
ポイントとコツさえつかめればそう難しくありません。
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本科コースをお勧めしています。
 
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詳しくは
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