福島県田村市の都路に出されていた避難指示が再来月の4月1日に解除されるらしい。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2301K_T20C14A2CR8000/

福島第一原発から20キロ圏内の旧警戒区域の避難指示解除は初めてということで、地元紙の一面を飾った。


一方我が富岡町はどうか。富岡町は事故から5年間帰還しない宣言をしているので、少なくとも平成28年3月11日までは解除されることはない。あと2年は・・・

では平成28年3月で富岡町は避難指示を解除するのか??

町民の71%はこの避難指示解除から1年平成29年3月で月10万の精神的損害賠償が打ち切りとなってしまう。最後となる。どのみち町全体が当分帰れないのに。

帰還困難区域29%の住民とでは何百万と差が出る。分断が更に進むだろう。

かといって周りで田村市が解除、南相馬市が解除、楢葉町が解除となっていけば追いつめられる。いつまでも避難指示を解除しないわけにいかなくなるのは目に見えている。

「いつまでダダこねてんだ!賠償目当てか!復興が遅れる!」となる。

早く解除すれば住民の分断と不満は必至。


大熊と双葉には中間貯蔵ができ国有化が進む。周りがどんどん解除されていく。


まさしく四面楚歌状態となる。

さて、どうする富岡町!