2回目鑑賞してきましたふしミュ。 | 渡瀬悠宇 OFFICIAL BLOG

…と、行っても木曜夜の部に鑑賞したので少し日が空いてしまいました。

連日こちらもアラタリマの作業で早朝寝が続いてしまってて、さすがに金曜、夕方薬を貰いに隣駅に行っただけで力尽き、とりあえずゴロゴロ休んでいます。
 
今のスタッフさん達にせっかくなので行こう、と。
なにせ最後ですから。
2回見たら楽曲も覚えてきて、帰宅後も翌日も頭にぐるぐる回ります。
それだけキャッチーなんですね。
 
21日は遂に千秋楽、
残り2公演となってしまいました。😞
でも席は10席ほどまだ用意出来るとのこと…?!
当日券、間に合えばGETできます。
私も当日券買おうかな…
いや、とりあえず横になってろと今は身体が申しております。
しかし気になる…もはや親心。
 
2回目を見たら、演出が更に変わっていたり、アドリブのコーナーが暴走していたり笑
舞台は生ものですね…
千秋楽は凄いことになるのではないでしょうか?
 
1度目も笑いましたが、スタッフさん曰く
「よしもとが始まった?!」
ちょっと…何度か腹筋がやられました。
でも振り幅が凄くて、次にはシリアスで。
 
ああ、それは原作もでした。
そこにギャグ挟むんかいー、と当時よく言われました。
 
全く、今まで避け続けた、役者さんのイラストを人生初!で描いたくらい1度目の鑑賞が残りすぎて…(絵に時間はかけられませんでしたが)
イメージですイメージ!
精進します…
 
 
差し入れに栄誉ドリンクをお持ちしましたが、40本、少しの移動にふらふらしました笑
足腰、弱。
 
…帰りに楽屋にお邪魔し、人数制限ありつつの、個人的にお写真撮らせて頂いて…
お疲れのところすみませんと思いつつ。
ああいう時は私も汗かいてテンパってるんです…ちゃんとお礼が言えてた気がしない。
帰路中もスタッフさん達と、コーフンでぷるぷるしていました。
 
さて、長々とキャストのみなさまの感想を述べますので、
「明日が楽しみで真っ白で観るのだ」と言う方は、鑑賞後お読みください。
 
行きたい…でも…と迷ってる方は読んで
明日「やっぱ行くー!」と飛び出してください笑
 
 
 
 
⭐田中れいなさん(美朱)
楽屋で「ふしぎ遊戯大好きです!」と言って頂けて嬉しかったです。
キラキラオーラで(目が、み、見れない!)笑
そして、劇中の熱演と、伸びやかな流石の歌声とダンス。
美朱の元気さ、真っ直ぐさ、純粋さが前回以上に表現されていました。
ぴったりハマってると思います。
 
やっぱり目が追ってしまう吸引力は凄い。
それにしても、漫画の美朱より設定がスタイル良くて可愛いです笑
ちょっと唯ちゃんよりスカート丈が短くて、裾のクルクル、男性はドキドキものですね!(私たちもしてましたけどね←?)
 
⭐宮崎理奈さん(唯)
今回から参加でしたが、素顔はとってもキュートで可愛い!
…のに作中ではツンツンしながらも本当は不安で寂しくて、孤独な唯ちゃんを見事に演じて下さってます。
角宿を抱きしめる冒頭など「いや逆に抱きしめたいやろ!」…と男性だったら思っちゃいますね。
数年経って読み直したら「んー私は唯派やな」と笑
 
巫女の衣装の時のおみ足が…(さっきから感想が野郎なんですけども)
美朱と2人で歌の中ですれ違う演出、作中のやり取り、なんでしょう、とてもバランスが良くて。
「バイバイ」も哀しくて素敵。
熱演です!
 
 
⭐平野良さん(鬼宿)は、
初演から8年演じて下さって、
美朱と来たら鬼宿…じゃあお礼も兼ねて絵にしようとしたら…もう流石目力が凄いんで!
かっこよさとか再現出来るか!と笑
なのに舞台上では、ボケもツッコミも煽る煽る!
けれどシリアスはしっかりと熱演、そして歌声の良きこと。
泣きながら歌うシーンもあり(今回は台詞の途中も歌になるのです)
美朱とのデュエットも、聞き惚れます。
 
「8年前ならもっと動けてたんですけど」とお茶目に仰っておられましたが、全くご健在。
角宿や心宿とのバトルなど、こちらが手に力が入ります。
 
⭐谷桂樹さん(星宿)
新しき星宿様。
まあ〜今回も皆様おっとこまえですが、美形さんです!
シュッとした気品が…と思っていたら
ボケ、ありがとうございます。
2度目鑑賞時には更にパワーアップしていて笑
逆にスタッフさん達は「し、シリアスなシーンなのにあのボケが浮かんで…」
「あんなに面白かったじゃないか!」って星宿のクライマックスにそれじゃないよね意見として。
美朱を密かに未だ想う歌声も切ない。
後半にはお見事な殺陣をご披露いただき、心宿とやり合う所は見とれて溜息ものです。
 
⭐宮地真央さん(柳宿)
鬼宿共々、8年前から演じて下さった、自他共にわたくし渡瀬も認める「ふし遊」そして柳宿ファン!
その演技はまさしく柳宿で、あまりにも自然で、しかもスラリとされてるために、本当に劇中男の子に見えました。
特に鬼宿とお酒を酌み交わすシーン。
最初の頃に比べても、更に熟成された演技に思えました。
キャラ愛というより…もう柳宿がぬりうつって、いや乗り移ってる感じです。
 
⭐葉山昴さん(井宿)
今回の井宿なのだー!
…しっかりとアニメ版など研究して下さったのでしょうね!
あと数日間の間に、長い舞台の途中休憩のあとに、「術」のていで観客の皆様と絡む、というお楽しみコーナーが、パワーアップしてました笑
大変だ…
そんな楽しい感じから一転、錫杖を華麗に振り回すポーズはバッチリ決まってます!
 
 
⭐薫太さん(翼宿)
おっ!関西弁上手い、と思ったらお聞きしたら関西出身でした。
ネイティブ。
意外と今回の展開では翼宿はギャグやってない印象…そうなんですね、熱く「泣く」演技が実は多いのです。
と思いきや、斗宿とのやり取りなどきっちり細かく楽しい翼宿も、やり切って下さってます。
 
 
⭐小笠原健さん(軫宿)は…
初見で「なにこの軫宿楽しい!面白い!」と笑いっぱなしでしたが、やはり柳宿のところや後半ではしっかりと泣かせてくれます。
柳宿のときに自分で描いた台詞、逆に今自分の心に来たり。
井宿とのデュエットも少し入ります。
 
楽屋で「前回より(ギャグが)大人しかったような…」とつい言ってしまい、帰宅後布団に入ってから
「いや違う!…他の皆もアドリブが暴走してるからだ!」
…ので、大丈夫でしたすみません。
軫宿、凄くいいキャラになってて嬉しいです。
 
 
⭐富田大樹さん(張宿)
初演から組の数少ないおひとり。
そして「朱ノ章」では冒頭から、軽やかなダンスを披露して頂きました。
大人の男性で、あの可愛い張宿を演じられるのは他に居ない!と確信してます。
すれ違ったスタッフさんが「えっー!」と驚いてたのですが、なんのなんの、実はキリリ眉のカッコ良いダンサーさんなのです。
パンフレットの写真の腕も、カッコイイ。
 
楽屋で「8年経ってこんな歳になり…」と仰ったのですが心の中で「まだまだそんな歳ですがなーーー!(自分対比)」と叫びました笑
まだまだここから、です。
 
 
…ここからやっと青龍七星士…
 
⭐輝馬さん(心宿)
…心宿を演る方は皆様、おっとこまえのおっとこまえですね。
それはさておき…
冒頭から入る演出が上手くて驚いたのですが。
前編に渡り、悪役に徹しつつもどこか悲しさを秘めた演技のあとの、最大のクライマックスの歌声はかなり胸を突きます。
当時は悪役として気に入っていましたが、「カリスマ性あるキャラだよね」と先の鑑賞時に担当さんが言ってたのを思い出し。
殺陣も肉弾戦も見応え充分「心宿ここにあり!」の存在感。
当時の感覚を思い出させてくれました。
 
そんな心宿を想う…
⭐花奈澪さん(房宿)
なんですか、今回の房宿の可愛さと健気さ全開は…
スタッフさんが休憩時間に「…房宿、好き…」と呟いてましたが、心宿を思う歌パートでは切ない女心が胸を打ちます…
演じてて毎日胸が痛い、と仰ってましたが確かに…!
役者さんですから、本当に心宿を慕う気持ちになってらっしゃるのだな、と。
「こんないいキャラだったのね…」と思わせて頂きました。
 
⭐前田隆太郎さん(角宿)
りゅうせいすい(漢字…)扱いがすごい!
 
あと今回やっぱり目を剥いた、結構高い段差をさほど勢いも付けずに軽くひょいっと飛び乗ってました運動神経!!
強気で頑固で暴走したら止まらない、でも実は純粋なキャラ性が上手く現れていたと思います。
 
そしてそう来ると双子の片割れの
⭐松岡卓弥さん(亢宿)ですね。
対局な性格の優しい優しいキャラ性が、言葉の柔らかさや雰囲気から滲み出ています。
 
同じくアミプロさんの「絶対彼氏。」では、ソウシ役で普通の男子高校生を演じて下さったのですが、全く違う少年を演じ切って下さってます。
本編の出番は少ないとはいえ…角宿との別れのやり取りという見せ場があります。
今回はかなりよく見えました…(口移しが…)
スタッフさんの背筋が一瞬伸びたという笑
さすが、充分な存在感です。
 
⭐木田健太さん(氏宿)
相変わらずアンダーラインのでない氏の字…
爆笑要因ですね!
確かに、原作でもちょっとコミカルなキャラにしたのですが、見事にノリが生かされて、観客へのインパクトは短い出番でも大!です。
歌も怪しい…
あの一、アドリブの「ちゅ❤」耳元で心宿笑わなかったのかなー…
私ツボって暫くお腹抱えて止めるの必死だったんですけど…
隈取あるにも関わらず、表情や動きが凄くいいです。
鬼宿に遊ばれてましたが、そこもどんどんエスカレートしてるような笑
楽屋では、少しお話出来たので嬉しかったです。
 
 
青龍は悪い奴らという認識は私にはないですね。
 
 
⭐宮川智之さん(尾宿)…まんまだ!
そう、本当にこのミュージカルはそこまでやるの?な再現が凄いんです。
私は尾宿、描くの楽しかったですけども。
彼のテーマ曲もあるんだって(しかも曲がカッコイイ)嬉しくなったというか…
詳しく描いてなくて感情移入しやすいキャラではないので、逆に演じるのが難しかったのではないかなと思います。
不幸な生い立ちだったことは示唆してますが…
楽屋裏では、柳宿と仲良く並んでニッコリしてる姿見てちょっとふふってなりました。
 
 
⭐深澤恒太さん(箕宿)
…今回初めて!男性が演じて男性してたような…(過去バンフ見てみよう)
メイクが妖しくて、楽屋裏でもメイク取ってないお顔しか見れなかったけれど、実はカッコイイのでは…
そしてちょっと白虎編を思うとですね…
 
いいですねーー
 
演出も良かったのですが、張宿との息のあったコンビネーションがお見事でした。
 
 
…はぁはぁ。笑
 
⭐高根正樹さん(虚宿)
なんか、キャラと似てます!
もう柳宿エピソードのあと、斗宿とシルエットで歌われたときには「玄武開伝」思い出して(記憶が近付いた)それだけでじわぁ…と。
もちろんそのあとのやり取りは見事な再現。
やんちゃだけど、ちょっと人の良さそうな虚宿。
と、
⭐川崎優作さん(斗宿)
片目でも涼しげ〜な瞳がまさしく斗宿…
翼宿との掛け合いがあって、天然度合いもちゃんと演じて貰えてて嬉しかったのですが、
1番は
ちゃんと「長かったな…」のやり取りが。
やっぱり2度目も観ててそこがジーンと嬉しかったです。
200年の感慨、バッチリ。
 
もっと彼らを見たかったですね…
 
⭐及川洸さん(婁宿)
もう記憶が近いどころか今連載はじまったところだからときめきの導火線でした(スタッフ共々)
(夏から止まってますけども…
 
出番は確かに少ないけど、重要な役です。
かっこよく演じて頂けて嬉しいです。
というか普通にカッコイイです。
ホンマに楽屋で何故に写真を頼まなかったのか…今後の創作刺激になったのに…
 
で、玄武と白虎のお3人はラストに物凄いダンスを披露して下さるので、出番が少なくとも、ミュージカルってこういう形で見せ場があるのが本当いいな、って。
 
⭐小島ことりさん(太一君)は、
今回は、男性です。
初めての男性たいいつくん、です。
そしてちゃんと朗々としたお見事な歌パートあります。
出入口でご挨拶できて良かった!
 
⭐真一さん(圭介お兄ちゃん)
並行して謎を解いていくパートが入る度に「おっ、どうなる!」のワクワク感が加速。
役としては傍観者になりますが、これまた大事な立ち位置です。
逆にこういうキャラの役作りはどう固めて行くのかな?
難しいのではないかなと思いつつ、優しい妹思いのお兄ちゃんが、確かにそこにいました。
 
 
 
あとはやはり
⭐アンサンブル
石橋拓也さん、佐々木雄治さん、鹿内大夢さん、清水錬さん、寺本彗祐さん、
坪田ヒロキさん、轟大輝さん、藤本将道さん、増田拓磨さん、森遼さん。
の皆様の八面六臂の活躍。
こんなふうに演出するのか!と感心しましたが、まさにこのアンサンブルの皆様がいなくては成り立ちません。
バック転なんぞアクロバティックは序の口で、ダンス、歌、キャラ心情の演技…など、凄い密度です。
そしてなかなかおっとこまえ揃いです笑
注目です。
 
…注目どころが多いです。
 
今回は最後と言うことでか、全てに力が注がれていて、笑わせ泣かせハラハラさせ…3時間近くでしたが歌パートとのバランスも良くて、テンポよく進んでクライマックスに向けてどんどん加速していきます。
 
…そもそも私の物語の作り方ってそうだな、と改めて思ったり。
 
いえ、この度は、演出と、役者の皆様の熱さの勝利ですね。
 
 
 
長くなりましたが、
明日(もう今日ですが)
12時、17時の2公演でラストです😭
 
 
 
ぜひとも、ご覧になられる方は、朱雀青龍編を今一度、迫力ある生きたキャラたちと体感し、「ふし遊世界」を存分に楽しんで頂ければと思います。
 
では一旦…
<(_ _*)>💤
 
キャスト&スタッフの皆様、ラストスパート、どうぞ無事故で…
よろしくお願いいたします。