今回は、寄り道回で…前回の映画に登場したシャーリーズ・セロンの作品を復刻します。
ここから原文&加筆 ↓↓↓
「Atomic Blonde」(2017年/邦題「アトミック・ブロンド」)
ちなみに…
↑のポスターの45オートらしきハンドガンは登場しませんので…あしからず…。
●データ
原作=『The Coldest City』
監督=デヴィット・リーチ
脚本=カート・ジョンスタッド
製作=シャーリーズ・セロン、ベス・コノ、A・J・ディックス、ケリー・マコーミック、エリック・ギター、ピーター・シュウェリン
製作総指揮=ニック・マイヤー、、マーク・シャバーグ、ジョー・ノーゼマック、スティーヴン・V・スカヴェリ、イーサン・スミス、デヴィッド・ギロッド、カート・ジョンスタッド
撮影=ジョナサン・セラ
音楽=タイラー・ベーツ
製作費=$30,000,000
興行収入=$95,673,925
出演=シャリーズ・セロン、ジェームズ・マカヴォイ、ジョン・グッドマン、ソフィア・ブテラ、トビ―・ジョーンズ …etc…
●超・簡単なあらすじ…
物語は MI-6 の取調室から始まります。
呼ばれたのは MI-6 きっての凄腕スパイとしてその名をとどろかすロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)。
ロレーンが、自分に与えられた任務について語り始める。
任務=何者かに奪われた最高機密クラスのリストを取り戻す…という普通であれば…簡単で単純な任務。
だが、場所は1989年ベルリン。
壁崩壊直前の東ドイツである。
そこは、世界各国のスパイがしのぎを削る誰も信じられない無法地帯と化していた。
空港に降り立つロレーンは、あっさり迎えの車に乗り込むもそれも敵組織の罠。
その罠も難なく切り抜け、同僚の MI-6 諜報員パーシヴァル(ジェームズ・マカヴォイ)と接触する。
MI-6 ベルリン支局 No.1エージェントであるパーシヴァルと共にリストの奪取に動くのだが…。
●PPK/Sかと思ったらマカロフPM
ロレーンは敵から奪う形で様々な銃火器で手に入れ使いこなします。
一番酷使するのは、銃よりも己の肉体なんですが…。
主に使うのはハイパワーにCZ、SIG 等々。
終盤のKGBのアジトで使っていた銃が当初、PPKかと思ってました。
だってロレーンはMI-6 なので「007」のオマージュも兼ねてPPKかと…。
しかしながら、ま~ったく違っていましたね。
調べてみたら…KGBご用達のマカロフPMでしたよ。
両者、シルエットだけは良く似てます。
●総評
まず…劇中に流れる選曲。
デヴィット・ボウイ、クラッシュを始め当時のヒットチャートのカバー&オリジナルを、見事にちりばめた傑作で、選曲した全てがアナーキーで崩壊寸前のベルリンにマッチしてました。
お次は出演のシャーリーズ・セロン!
「ミニミニ大作戦」の頃はピチピチで可愛い女の子!って感じでしたが最近の彼女は違いますね!
存在感のあるカッコいい熟女になりました。
しかも、格闘シーンはマジでヤっているらしく…観ているこちらが痛いくらいの迫力です。
なんでも…「ジョン・ウィック」撮影時のキアヌ・リーブスと一緒にトレーニングしたとか、しないとか…。
そんな彼女を観ていて是非、演じてもらいたい役があるんですよ。
それは80年代の映画「Gloria」のグロリア役。
*NYを舞台にマフィアに命を狙われる知り合いの子供を女一人で守り抜くジョン・カサヴェテス監督の名作です。
一度、シャロン・ストーンでリメイクされましたが、シャリーズ・セロンの方が似合う気がします。
で…。
最後に点数を付けるなら…90点…!。
これは彼女のマジ(に見える)な痣を観たら…90点でも少ないくらいです。
「ジョン・ウィック チャプター2」の3倍は面白い。
では♪