ソフトウェアのライセンスを、デジタルコンテンツ(ダウンロード商品)として販売するためのオンラインショップに、どのシステムを使うか検討していたんですが、 最終的に「STORES」に落ち着きそうです。
まず、「WordPress+プラグイン」や「EC-CUBE」などの自前管理のシステムは、安心してお客様の個人情報を預けてもらえるほどのセキュリティを維持できるか不安だったので、最初に候補から除外。
また、海外製システムは、英語と戦うのが嫌なので候補から除外。
自分が見る画面が英語なのはまだしも、お客様に送信されるメールが英語だったりする可能性も十分にありえるので、日本語で作りなおす手間を考えると目眩がしそうです。
ということで、
- 和製システム
- 基本料金無料でスタートできる
- 会員登録しなくてもゲスト購入できる
- クレジットカード、コンビニ、銀行振込に対応
- BASE
- STORES
- カラーミーショップ
の3つくらいしか見つけられませんでした。
まず「BASE」ですが、ヘルプに〝BASEは「有形の商品を販売」することに特化している〟と書いてあり、デジタルコンテンツのような「無形の商品を販売」するのには向いて無さそうな気がしました。
「デジタルコンテンツ販売 App」というのを入れるといけそうですが、決済方法がクレジットカードと(Pay IDというBASEの会社のシステムを使った)翌月まとめ払いのみになるのは厳しいです。
デジタルコンテンツ販売
なので、BASEは脱落。
残る「STORES」と「カラーミーショップ」は、決済方法・手数料・機能などを比べていると一長一短な感じです。
ただ、できればショップのドメインを自分が持っているドメインのサブドメインにしたかったので、それができないSTORESを、ひとまず保留にしました。
ということで、カラーミーショップで最低限の設定・登録など済ませ、決済の審査も通り、一応販売できるところまで進めました。
そして、少し使ってみた結果、「独自ドメインでなくて良さそう」と感じました。
オンラインショップの使い方にもよると思いますが、想定しているのは、カート機能と決済システムの利用だけなので、ドメインはあまり気にしなくても良さそうです。
それなら、STORESもありだと思いますので候補に復帰させ、こちらも同じように販売できるところまで進めました。
結果、どちらでも運用はできそうです。
比較すると、ショップのデザインもシステムも、全体的にカラーミーショップのほうが自由度は上だと感じますが、その分、複雑でわかりにくいところも多い気がします。
これに対してSTORESは、自由度は低めですが、シンプルで分かりやすく、デジタルコンテンツを手軽に販売するにはこちらの方が向いていそうです。
あと、手数料もSTORESの方が少し有利です。
決済手段には違いがあって、クレジットカードの審査が通った段階で、
カラーミーショップは、
- クレジットカード
- コンビニ決済
- 銀行振込
STORESは、
- クレジットカード
- コンビニ決済
- PayPal
- PayPay残高
- 楽天ペイ
が使えます。
STORESで銀行振込が使えないのが痛いですが、PayPal、PayPay、楽天Payはちょっと魅力的です。
ということで、基本はSTORESにして、銀行振込のみカラーミーショップか直接入金でお願いする感じで運用してみようかなと思います。
ちなみに「紙ライセンス」にすれば物販扱いにできると思うので、
STORESで、
- 銀行振込
- キャリア決済
- Amazon Pay