人は必ず | Blessin' Earth

人は必ず

数日前、親戚のおじさんが亡くなった。末期のガンで、肺炎を患ったことが直接的な原因になった。

おじさんは会社の経営者だったので、会社のことと家のこと、死ぬまでにやらなければいけないことを着々と準備をしてたみたい。息を引き取る1日前に準備を完了し、見事に旅立った。

死ぬ間際は血を吐いたり苦しそうだったみたいだし、もともと気性も荒い人だったが、今まで見たことがないほど穏やかな顔をしてた。ほんといい顔だった。

会場があふれるほどの多くの人に見送られ、火葬場へ。2時間もしない内に、骨と灰だけになった。

あっという間だった。ほんとに。

旅立つ前に、嫁さんを連れて挨拶に行けてよかった。そしてあなたのような叔父がいてくれてよかった。ほんとによくやったね。すげえよまじで。あなたと同じ血を引いていることは、僕の誇りでもあります。僕は僕の道を、精いっぱい生き切るので、見守っててください。今までありがとう。そしてお疲れ様。まだまだ続くであろう旅が、素晴らしいものでありますように。また会いましょう。Blessed

しかし不思議だなぁ、ほんと。人はオギャーって生まれてきて、色んなことを経験して、最後は必ず死ぬ。誰もが最後は灰になる。カルシウムとか、それだけになる。地球によくある無機質な物質になる。
でもそれがその人かといえば、そうともいえるし、ただのカルシウムともいえる。宇宙のチリともいえる。
なにがその人かといえば、それは間違いなくその人の魂だと思う。目に見えない魂は、体が死んだ後も生き続けるものだと思う。だから死というものは、肉体を離れ、この物質界から解放され、次なる世界へ移行する、新たな旅立ちというものだと、僕は考えてる。
きっと旅立ちは悲しい顔で手を振るより、笑顔で「今までありがとねー」とか「いってらっしゃーい!また会おうねー!」とか、そういうのがいいと個人的には思ってる。

例外なく誰にとっても、死は人生のラストシーン。そしてそれがいつ訪れるのかは本当にわからない。
だからいつでもハッピーエンドにできるように、全てを大切にしたい。誰かとケンカすることがあっても、なるべく早く仲直りするべきだと思うし、大切な家族や友達には感謝の気持ちを伝えとかないとと思う。

いくら稼いだとか、どんな家に住んだとか、何を食べたとか、あんま重要じゃなくて、それより周りの人に、世界に、どれだけ役に立ったとか、喜んでもらえたとか、そうゆうのが大事だなぁと思う。

そんなことを思った昨日でした。

今を大切に生きよう。ほんとに今しかないのだから。

みんな、ありがとう!!!