私が週末起業を目指す理由①の続きです。

①で、もともと独立や起業に興味があった、とさらっと書きましたが
そこを少し掘り下げたいと思います。

なぜ興味を持ったのか?
それは学生時代のアルバイトにまで遡ります。

学生時代、働く事とお金を稼ぐことが好きだったのと
いろんな世界が見れるのが楽しくて
たくさんのアルバイトをしました。
ファーストフードの店員、試食販売、テレオペ、といった普通のものや
就職を見越した編集アシスタント
イベントコンパニオン、レースクイーン、撮影会モデル
といった、少し変わったものまで(笑)

特にキャンギャル系のアルバイトは思い出深いです。
もともとイベントスタッフのつもりでイベントコンパニオンの事務所に登録して
最初は携帯電話の販売とかセミナーの受付などをやっていたんですが
ゲームショーなどの展示会に出るようになると
少し環境が変わって展示会中心のイベントコンパニオンになり
そのうちレースクイーン事務所にスカウトされてレースに出たりして
モーターショーのモデルやCM、テレビ、撮影会モデルなど仕事が広がりました。

当時からブログをやっていて、日々の仕事の様子をアップしていました。
それを見て、ファン(カメラ小僧)が会いにきてくれたり
代理店の人から声がかかって仕事をもらえたり
事務所からスカウトされたり。
仕事が広がったのも、ブログのおかげが大きいかも上げ上げ

キャンギャルの仕事は自分が商品。
代理店やクライアントなどに気に入ってもらえる仕事ができれば
次の仕事が指名で入ったり、事務所を通さず直接もらえたりして
収入アップにつながります。

気に入ってもらえる仕事って、キャンギャルでも普通の仕事と同じです。
挨拶をするとか
礼儀正しく振る舞うとか
どんなファンにも丁寧に接するとか
どんなところにいても笑顔で嫌な顔をしないとか。

まずは気持ちのいい人、感じのいい人だと思ってもらうこと。

さらに、クライアントの商品を理解して、どうすれば伝わるか考えたり、見せ方を考えたりといったプラスアルファの提案をしていくこと。
そんな地道な積み重ねでした。


ファンを大事にするのも、お客様なので当然のこと。
イベントに会いに来て、写真をたくさん撮ってネットに上げてくれると
自分の知名度だけでなく、宣伝になるのでクライアントにも喜ばれます。
また、撮影会などは集客が増えればそれだけ収入もアップします。
実績や露出が増えればCMやテレビなどの大きな仕事も決まりやすくなりますテレビ

自分のがんばりや、お客様の満足が収入に直結する。

この分かりやすさがとても楽しくて、合っていたんだと思います。
キャンギャルというとビジュアルが全てのように思われがちですが
それだけだったら自分は全然だめな方汗
常に自分をどうプロモーションするか考え、営業していたから
多少結果が出たんじゃないかな・・・?

自分の名前を売りたい欲が少なからずあるんだと思います。
自分を商品にして、自分の名前を売って、収入につなげていく。
その経験はとても充実していて、楽しい成功体験として自分に残りました。




企業に就職してからも
クライアントに自分を信頼してもらい、仕事をもらう
という基本的なことは変わりません。
信頼が増えれば売上げにつながって、営業成績も上がる、
これはこれでとても楽しいこと。

でも、あくまで会社の中の一人として守られながら
時に判断も会社に委ねながら
狭い業界の中の狭い仕事の枠の中でやっている感じが
少し物足りなくはありました。

逆に漠然と頭を霞めていたのが

あのときのような、自分の力で自分の名前を売っていくような仕事の仕方は
独立すれば得られるのかもしれない。
リスクは高いかもしれないけど、楽しさも得られるのかもしれない。
規模は小さくなってしまうかもしれないけれど
ニッチな市場から個人が注目されるチャンスも作れるのかもしれない


という
独立への憧れでした。


とはいえ、制作会社の仕事はとても忙しくて
日々の仕事をこなすだけで精一杯ダッシュ
充実もしていたし、不満はそれほどありませんでした。
なので独立への憧れも忘れたまま
目の前の仕事を必死に追いかける日々。

サラリーマンとしての自分に誇りを持っていたし
キャリアウーマンに憧れてもいました。

でも次第に少し、疑問を感じることが増えていったんです…。


③に続きます!