そんなわけで、手術当日を迎えました。



受けた手術は、早産防止のために子宮頸管を縛る


シロッカー法というものです。



前日は21時から食事禁止、当日は7時から水分禁止。


当日は7時に手術着に着替えて(下は紙パンツと着圧ソックスのみ)


血圧体温、赤ちゃんの心拍、お腹の張りなどを計測し


9時には手術室へ!


ザ・オペ室って感じの部屋です。



そこでも心音や脈拍、血圧などを測り


その後、麻酔。


脊髄くも膜下麻酔と硬膜外麻酔というのをかけます。



背中の表面に軽く麻酔をかけてから管を倒すので


痛みは最初のチクッとした痛みだけでした。


ただ背中にゴリゴリ管を通されてる感じはかなり気持ち悪い。


顔の糸リフトやった方ならわかるかも…


あのゴリゴリゴリっと引っ張られてる感じを背中にされるイメージです。



しばらくすると下半身に麻酔が効いてきて


まるで脚全体が浮き輪みたいに倍に膨らんだような感覚になります。


痛みや冷たさは感じないのに触られてるのはわかる、不思議な感覚。


そして脚は自分の意思ではまったく動かせません。



ここまでで30分ほど経過。


医師の先生がやってきて手術が始まりました。


意識はあるのですが麻酔もあって


二度寝したい時みたいなぼーっとする感覚です。


痛みはなく、足の付け根をぐいぐい押されているような感触でした。


ぼーっとしながら、お腹の子の名前を何にしようかとか


あとなぜか一人のママ友の名前を思い出せなくなってしまい


一生懸命思い出していました。笑



ママ友の名前をようやく思い出せたと思ったら、手術が終わりました。


手術自体は30分くらいかな?


手術後も血圧や心音などを測りつつ、5分ほど安静にしてから


ベッドのまま運ばれて病室に戻りました。


手術室に入ってからは1時間ちょっと経過していました。



病室に戻ってからは


両手とも点滴や心拍計などの色々な装置につながれ


片手の肘下くらいしか自由に動けない状態。


そんな感じだからスマホを持って打つのも一苦労。


足にはフットマッサージ器、足の間には産褥パッド。


点滴やパッドの交換、心音の確認などで


かなり頻繁に看護師さんが来てくれます。


足の麻酔はずっと効いていて、その日の夜にようやく少し動かせるようになりました。


そして尿道にはカテーテルが通され、二日間トイレには行けません。


でもそれよりも何よりも一番辛かったのは腰痛。


もともと腰痛持ちではないんですが


ベッドが固く、起こすのもNGで


負担が腰に集中して激痛でした。


背中には管が、手には点滴の針が入ったままなので


寝返りもしにくく、下手に動くとそこらじゅうが痛いです。


寝たきりって思った以上に大変だ…。



手術後6時間は食べるのもNGなのですが


それより若干早く、ウィダーインはOKが出ました。


朝昼食べてなくてお腹は空くからね、


手術前に買っておいて良かった…!



そしてようやくやってきた夕食はこんな感じ。



おにぎりにしてくれたのはありがたいけど


手には計測器や点滴ついてるし寝たきりだしで


腕を伸ばすのも一苦労。


スープなんてどうやって飲むの?となりました。笑


結局お茶とスープは飲めずじまい。



歯磨きは看護師さんが用意してくれた水ですすいで小さなタライに吐き出して


洗顔はタオルで拭くのみ。


乾燥が気になり、スキンケア一式を手の届くところに置いておかなかったことを後悔しました。



そんなこんなで長かった一日でした。


夜は腰の痛みや点滴の交換などで何度か起きましたが


いつも子どもに起こされてたからあまり気にならない程度に休めました。


(入院で久しぶりに一人で寝てわかったけど


一人で寝るなら6時間でも全然足りますね。


いつも子どもの世話で何度も起きるから10時間くらい寝てるけど😅)



そんな手術日でした。