どちらかというと、私は貧乏性です(笑)
「もったいない」という言葉は、ノーベル平和賞を受賞したワンガリー・マータイさんが使用したことで、世界的にも有名になり、私も本当に本当にすばらしい言葉だと感じました。
日本人として「もったいない」は身近にある言葉でしたが、改めて意味とその言葉の持つ深さに、大きくうなずいてしまいました。


そういえば、私が小学生位のころは、「もったいないお化けがくるぞ~」といったCMも流れていました(*^o^*)
子供心にバブルのころ、このメッセージを真に受け止める人って、どのくらいいるんだろうか・・・と感じていましたが(笑)


しかし、私自身はバブルの恩恵も預からず、主婦になり「もったいない」を合言葉のように生活してきました。
もったいない、を通り越して、必要以上にケチケチしてしまうときも、あったように思います。
あの震災までは・・・


2011.3.11の震災から、価値観が変わった方は多いと思いますが、私もいろいろなことを考えさせられました。
そして、その考える中で、私の実行していた「もったいない」の行動がどこか偏っていたことに気づいたんです。


たとえば・・・
好物のブドウ、「一気に食べちゃうの、もったいない」と大事にしすぎて腐らせたり・・・
コンタクトレンズを毎日使うと「高いしもったいない」と、おしゃれ度が下がって満足できなくても、めがねで過ごしたり・・・
かわいい生活雑貨を購入しても、「もったいない」となかなか使えなかったり・・・


でも、そんな行動が、一番もったいない!と心底感じたんです。当たり前なんですけどね(;^_^A
おいしいものは、おいしいうちに。
一日、気分良くおしゃれして自信がもてるなら、コンタクトレンズをしようでないか!
欲しくて、気に入って買ったものなら、じゃんじゃん使おう!
そんな風に、少しずつではありましたが、変わっていく自分がいました。


そして、そんな感情はモノだけでなく、自分の人生にも影響していきました。
「勇気を出して、やってみよう!!」と。
人生に対して「もったいない」といっている時間は、私には、もうないのかもしれない。
私だけじゃない、まだ10歳と6歳の子供たちだって、「もったいない」といっている時間は、たぶんない。
挑戦することに怯んではいられない。



自然に対して、「もったいない」と慈しみながら、でも、限られた時間やモノを「ありがたく頂戴する」という姿勢を、これからは謙虚に受け入れていきたいなと思っています。

まずは、冷蔵庫の中のおいしいもの、ありがたく調理させていただきます!!