おはようございます

2023/3/16  8:16 の南アルプス

いつもの朝です

昔、そう20年くらい前

肺がんで余命一年を宣告された友人が

美しい日の出を見て

自分はもう長く生きれないと宣告されたのに

でも、自分の目は

今もこうして美しい朝陽を見れるのだと思い

自分の目が愛おしいなり

目に感謝したのだそうです。

そして、毎朝日の出を見るときに

目だけではなく、自分の体の全てに次々と

感謝をしたのだと話していました。

その友人は

奇跡的に癌と共鳴したのか?

余命を遥かに越えて生きています。

その言葉を

今朝山々を眺めながら思い出しました



16年間

何度美しい朝の南アルプスを眺めてきたか?

回数はわかりませんが

見慣れてきてしまい

普通の美しさでは

あまり、びっくりも感動もしなくなっている自分に気づきました。

もし、明日はないという状況で眺めたら

きっと、目に映る全ては

感動的なまでに

目に映るでしょう

だから

そう思うと

今日のこの

普通の美しさの南アルプスも

感動的な眺めに思うはずです


少し雲はありますが

山は美しいです

甲斐駒ヶ岳(右)

ミヨシ、アサヨ、栗沢の頭(左)


まだまだ真っ白な、北岳山頂


明日のことなど

本当に誰にもわからないのですよね。

地震も火山の噴火も

事故も災害もね

ウクライナの人にとっては、

あのロシアの軍事的進撃が始まるまで

普通の日々だったわけです。

明日の予定や春の予定を計画していたでしょう

でも、

いつもの朝は来なくなったわけです

悲しいことですが

今でもまだ、普通の朝を迎えられない方もいるのですよね


鳳凰三山 と高嶺

左から

薬師岳→地蔵岳→観音岳→高嶺


普通の日

普通の朝

普通の眺め

でも

それは

すごく貴重なことなんだと思うのです


ギコギコの鋸岳


そういえば

以前何かの本に書いてあった

「本当に大切なものは 失ってみたらわかる」

と。

でも失ってしまって

大切とわかっても

もう2度と得ることのできないものだったら

どうにもならないですよね

失う前に

大切だと気づきたいですよね



残雪のない 雨乞岳

15年前に登ろうと計画して

直前で豪雨で山道が崩れて登れないとわかり断念。

それで、手前の日向山に上がりましたよ

祈り舞のためでした



日向山山頂にて祈り舞  (15年前、若い🤣🤣🤣)



日向山山頂は

真っ白な砂です




鋸岳の手前なんですよね、日向山

山頂が白いの見えますか?

山登りは

私の人生計画には入っていないのですが

ここだけは

上らせてもらいましたよ

双眼鏡で我が家が見えました❣️

そりゃ家のデッキから日向山山頂が見えるのだから

日向山山頂からも家が見えますよね〜🤣⛰🤣



ボコボコ頭の千頭星山

もちろん残雪はなしです



もう一度、甲斐駒ヶ岳

3月は

残雪が本当に美しいですよ

ありきたりな表現ですが

本当に自然の芸術です

手前の木々の色も

どんどん春色になっていきます



あえて、建物を入れた一枚です

ここは、あかちゃんが間も無く生まれる方の

メンテナンスの場所みたいです。

誕生のためのサポートの場所

健やかに赤ちゃんが産まれるように❣️



そして

この辺りに桜の木が一本あるはず

もうすぐ咲き始めます。

咲くと桜の木だ〜とわかるんだよね。



雨乞岳の右側はカラ松林

春に向けて

刻々と木々は春色を装い始めますね。

新緑になり

そして秋には八ヶ岳イエローになる



今朝の普通うの朝の田んぼと南アルプス。

少し雲はありますが

良い天気になりそうです。

田んぼの春起こしをお願いする連絡を

そろそろしなくちゃ❣️🌱⛰


そして

3日前13日の雨上がりの空


雨上がりは

山から雲がぐんぐん生まれて

湧き上がってきます



この日も

南アルプスの上空

生き物のように

雲がうごめいて空へ旅立って行きましたよ


そして

夕暮れ時 17:52

美しい夕暮れ雲でした


夕暮れも

ハッと息を呑むような美しい夕暮れ時もありますし

ごく普通の夕暮れ時もあります。

でも、

普通の時も

その普通に感謝して

大事にその時を過ごしたいですね。



過去の春の日の出の写真です

春っぽいですよね〜

この木は

伐採されて

もうなくなってしまったので

この景色はもう撮れません。

大切な景色です。


それでは

みなさんも良い一日をお過ごしください🍀🍀🍀


追伸

冒頭にお伝えした肺がんの友人は

毎朝、朝陽を眺めながら

自分の身体にありがとう、と感謝をし続けたそうです。

で、

癌のある肺に手をあてた時に、

ありがとう、じゃないな、

癌は、僕の体の中で生まれたこのだから

僕自身なんだよね。

だから

愛してるよ、と声をかけたそうです。

彼の場合は、

その思いが身体に共振、共鳴を起こして

奇跡的に癌が癒えて

余命を越えても生き続けているのかな?と思いました🍀🍀🍀

以上オマケ❣️