第7章4部

 

Promise :環34才、遼27才

 

 

 

<遼サイド>

強くならないと・・・。

そう思いながら、ベッドに転んでいると・・・なんだか目がさえてきて、いろいろなことが頭をよぎった。


 

明日パリに旅立つというのに、その事でなく、もっとその先のことや自分が背おうべき責任について考える。

 

僕には守らねばならないものがある。

 

今は、葵のことが気にかかるけれど・・・それでも、葵にはいつか彼女を守るであろう男が現れる。

 

僕は、母さんを守っていかなければならない。

 

僕を育ててくれたかけがえのない人。父さん亡き今、父さんの分まで、母さんを大切にしたい。

 

そして・・・環。

 

公ではないにしても、僕の隣で僕の妻になってくれることを誓ってくれた彼女を必ず守る。

 

この3年間をやりぬいて・・・彼女を守れる男になる。

 

そのためにパリに行くと考えるなら・・・何も憂うことはないのではないか。

 

これは、神様のくれたチャンスなのだ。

 

環を・・・永遠に僕のものにするチャンス。

 

やりきらねば・・・僕の願いは叶わない。

 

僕は、必ずこの3年間で成長して見せる。母さんのために・・・そして、環のために。

 

約束するよ、環。

 

必ず、あなたに見合う男になって帰ってくるから。

 

 

 

 

 

<つぶやき>

 

 これにて、第7章4部が終了です。

 

短くて、ごめんなさい。

 

そして、5日間お休みいただきました。ありがとうございます。

 

週末に東方神起のライブが京セラでありまして、めちゃめちゃ楽しんできました!

 

元気チャ――――ジ完了しましたので、当分、がんばれそうです。

 

皆様も忙しい年末を安全に健康で乗り切れますように祈ってます。

 

白おおかみ