こんにちは。ウィリアム ビリー テンプソンです。


夜更かししても時間的には眠りが少なくなり、早寝すると寝過ぎます。日照時間のせいなのか何なのか、早起きは三文の徳とは言えど損した気分になります。


さて、今回は前に「今年買った靴集」という記事の追記に「18足から20足になった」的な事を書きました。

一足は前のホールカット、そしてもう一足はこちらの、、
ウィングチップです!!
汚ならしいですよね。メーカーはどこだと思います?

ちょっとだけチャーチっぽい雰囲気がありますが、全くの別物です。
Bowrings Arundelという、ロンドン サヴィルロウのメーカーだそうです。

MADE IN ENGLAND
BOWRINGS ARUNDEL & CO.
31, SAVILE ROW
LONDON W.I.

聞いたことありませんね。なにやら1980年代にサヴィルロウのボウリング アランデルという所で680ドルで買ったそうです。なぜドル換算でポンドではないのか分かりませんが、当時のレートを見てみると恐らく680ドル=170000円。。
水洗いも怖くてヒヤヒヤしましたよ。35年前後前に17万円もしたという超高級ヴィンテージシューズですからね。。

ヴィンテージ業界では当たり前のグリセリン保湿というのもやってみました。
とはいえ本来のティッシュに浸して靴をパックするというやり方ではなく、ただ塗っただけです。濡れている時に塗るのが良いと思います。グリセリンは濃すぎると水分を奪ってしまうのでね。

しっかりとライニングにも塗ります。ヴィンテージシューズを洗うと、ライニングがカッピカピになって割けてしまう事があります。

個人的にこのボルドーだかバーガンディーみたいな色は嫌いではないのですが、このクラシカルなタイプのフルブローグの黒が欲しかったので黒く塗ってしまいます。
黒く塗れました。


デリケートクリームとクレムをたっぷり、そして磨きは履き下ろしていないのでそこそこにし、完成です。
穴飾りの中など、若干前の色が残ってしまっていますが、またすぐ磨き直すでしょうから後回しにします。。
それにしても良い革です。
多分ジョンロブなんかより断然良いです。


それでは!