というわけで、米ナスについて前の記事で書きましたが、
美味しく料理するポイントを踏まえつつ、レシピをご紹介したいと思います。

一つ目は、「レンジで蒸す」調理でおいしく作れる米ナスの冷たいおつまみ。
蒸しナスにいりこ出汁と梅で作ったプルプルのジュレをかけて食べる前菜。

レンジで蒸すことで食材の芯から火が通り、簡単にトロッとした食感を楽しめます。



とろとろ蒸し米ナス いりこ出汁と梅のジュレ




【材料 2人分】
米ナス         1個
オクラ         2〜3本
きゅうり        1/4本
みょうが        1個
サラダ油        少々

[いりこ出汁と梅のジュレ]
いりこだし  400cc
白醤油    大さじ2(なければ薄口醤油で)
みりん    大さじ2
梅干し    正味10g
(塩分13%のものならこれくらい。塩分によって量は調整)
粉ゼラチン  10g



【作り方】

① ジュレを作る。いりこだしを鍋に入れて火にかける。白醤油、みりん、種を取って叩いた梅干しも加え、煮立ったら、粉ゼラチン10gを入れて火を止める。よく混ぜてゼラチンを溶かし、バットなどに入れて冷蔵庫で約2時間冷やし固める(約2人分強できる)。しっかりと固まったら、フォークで崩す。

② 米ナスはヘタを取り、ピーラーでシマシマに皮をむいて、水にさらし、水気を拭く。表面にサラダ油を塗り(←色止めの効果)、ラップに包んで、600wで7分加熱する。

③ 柔らかくなったら氷水に入れて冷やし、手で握って水気を優しく絞る。2〜3cm角に切る。

④ きゅうりは5mm角に、みょうがは縦半分に切り薄切りに、オクラは1分半茹でて薄い小口切りにする。

⑤ 器にナスを盛り、周りにジュレをかけ、オクラときゅうりを散らす。


✴そうめんの上に乗せても美味しい







レンジで加熱することで芯から加熱されるので、中から外までしっかりと火が通り、とろっとろの食感に。
大きめに切ることで、噛んだ時のジュワッとナスの味わいが広がる感覚も楽しめます。


そして、サラサラのタレではなく、あんかけでもなく、「ジュレ」にすることでプルっとした食感になって、トロッとしたナスとのコントラストも楽しめる。
それに、ジュレにすると口の中で停滞して冷たさをより感じることができるので、より爽やかさも感じられます。





ジュレに梅を使ったのは、ナスの甘さを強調するため。
スイカに塩、ではないですが、梅の酸味を足すことでナスの甘味をより強く感じることができます。




そうそう、この料理、冷たいそうめんの上にのせても美味しいんです。



ツルッとした喉ごしのそうめんにとろっとしたナスはものすごくよく合う♪





さてさて、この料理に合わせたいワインは、辛口のスパークリングか白ワイン。

ジュレの冷たさが心地よい料理なので、「温度合わせ」で、冷たく冷やしたワインがオススメ。
梅の酸味が料理のアクセントになっているので、「酸味」合わせで酸味もしっかりめのものを選ぶと相性バッチリです。





イチオシはこれ。
チリの辛口のリースリング。

クロ・デ・フ プール・マ・ギュール リースリング
きりっとした酸味が、梅の酸味とすごくよく合うし、全体的にさっぱりした味わいなので、料理全体のボリューム感ともバッチリ。






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米ナスが美味しい夏、ぜひお試しください!










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