おはようございます。

きのうは午後の長すぎる昼寝(片付けからの防衛機制)がモノを言って、

眠くなったのが23時をまわってました。ということはそこから歯を磨いたり、

食洗機と洗濯機のスイッチを押すとか、いろいろやってから就寝というわけですよ。

 

だもんで、4時半には空腹で目が覚めちゃいました。

遅い時間の夕食だったので、軽くしておこうと思ったのが災いしたのか、

寝る前になって栗入りどら焼きを食べて、それでもまだまだ物足りない。

 

食べてすぐ寝ると胃腸に悪いらしいですが、私はほどよい満腹感とともに眠るのがすきです。

だいたい、朝昼夜とも食べれば眠くなる体質だ。

まあ、年齢を考えてできるだけお昼ごはんの後の昼寝に限る、と思ってはいますけど。

 

寝る前にやった鶏ガラスープ製造。息子と業務スーパーに買い物に行ったら

なかなかいい肉付きの鶏ガラがあったですよ。60円と値段も手ごろ。

息子は仕事柄鶏肉が国産か、自社製品か、外国産かに鋭いですが、

 

 

ええやん~国産や県産に越したことはないけど、ブラジル産2㎏入り冷凍鶏モモ肉で

唐揚げパーチーしたいでしょあんたも、という一言で黙らせます。

 

私は昭和中期にあまりリッチじゃないおうちで育ったし、

流通も冷凍技術もいまとは全然違っていたため、

 

傷みやすいとされている鶏肉は時々食べられなかったし、

豚肉だけが心の友。特に豚挽き肉が好きで安部譲二さんがエッセイで

 

肉の一番旨いのは豚挽、と断言していたのには大いに賛同しました。

安部譲二さんはいいところのお坊ちゃんでパーサーや極道稼業を通じて、

おそらく並々ならぬ食の研鑽も積んだと思われます。

 

その安部譲二が言ってるんだもん。と虎の威を借る狐なり。

 

そんな私ですが、鶏ガラスープだけは鶏ガラでとるし、

すごく美味しいと思う。

 

うちのお雑煮は鶏ガラスープベースで、ダイコン、ニンジンの千切りを死ぬほど大量に

刻み、鶏もも肉とイクラとセリをトッピングするというもので、

 

もちろん餅は切り餅をそのまま入れる。

焼き餅を入れるお雑煮は食べたことがない。一個くらいやってみるか、

と思わないでもないけど、長年の習慣とは恐ろしいもので、

 

せっかく清らかに真っ白なお餅なのに、という気持ちがあって、

いまだにやったことがない。たぶん、お雑煮に焼きもちを入れることは一生ないだろう。

 

 

暮らしの手帖社の『おそうざい十二ヵ月』のニラ雑炊、

鶏ガラだしは濃い目にとっておきます、とありまして。

黄金色のいいスープがとれました。

 

ごはんはレンチンして、塩、醤油、酒、かつおだしの素少々で味を調えたスープに入れて
ほどよきところで(私はグツグツ煮た雑炊が大嫌い)ニラ投入。
 

ニラに火が通ったら、

 

溶き卵2個分も投入!

 

お茶碗で3杯ありまして、朝はかるく食べるのが好きな私には十分だったはずですが、

腑に落ちないものがあり、

 

ふと思いついてタクワンを出してきてポリポリ食べたら落ち着きました。

 

食感に変化がないと落ち着かないみたいです。というより、

歯ごたえのないものばっかりだと食べた気がしないんだと思う。

 

さて、肉付きのいい鶏ガラだったので、このまま捨てるのは忍びない。

 

 

J-POP2,3曲を聴く間にむしりました。

案外時間がかからないもんだなー。

計ってないけど150gくらいかな。

 

 
ハタチくらいの就職したては洗濯機を買ったら食費が厳しくなって、
鶏ガラでスープを取ったあとの鶏ガラをテレビを見ながら、
1個まるごと食べたことがあります。醤油をちょっとかけながらね。
 
椎名誠さんの小説だったかエッセイで、友達のひとりが鶏ガラをおなじように
丸ごと1羽分食べてしまった、と書いているのをのちに読み、
 
どってことない!
 
と謎の対抗意識を燃やしたものです。
当時は鶏ガラも安くて、2,3羽分を寸胴鍋(なぜそんなものを持っているのか。
父が買ってくれたからです。洗濯機も買ってくれよ…)に入れてスープを取っていたわけですから、
 
ヘン、たった1羽なんて!
 
と上から目線とはこういうことを言うのでしょうか。
当時は歯も胃もすごく頑丈だったんだなあ…。
 
ニラ雑炊はすごく美味しかったので、おススメです。
 
ではでは♪